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15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発
■パーク24、3Q営業損益 黒字転換、通期上方修正
■前場の注目材料:エーザイ、筑波に双腕型細胞培養ロボ導入、自動化システム構築
■方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発
15日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれよう。14日の米国市場はNYダウが30ドル高だった。昨日の大幅下落の反動を狙った買いが先行した。また、8月生産者物価指数(PPI)で若干改善が見られたため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念がやや緩和したことも材料視された。FRBの大幅利上げ計画は変わらずとの見方から長期金利が続伸すると売りに転じる場面も見られたが、その後は長期金利の落ち着きからハイテク株が下支えする格好からプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の27720円。円相場は1ドル143円00銭で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうだ。昨日の800円近い下落に対する自律反発が意識されるところではある。ただし、日経225先物のナイトセッションでの反発力は鈍く、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。日経平均については28000円辺りが心理的な抵抗線として意識されやすいところであろう。
とはいえ、昨日の下落はインデックスに絡んだ動きによる影響が大きく、指数インパクトの大きい値がさ株などが指数を下押した格好である。CPIショックとはなったものの、ポジションが大きく買いに傾いていたわけではないほか、中小型株などインデックスの影響が限られている銘柄などはプラス圏で推移する銘柄も見られ、売り一巡後は下げ幅を縮める動きもあり、センチメントは日経平均の下落ほど悪化していないと見られる。
そのため、本日も全体の方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発であろう。強いトレンドを継続するなか、CPIショックの影響を受けた銘柄などへは仕切り直しの動きは期待されそうだ。また、インバウンド関連のほか、今日から開催される東京ゲームショウを手がかりとした物色のほか、北米自動車ショーが開幕しており、EV関連などへの物色も意識されよう。
■パーク24、3Q営業損益 黒字転換、通期上方修正
パーク24<4666>が発表した2022年10月期3Q業績は、売上高が前年同期比14.7%増の2110.30億円、営業損益は119.63億円の黒字(前年同期は99.18億円の赤字)だった。あわせて通期業績予想の修正を発表。営業利益は135億円から180億円に上方修正した。4Qにおいては、7月上旬に再拡大した感染症の影響が期末まで継続すると想定しているが、継続してコスト抑制に取組むことから、予想を大きく上回る見通しとなった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(31135.09、+30.12)
・ナスダック総合指数は上昇(11719.68、+86.10)
・シカゴ日経先物は上昇(27720、大阪比+70)
・SOX指数は上昇(2591.51、+29.24)
・米原油先物は上昇(88.48、+1.17)
・VIX指数は低下(26.16、-1.11)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・エーザイ<4523>筑波に双腕型細胞培養ロボ導入、自動化システム構築
・武田薬<4502>血漿分画製剤を増産、ベルギー工場に430億円投資
・富士通<6702>大容量光伝送技術を開発、1波で毎秒1.2テラビット実現
・ニコン<7731>米2社に出資、積層造形など材料加工分野を強化
・NOK<7240>アルミ抗腐食シール開発、グリース塗布不要、工数削減に貢献
・椿本チエイン<6371>電動シリンダーにジッパー機構、長寿命で省エネ、来年度製品
・ACSL<6232>米でドローン受注攻勢、情報面の安全性強み、現地2展示会で手応え
・AGC<5201>トヨタなど5G活用の映像伝送実験成功、車・人の位置を仮想マップ表示
・東レ<3402>膵臓がん試薬を承認申請、血液中の特定物質の濃度測定
・アース製薬<4985>中計のコミックス化で理解促進、社内浸透で行動イメージ・実行
・旭化成<3407>産廃リサイクルで小僧comなどと連携、資源循環情報基盤構築へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月貿易収支(予想:-2兆3857億円、7月:-1兆4368億円)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP速報値(前年比予想:0.0%、1-3月期:+1.2%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:3.4%、7月:3.4%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+3.50万人、7月:-4.09万人) <ST>
