マザーズ先物見通し：方向感の定まらない展開

本日のマザーズ先物は、様子見ムードの強い展開が続きそうだ。前日のマザーズ市場は、週末の米中首脳会談や中東情勢の緊迫化など海外情勢の不安要素が引き続き相場の重しになり、全般は様子見姿勢の強い展開が続いた。本日も新規の物色材料に欠けるなか、同様の展開が想定され、ナイトセッション終値水準を挟んだ方向感の定まらない展開が予想される。一方で昨日、先週末にマザーズに上場したブランディングテクノロジー<7067>が公開価格の約2.8倍となる初値4825円をつけたことで、個人投資家の投資マネーは直近IPO銘柄など外部環境に左右されない銘柄や値動きの軽い低位株などに向かいやすくなる可能性があるものの、マザーズ指数への好インパクトには繋がりにくいだろう。上値メドは880.0pt、下値のメドは870.0ptとする。 ＜CS＞