383円
レシップホールディングスのニュース
■メディアL <6659> 68円 (+30円、+79.0%) ストップ高
メディアリンクス <6659> [東証S]がストップ高。21日の寄り前、新製品のIPゲートウェイ「Xscend」がKDDI <9433> [東証P]の映像伝送IPネットワークに採用されたと発表しており、これを好感した買いが流入した。KDDIは映像伝送サービスネットワークにおいて、従来のWDM伝送方式に加えて、IP方式による伝送も計画しており、この移行にあたり最新の映像圧縮方式や各種IPフォーマットにも柔軟に対応可能であるXscendが採用されることになったという。また、同ネットワークに対してメディアLは、Xscendだけではなく、アグリゲーションスイッチ「MDX48X6C」、機器管理ソフトウェア「ProMD EMS」も提供し、ネットワークシステムの構築を全面的にサポートするとしている。
■くふう <4376> 318円 (+80円、+33.6%) ストップ高
くふうカンパニー <4376> [東証G]がストップ高。20日の取引終了後、上限を300万株(発行済み株数の4.79%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は2月21日から8月14日まで。割安と考える水準で推移している株価動向と財務状況などを総合的に勘案し、将来の機動的な資本戦略に備えることが目的という。
■サマンサJP <7829> 125円 (+30円、+31.6%) ストップ高
サマンサタバサジャパンリミテッド <7829> [東証G]がストップ高。20日の取引終了後、コナカ <7494> [東証S]を親会社、サマンサJPを子会社として株式交換により経営統合することでコナカと基本合意したと発表した。株式交換比率は最終契約締結までに決定する方針。サマンサJPに対しては、理論株価を算出する株式交換比率に対する期待から買いが入ったようだ。4月中旬に最終契約を締結する予定。サマンサJPは上場廃止となる見込み。株式交換の効力発生日は7月1日を予定している。
■ハブ <3030> 874円 (+150円、+20.7%) ストップ高
ハブ <3030> [東証S]がストップ高。20日の取引終了後、今年2月末を基準日として株主優待制度を拡充すると発表。これを好感した買いが膨らんだ。現行では100株以上を保有する株主に保有株数に応じ、「ご優待カード」を1000~5000円分贈呈している。拡充後には100株以上1000株未満の保有で2000~1万円分、1000株以上で2万円分、1000株以上かつ1年以上保有で2万5000円分を贈呈する。
■BEENOS <3328> 1,651円 (+238円、+16.8%)
東証プライムの上昇率トップ。BEENOS <3328> [東証P]が3日続急騰。20日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ファンドのアセット・バリュー・インベスターズの保有割合が5.22%と新たに5%を超えたことが判明しており、需給思惑から買われたようだ。保有目的は純投資及び重要提案行為などを行うこととしており、持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為などを行う可能性があるとしている。なお、報告義務発生日は2月13日となっている。
■レシップHD <7213> 739円 (+100円、+15.7%) ストップ高
レシップホールディングス <7213> [東証S]がストップ高。同社は20日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表した。今期の最終損益の黒字幅の見通しをこれまでの11億円から20億円(前期は2億4900万円の最終赤字)に引き上げた。年間配当予想は1円増額し8円50銭(前期比3円50銭増配)に見直しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は200億円から220億円(同54.4%増)に上方修正した。新紙幣発行に伴う製品の更新や改造作業が当初の計画より前倒しで進む見込みとなったほか、産業機器事業では価格改定効果が出る。高電圧変圧器事業の譲渡に伴う特別利益も計上する。
■ブロメディア <4347> 1,265円 (+151円、+13.6%)
ブロードメディア <4347> [東証S]が4日続急騰。20日の取引終了後、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらによるブロメディア株式の保有比率が新たに5%を超えたことが判明し、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に財務省に提出された大量保有報告書によると、同ファンドと共同保有者による保有比率は5.01%となった。報告義務発生日は2月13日。保有目的には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などと記載している。
■スノーピーク <7816> 1,249円 (+111円、+9.8%)
東証プライムの上昇率2位。スノーピーク <7816> [東証P]が5日続急伸。20日取引終了後、MBOの一環として米投資ファンドのベインキャピタルが自社に対しTOBを実施すると正式発表した。買い付け価格は1株1250円で、これにサヤ寄せする格好となった。このMBOについては事前に報道が出ていたため、同社株は前日20日まで連日ストップ高に買われていた。買い付け予定数は2725万863株(下限1453万9700株、上限設定なし)で、買い付け期間は2月21日から4月12日まで。TOB成立後にスノーピークは上場廃止となる予定で、これを受け東京証券取引所は20日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
■あおぞら銀 <8304> 2,404.5円 (+189.5円、+8.6%)
東証プライムの上昇率4位。あおぞら銀行 <8304> [東証P]が3日続急伸。同行は2月1日に米国のオフィス向け融資を巡る引当金計上による今期業績予想の下方修正と無配の見通しを発表し株価は急落。16日に昨年来安値をつけていた。その後は自律反発狙いの買いで下げ渋る動きをみせていたが、20日の取引終了後に、銀行法の規程に基づく第3四半期(10-12月)末の連結自己資本比率が9.34%だったと開示した。9月末時点の9.63%から小幅な低下にとどまった。財務悪化への警戒を和らげる方向に作用し、買い戻しを誘ったようだ。
■三和油化工業 <4125> 2,550円 (+138円、+5.7%)
三和油化工業 <4125> [東証S]が7日ぶり急反発。20日の取引終了後、エア・ウォーター <4088> [東証P]子会社で半導体産業を中心に高純度化学薬品や基礎化学薬品、産業ガスなどを販売する専門商社のエア・ウォーター・マテリアルと、産業廃棄物の処理及び再資源化を行う合弁会社を設立すると発表しており好材料視された。新会社サンワマテリアルソリューションズは、三和油化工業65%、エア・ウォーター・マテリアル35%出資で設立。九州地区は 半導体関連企業の工場建設や設備投資が急速に行われており、それらの稼働に伴い多くの化学材料が使用され、また多量の産業廃棄物が発生すると予測されるため、資源のリユース・リサイクルに対するニーズを取り込むことで、海外からの輸入依存度が高い化学材料を国内で資源循環させる。なお、合弁会社の設立は6月を予定しており、24年3月期業績への影響はないとしている。
■デジプラ <3691> 630円 (+34円、+5.7%) 一時ストップ高
デジタルプラス <3691> [東証G]が5日続急伸、一時ストップ高となった。21日昼ごろ、子会社デジタルフィンテックが手掛けるギフト発行サービス「デジタルギフト」において、行政機関と連携して地域のモノ・コトのDXを支援する新サービス「地域ギフト」の提供を開始したと発表。行政機関との連携により、経済支援策や移住支援・インバウンドの助成金を「地域ギフト」で配布する。ギフトの受け手は、ふるさと納税や地域通貨または地方銀行から好きな交換先を選択して受け取ることが可能という。
■サンリオ <8136> 7,885円 (+411円、+5.5%)
東証プライムの上昇率6位。サンリオ <8136> [東証P]が3日続急伸。SBI証券が20日、サンリオの目標株価を1万440円から1万2190円に引き上げた。来期は成長投資が一巡し、 インバウンド需要とともに「ハローキティ50周年」効果により限定グッズなどの商材や関連イベントが好調に推移すると想定。同証券はサンリオの25年3月期営業利益予想を241億7200万円から357億2900万円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続している。
■みらいWKS <6563> 841円 (+33円、+4.1%)
みらいワークス <6563> [東証G]が大幅高で3日続伸。21日正午ごろ、山善 <8051> [東証P]と業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。山善が21日提供を開始したものづくり企業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」のサービスメニューの一つとして、みらいWKSの地方副業プラットフォーム「Skill Shift」を提供し、中小製造業のIT・DX化や生産性向上などのさまざまな経営課題の解決を目指すとしている。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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