■株式見通し:方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発
■パーク24、3Q営業損益 黒字転換、通期上方修正
■前場の注目材料:エーザイ、筑波に双腕型細胞培養ロボ導入、自動化システム構築
■方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発
15日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれよう。14日の米国市場はNYダウが30ドル高だった。昨日の大幅下落の反動を狙った買いが先行した。また、8月生産者物価指数(PPI)で若干改善が見られたため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念がやや緩和したことも材料視された。FRBの大幅利上げ計画は変わらずとの見方から長期金利が続伸すると売りに転じる場面も見られたが、その後は長期金利の落ち着きからハイテク株が下支えする格好からプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の27720円。円相場は1ドル143円00銭で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうだ。昨日の800円近い下落に対する自律反発が意識されるところではある。ただし、日経225先物のナイトセッションでの反発力は鈍く、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。日経平均については28000円辺りが心理的な抵抗線として意識されやすいところであろう。
とはいえ、昨日の下落はインデックスに絡んだ動きによる影響が大きく、指数インパクトの大きい値がさ株などが指数を下押した格好である。CPIショックとはなったものの、ポジションが大きく買いに傾いていたわけではないほか、中小型株などインデックスの影響が限られている銘柄などはプラス圏で推移する銘柄も見られ、売り一巡後は下げ幅を縮める動きもあり、センチメントは日経平均の下落ほど悪化していないと見られる。
そのため、本日も全体の方向感はつかみづらいものの、個人主体による個別株物色は活発であろう。強いトレンドを継続するなか、CPIショックの影響を受けた銘柄などへは仕切り直しの動きは期待されそうだ。また、インバウンド関連のほか、今日から開催される東京ゲームショウを手がかりとした物色のほか、北米自動車ショーが開幕しており、EV関連などへの物色も意識されよう。
■パーク24、3Q営業損益 黒字転換、通期上方修正
パーク24<4666>が発表した2022年10月期3Q業績は、売上高が前年同期比14.7%増の2110.30億円、営業損益は119.63億円の黒字(前年同期は99.18億円の赤字)だった。あわせて通期業績予想の修正を発表。営業利益は135億円から180億円に上方修正した。4Qにおいては、7月上旬に再拡大した感染症の影響が期末まで継続すると想定しているが、継続してコスト抑制に取組むことから、予想を大きく上回る見通しとなった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(31135.09、+30.12)
・ナスダック総合指数は上昇(11719.68、+86.10)
・シカゴ日経先物は上昇(27720、大阪比+70)
・SOX指数は上昇(2591.51、+29.24)
・米原油先物は上昇(88.48、+1.17)
・VIX指数は低下(26.16、-1.11)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・エーザイ<4523>筑波に双腕型細胞培養ロボ導入、自動化システム構築
・武田薬<4502>血漿分画製剤を増産、ベルギー工場に430億円投資
・富士通<6702>大容量光伝送技術を開発、1波で毎秒1.2テラビット実現
・ニコン<7731>米2社に出資、積層造形など材料加工分野を強化
・NOK<7240>アルミ抗腐食シール開発、グリース塗布不要、工数削減に貢献
・椿本チエイン<6371>電動シリンダーにジッパー機構、長寿命で省エネ、来年度製品
・ACSL<6232>米でドローン受注攻勢、情報面の安全性強み、現地2展示会で手応え
・AGC<5201>トヨタなど5G活用の映像伝送実験成功、車・人の位置を仮想マップ表示
・東レ<3402>膵臓がん試薬を承認申請、血液中の特定物質の濃度測定
・アース製薬<4985>中計のコミックス化で理解促進、社内浸透で行動イメージ・実行
・旭化成<3407>産廃リサイクルで小僧comなどと連携、資源循環情報基盤構築へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月貿易収支(予想:-2兆3857億円、7月:-1兆4368億円)
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP速報値(前年比予想:0.0%、1-3月期:+1.2%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:3.4%、7月:3.4%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+3.50万人、7月:-4.09万人) <ST>
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