三菱自動車アナリストサイドから好評価相次ぐ、一部証券紙も紹介

　21日の東京市場で、三菱自動車工業(7211)が一時、前日比35円（5.3％）高の696円まで買われ、上昇が目立っている。経営再建に向けた取り組みや、日産自動車(7201)とのシナジー効果が期待され、直近でアナリストサイドから好評価が相次いでいる。

　週末には、ゴールドマン・サックス証券が買い推奨を継続したほか、クレディスイス証券が正常化には時間を要するとしながらも目標株価を引き上げていた。このほか、中堅証券会社の丸三証券が19日付けアナリストレポートで「円安の恩恵が大きいとはいえ、相対PERは割安とは言い難い」としながらも、日産自が2016年10月に2370億円を出資して、三菱自の発行済み株式数の34％を保有する筆頭株主になったが、シナジー効果と業績を引き上げる点はポジティブと指摘。

　また、きょうは一部証券紙が１面トップ記事で紹介したことが確認されており、株価の刺激材料となっているようだ。


２０１７年の日経平均株価予想、１７０００円～２２０００円
http://merutore.com/japan-investment/fx-nikkei225prices-prediction-2017/