決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … 東京海上、ＭＳ＆ＡＤ、ＳＯＭＰＯ (5月20日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月19日から20日の決算発表を経て23日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　東京海上 <8766>
　22年3月期の連結経常利益は前の期比2.1倍の5674億円に急拡大し、23年3月期も前期比5.7％増の6000億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.6　城南進研 <4720>
　22年3月期の連結最終損益は6.3億円の赤字(前の期は10.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、23年3月期は1.7億円の黒字に浮上する見通しとなった。

★No.7　双葉電 <6986>
　22年3月期の連結経常損益は6.5億円の赤字(前の期は25.1億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の14億円の赤字を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8630> ＳＯＭＰＯ 　　東Ｐ　　 +8.65 　　5/20　本決算　　　-25.52
<8766> 東京海上 　　　東Ｐ　　 +8.44 　　5/20　本決算　　　　5.74
<8725> ＭＳ＆ＡＤ 　　東Ｐ　　 +5.98 　　5/20　本決算　　　-10.37
<2329> 東北新社 　　　東Ｓ　　 +3.62 　　5/20　本決算　　　-16.72
<7214> ＧＭＢ 　　　　東Ｓ　　 +2.83 　　5/20　本決算　　　-53.94

<4720> 城南進研 　　　東Ｓ　　 +1.00 　　5/20　本決算　　　268.57
<6986> 双葉電 　　　　東Ｐ　　 +0.58 　　5/20　本決算　　　　黒転
<8421> 信金中央 　　　　東　　 +0.12 　　5/20　本決算　　　　1.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした23日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース