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北國フィナンシャルホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 32517.26
高値 32722.22(14:46)
安値 32388.28(09:24)
大引け 32678.62(前日比 +276.21 、 +0.85% )
売買高 12億6935万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆1720億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反発、前週の下げの反動でリバウンド
2.米国株は軟調も金利低下でハイテク株が相対的に強さ発揮
3.前週末の日銀決定会合は金融緩和策維持、安心感が広がる
4.為替市場で円安に振れたことも、輸出株中心に株高後押し
5.半導体関連が買われ、値上がり銘柄数は全体の75%占める
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比106ドル安と4日続落した。米金融引き締め長期化を警戒する売りが継続したほか、全米自動車労組(UAW)によるストライキの影響も相場の重荷となった。
週明けの東京市場では終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は5日ぶりに反発。一時上げ幅は300円を超える場面もあった。
25日の東京市場は、半導体など主力セクターをはじめ広範囲に買い戻される展開。前週末の米国株市場ではFRB高官のタカ派的発言を受け金融引き締めが長期化することへの警戒感が売りを誘発したが、米金利低下を背景にハイテク株には強い動きが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も高く、東京市場でもこの流れを引き継ぎ、同関連株中心に買いが入り全体相場を牽引した。前週末の日銀金融政策決定会合の結果が現状維持だったことや、植田日銀総裁の記者会見もマイナス金利解除など早期の政策修正に慎重な姿勢を示したことで、マーケット全般に安心感が広がった。外国為替市場で円安に振れたことも好感された。プライム市場の値上がり銘柄数は1370あまりで全体の約75%を占めている。業種別では33業種中25業種が高く、なかで医薬品の上げが目立った。
個別では、2000億円超の売買代金で群を抜いたレーザーテック<6920>が大幅続伸、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が軒並み高。ソフトバンクグループ<9984>が上昇、第一三共<4568>は大幅高に買われた。ダブルスタンダード<3925>が急騰し値上がり率トップ、ピアラ<7044>、ソルクシーズ<4284>なども値を飛ばしている。エンプラス<6961>も物色人気を集めた。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが下落し、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>なども軟調。三菱重工業<7011>も売りに押された。オリエンタルランド<4661>も冴えない。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>がストップ安となり、ダイレクトマーケティングミックス<7354>も急落。三菱製紙<3864>も大きく利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、第一三共 <4568>、アステラス <4503>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約182円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はトヨタ <7203>、日立建機 <6305>、コマツ <6301>、信越化 <4063>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約16円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)小売業、(3)食料品、(4)情報・通信業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)証券商品先物、(4)保険業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△久世 <2708> [東証S]
東証が信用取引に関する臨時措置を解除。
△GAテクノ <3491> [東証G]
SBI証券が目標株価を2400円に引き上げ。
△Aバランス <3856> [東証S]
26年6月期営業益308億円目標の中計発表。
△ダブスタ <3925> [東証P]
自社株買いやSBI系との提携深化を好感。
△バンクオブイ <4393> [東証G]
「メメントモリ」効果で23年9月期は最終黒字転換の見通し。
△第一三共 <4568> [東証P]
転移性乳がん対象新薬の第3相試験結果を好感。
△メドレックス <4586> [東証G]
中枢神経領域の新薬候補で米創薬ベンチャーと提携契約締結。
△カワタ <6292> [東証S]
政策支援追い風にEV電池向け関連機器で活躍期待膨らむ。
△ズーム <6694> [東証S]
創業40周年記念株主優待を実施へ。
△平和堂 <8276> [東証P]
24年2月期業績予想を一転増益へ上方修正。
▼Dmミックス <7354> [東証P]
23年12月業績予想の取り下げで見切り売り。
▼IRジャパン <6035> [東証P]
中間配30円減配見通しを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ダブスタ <3925>、(2)ピアラ <7044>、(3)ソルクシーズ <4284>、(4)第一三共 <4568>、(5)エンプラス <6961>、(6)平和堂 <8276>、(7)オロ <3983>、(8)セントケア <2374>、(9)カプコン <9697>、(10)シュッピン <3179>。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)Dmミックス <7354>、(3)三菱紙 <3864>、(4)河西工 <7256>、(5)東邦システム <4333>、(6)岩井コスモ <8707>、(7)ドリームI <4310>、(8)北国FHD <7381>、(9)明和地所 <8869>、(10)ソーダニッカ <8158>。
【大引け】
日経平均は前日比276.21円(0.85%)高の3万2678.62円。TOPIXは前日比9.23(0.39%)高の2385.50。出来高は概算で12億6935万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1374、値下がり銘柄数は412となった。東証マザーズ指数は731.82ポイント(5.21ポイント高)。
[2023年9月25日]
株探ニュース
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