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第一興商のニュース
大引け~みずほ証券が格上の日立製作所、TDK、三菱電機、富士通が強い
配信元:メルトレ
投稿:2009/10/07 16:10
大引けの日経平均は107.8円高の9799.6円、TOPIXは14.06ポイント高の885.69ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1253、値下り銘柄数は363。出来高は23億3906万株、売買代金は1兆5476億円。
昨日の米国では、金や原油先物価格が上昇したため、アルコアやニューモントマイニング、エクソンモービルなど素材、資源・エネルギー関連株が上昇。NYダウ・NASDAQとも大幅上昇となったため、日本株も大幅続伸。金融株や不動産株などが買い戻され、市況上昇を手掛かりにした商社・資源株などが相場を牽引しました。
業種別株価指数は、全33業種中25業種が上昇。個別では、野村證券による格上げが材料視された中央三井トラストが暴騰し、みずほ証券が格上げした日立製作所、TDK、三菱電機、富士通が上昇。金価格が最高値を更新したことから、住友金属鉱山、DOWAホールディングス、松田産業が大幅高となり、リチウム電池用に燃えにくい電解液などを販売と報じられた昭和電工、環境配慮の薄鋼板開発と報じられた新日鉄、リチウムイオン電池の電極に使う低コスト材料開発と伝わった東ソーが上昇。日経平均プラス寄与度上位にはTDK、ファーストリテイリング、ダイキン、三菱商事、日立建機、住友金属鉱山、住友不動産、ソニーなどが登場しました。
半面、大和証券SMBCの格下げからオークワが売られ、JUKI、スギHD、マックスバリュ東海が業績下方修正を発表したことで下落。JR東日本、京成電鉄など鉄道セクター、中外製薬やエーザイといった医薬品セクター、JTやアサヒビールなど食品株、東京電力や大阪ガスといった公共株を含めてディフェンシブセクターの一角が軟調。日経平均マイナス寄与度上位には、トレンドマイクロ、京セラ、セコム、エーザイ、ソフトバンク、JT、武田薬品などが登場しています。
新興市場は、日経ジャスダック平均、ヘラクレス指数、マザーズ指数が揃って上昇。野村證券が目標株価を引き上げたミクシィ<2121.T>が高く、業績上振れ観測報道が流れた第一興商<7458.T>が上昇。低価格の高音質アンプを開発したオンキョー、9月売上高が前年比56%増のスタートトゥデイ<3092.T>、「ServersMan@Windows Mobile 2.1β」の無料公開が材料視されたフリービット<3843.T>、「RK-023」の前期第2相臨床試験を開始と伝わったアールテックウエノ<4573.J>などが買われました。
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