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新明和工業のニュース
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識
■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:トヨタ、新型エンジン、レクサスSUVに搭載
■CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識
11日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。10日の米国市場はNYダウが小幅に上昇。5月CPIは市場予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどではないと受け止められ、買いの安心感が広がった。週次新規失業保険申請件数も市場予想は上回ったものの、前週より減少し、労働市場の回復が続いていることが確認された。足元で売られていた景気敏感株が買い戻され、長期金利の低下はハイテク株など、PERの高い銘柄への買いを誘った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の28940円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。
CPIを消化したことからアク抜けが期待される。SQは波乱なく通過すると見られ、需給面でも軽くなることから改めて日経平均は29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識させてきそうだ。上値抵抗線として意識されている75日線は29147円に位置しており、SQに絡んだ商いから一気にクリアしたいところ。米国市場ではNYダウは引けにかけて軟化したことから小幅な上昇にとどまっているものの、ナスダックは堅調。CPI発表後に長期金利は上昇したものの、その後は低下したことからハイテク株への物色が見られている。
また、TSMCは日本で初となる半導体工場を熊本県に建設する検討に入ったと報じられているほか、米半導体のSiFiveに米インテルが買収を打診しているとの観測報道も伝えられており、足元で利益確定の売りに押されていたハイテク株への物色に向かわせやすいところである。指数インパクトの大きい値がさ株ハイテク株などへの物色が見られるようだと、日経平均の押し上げ役になりそうだ。
一方で、SQ値が心理的な抵抗となる可能性はある。そうなると週末要因もあって次第に様子見姿勢が強まる可能性も警戒されるため、物色対象についても個人主体による中小型株へ向かわせやすい。また、新型コロナワクチン接種が加速しており、アフターコロナに関連した銘柄への循環物色も見られよう。
■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る
積水ハウス<1928>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比1.8%増の6085.90憶円、営業利益は同7.5%増の546.84億円だった。営業利益はコンセンサス(470億円程度)を上回る。新型コロナの影響で落ち込んだ戸建て住宅や賃貸住宅、リフォームなどの受注回復が続いている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28958.56、+97.76)
・NYダウは上昇(34466.24、+19.10)
・ナスダック総合指数は上昇(14020.33、+108.58)
・シカゴ日経225先物は上昇(28940、大阪比+20)
・SOX指数は上昇(3196.21、+37.73)
・VIX指数は低下(16.10、-1.79)
・米原油先物は上昇(70.29、+0.33)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>新型エンジン、レクサスSUVに搭載
・ファナック<6954>ファナックなど出資のDUCNET、独の製造業DX支援
・東芝<6502>総会「公正といえず」、一部株主へ不当な影響、弁護士調査報告書
・井関農機<6310>井関農機・有機米デザイン、稲作用抑草ロボ開発、普及発展で提携
・東ラヂエタ<7235>工場スマート化に2億円、生産効率底上げ
・トヨタ<7203>「ランクル」、14年ぶり刷新、新車台で軽量化
・豊田織<6201>電動コンプレッサー販売、今年度1.7倍
・新明和工業<7224>東南ア市場開拓、タイ公的機関から駐車設備受注
・ダイキン<6367>鹿島製作所の生産性5割増、工場内情報を統合管理
・NEC<6701>英ヘルスケアソフト買収、病院紹介状デジタル化
・KDDI<9433>水中点検ドローン商用化、ダム・港湾・漁場監視
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(予想:-5.5、1-3月期:-4.5)
<海外>
・G7サミット(英コーンウォール、13日まで) <ST>
■株式見通し:CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識
■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:トヨタ、新型エンジン、レクサスSUVに搭載
■CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識
11日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。10日の米国市場はNYダウが小幅に上昇。5月CPIは市場予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどではないと受け止められ、買いの安心感が広がった。週次新規失業保険申請件数も市場予想は上回ったものの、前週より減少し、労働市場の回復が続いていることが確認された。足元で売られていた景気敏感株が買い戻され、長期金利の低下はハイテク株など、PERの高い銘柄への買いを誘った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の28940円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。
CPIを消化したことからアク抜けが期待される。SQは波乱なく通過すると見られ、需給面でも軽くなることから改めて日経平均は29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識させてきそうだ。上値抵抗線として意識されている75日線は29147円に位置しており、SQに絡んだ商いから一気にクリアしたいところ。米国市場ではNYダウは引けにかけて軟化したことから小幅な上昇にとどまっているものの、ナスダックは堅調。CPI発表後に長期金利は上昇したものの、その後は低下したことからハイテク株への物色が見られている。
また、TSMCは日本で初となる半導体工場を熊本県に建設する検討に入ったと報じられているほか、米半導体のSiFiveに米インテルが買収を打診しているとの観測報道も伝えられており、足元で利益確定の売りに押されていたハイテク株への物色に向かわせやすいところである。指数インパクトの大きい値がさ株ハイテク株などへの物色が見られるようだと、日経平均の押し上げ役になりそうだ。
一方で、SQ値が心理的な抵抗となる可能性はある。そうなると週末要因もあって次第に様子見姿勢が強まる可能性も警戒されるため、物色対象についても個人主体による中小型株へ向かわせやすい。また、新型コロナワクチン接種が加速しており、アフターコロナに関連した銘柄への循環物色も見られよう。
■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る
積水ハウス<1928>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比1.8%増の6085.90憶円、営業利益は同7.5%増の546.84億円だった。営業利益はコンセンサス(470億円程度)を上回る。新型コロナの影響で落ち込んだ戸建て住宅や賃貸住宅、リフォームなどの受注回復が続いている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28958.56、+97.76)
・NYダウは上昇(34466.24、+19.10)
・ナスダック総合指数は上昇(14020.33、+108.58)
・シカゴ日経225先物は上昇(28940、大阪比+20)
・SOX指数は上昇(3196.21、+37.73)
・VIX指数は低下(16.10、-1.79)
・米原油先物は上昇(70.29、+0.33)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>新型エンジン、レクサスSUVに搭載
・ファナック<6954>ファナックなど出資のDUCNET、独の製造業DX支援
・東芝<6502>総会「公正といえず」、一部株主へ不当な影響、弁護士調査報告書
・井関農機<6310>井関農機・有機米デザイン、稲作用抑草ロボ開発、普及発展で提携
・東ラヂエタ<7235>工場スマート化に2億円、生産効率底上げ
・トヨタ<7203>「ランクル」、14年ぶり刷新、新車台で軽量化
・豊田織<6201>電動コンプレッサー販売、今年度1.7倍
・新明和工業<7224>東南ア市場開拓、タイ公的機関から駐車設備受注
・ダイキン<6367>鹿島製作所の生産性5割増、工場内情報を統合管理
・NEC<6701>英ヘルスケアソフト買収、病院紹介状デジタル化
・KDDI<9433>水中点検ドローン商用化、ダム・港湾・漁場監視
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(予想:-5.5、1-3月期:-4.5)
<海外>
・G7サミット(英コーンウォール、13日まで) <ST>
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