小津産業が反発、第３四半期の７２．３％営業増益を評価

　小津産業<7487.T>が反発。同社は９日大引け後に第３四半期（１３年６月～１４年２月）累計業績を発表。連結売上高２９５億１５００万円（前年同期比１１．１％増）、営業利益４億７１００万円（同７２．３％増）と大幅な増収増益となったことが好感されている。不織布事業ではスマートフォンやタブレット用途のデバイス関連産業向けが好調に推移。家庭紙・日用雑貨事業では、より細やかな収益管理を行い、迅速かつ柔軟な経営判断を可能とするため、第１四半期から「得意先別採算管理システム」を導入しており、この効果が表面化している。今１４年５月期通期は売上高３９０億円（前期比１０．４％増）、営業利益３億５０００万円（同２９．７％増）の従来予想から変更はないが、営業利益で第３四半期で通期予想を上回っていることから上方修正期待が高まりそうだ。

小津産業の株価は９時４９分現在１５２０円（△２７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）