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TDSE Research Memo(1):データサイエンティストやIT技術を保有するプロフェッショナル集団

配信元:フィスコ
投稿:2021/04/15 15:21
■要約

1. 会社概要
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046>は、AI技術・ノウハウをコアバリューとするデータサイエンティストや、様々な業界・業務に精通した知識及びIT技術を保有するエンジニアを始めとするプロフェッショナル集団である。データ経営を目指す企業の課題に対し、総合的なソリューションサービスを提供する「ビッグデータ・AIソリューションサービス」と、AI製品やAIモジュールを提供することで、ロイヤリティ収入を得る「AI製品等によるロイヤリティサービス」を行っている。この2つのサービスを融合させ、AI技術を核とした高付加価値ビジネスを展開している。

2. 業界トップクラスの競争優位を誇る3つのコア・コンピタンスを保持
同社が属するAI市場は、デジタル化を背景にAI技術の劇的な技術革新をもとに急激に発展してきた市場である。イノベーションが日常的に起こる新しい市場への対応には、柔軟な発想力と市場に適応できるビジネス基盤が必要である。競争が激しいビジネスにおいて、同社は市場の黎明期より、経営基盤の整備をスピード感をもって進めてきた。その結果、業界トップクラスの競争優位を誇る「人材面」「技術面」「ビジネス面」とする3つのコア・コンピタンスを保持していると言える。

3. AI製品等を活用したサービスによるストック型ビジネスを推進
既存顧客の占率は約9割、経営層やAI事業推進者とのビジョン構築も含めたデータ経営支援ビジネスの性質上、中長期の関係継続となる顧客が多い。ビジネス上流におけるデータ経営支援、分析案件が多く、フロー型ビジネスの占率が8割強となっている。また、足元では新規売上に占めるストック売上比率が高まっている。これは新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)において、DXを支援するサービスとして、「Cognigy(コグニジー)」や「Netbase」を活用したデジタルシフトの検討が企業でも活発化しており、ストック売上はSNS分析を通じてビジネス戦略を策定する企業が増えることから、「Netbase」の引合いも多い。

■Key Points
・世界で大きくシェアを占めているプラットフォーマーとのビジネス連携
・世界屈指の研究所で培った解析技術をもつデータサイエンティストが所属
・フロー型サービスとストック型サービスの好循環を生むことが成長戦略の一環
・After & Withコロナに向けた対応(対話型AIサービス)
・バイタルモニタリングサービス『ScoroboVital』の実証を開始

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)


<NB>
配信元: フィスコ
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