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IHIのニュース
30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ソニーGの底堅さを見極めたいところ
■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地
■前場の注目材料:信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野
■ソニーGの底堅さを見極めたいところ
30日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になろう。29日の米国市場ではNYダウが239ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で景気判断を引き上げたほか、第1四半期GDPが大幅な伸びを示したことを受けて買い先行の展開。冴えない雇用関連指標やバイデン大統領が就任後初めての上下両院合同会議演説で提示した大幅増税への懸念に一時下落に転じる局面もあったものの、引けにかけて切り返しをみせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の29075円。円相場は108円90銭台で推移している。
28日の米国株安を受けて225先物はナイトセッションで28920円と弱い値動きをみせていたが、ひとまず29000円処での底固めの流れにはなりそうである。しかし、大型連休に入ることから積極的なポジションを取りに行く参加者は限られよう。また、決算発表が本格化するなかで米国市場において決算反応はまちまちであり、国内においても先高期待は高まりづらいところである。そのため、連休に対する海外勢による先回り的な買いも期待しづらいところであろう。ゴールデンウイーク初日の東京都での新型コロナ新規感染者数が3カ月ぶりに1000人を上回るなど、感染拡大への警戒も根強く、ポジションを持ち越すよりは圧縮する方向に向かいやすい。
物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での循環物色となろう。28日発表の決算ではソニーG<6758>の動向に市場の関心が集まりやすいところ。PTSでは3%を超える下落とはなっているが、ポジティブとみる向きもあることから、売り先行後の底堅さを見極めたいところであり、反対の押し目買い意欲の強さが窺える状況下においては相場全体のセンチメントにも影響を与えることになりそうだ。
また、28日の決算では引け後発表は200社超あったが、そのうち50社程度が上方修正などポジティブな内容であり、全体的にコロナ禍で慎重に見ていた予想を修正している。主力大型株などでは国内外の機関投資家の売買による影響が大きく材料出尽くしになる可能性はあるものの、個人主体の中小型株については大きく反応しやすいだろう。
■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地
ソニーG<6758>が発表した2021年3月期業績は、売上高が前期比9.0%増の8兆9993.60億円、営業利益は同15.0%増の9718.65億円だった。従来計画(9400億円)およびコンセンサス(9630億円程度)を上回っての着地。22/3期は国際会計基準に変更し売上高9兆7000億円、営業利益9300億円を見込んでいる。あわせて2000億円、2500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.02%)を上限とする自社株買いを発表。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29053.97、+62.08)
・NYダウは上昇(34060.36、+239.98)
・ナスダック総合指数は上昇(14082.55、+31.52)
・シカゴ日経225先物は上昇(29075、大阪比+25)
・1ドル108円90-00銭
・SOX指数は上昇(3202.50、+24.01)
・米原油先物は上昇(65.01、+1.15)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野
・ホンダ<7267>国内3工場の稼働一時停止、半導体不足
・トヨタ<7203>北米工場に870億円投資、新型SUV2車種生産
・井関農機<6310>菊苗植え付け7割時短、スマート農業開花、秋田で実証
・IHI<7013>食品賞味期限を自動読み取り、段ボール文字認識技術
・アンリツ<6754>23年度に売上高1000億円、計測事業、5G取り込む
・日電波<6779>5Gスマホ向け超小型水晶振動子の生産能力増強
・エーザイ<4523>MSDと抗がん剤併用で適応追加申請
・第一三共<4568>高コレステロール血症治療剤で独占販売権契約
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月有効求人倍率(予想:1.09倍、2月:1.09倍)
・08:30 3月失業率(予想:2.9%、2月:2.9%)
・08:30 4月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、3月:-0.1%)
・08:50 3月鉱工業生産速報値(前月比予想:-2.0%、2月:-1.3%)
<海外>
・10:00 中・4月製造業PMI(予想:51.8、3月:51.9)
・10:00 中・4月非製造業PMI(予想:56.1、3月:56.3) <ST>
■株式見通し:ソニーGの底堅さを見極めたいところ
■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地
■前場の注目材料:信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野
■ソニーGの底堅さを見極めたいところ
30日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になろう。29日の米国市場ではNYダウが239ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で景気判断を引き上げたほか、第1四半期GDPが大幅な伸びを示したことを受けて買い先行の展開。冴えない雇用関連指標やバイデン大統領が就任後初めての上下両院合同会議演説で提示した大幅増税への懸念に一時下落に転じる局面もあったものの、引けにかけて切り返しをみせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の29075円。円相場は108円90銭台で推移している。
28日の米国株安を受けて225先物はナイトセッションで28920円と弱い値動きをみせていたが、ひとまず29000円処での底固めの流れにはなりそうである。しかし、大型連休に入ることから積極的なポジションを取りに行く参加者は限られよう。また、決算発表が本格化するなかで米国市場において決算反応はまちまちであり、国内においても先高期待は高まりづらいところである。そのため、連休に対する海外勢による先回り的な買いも期待しづらいところであろう。ゴールデンウイーク初日の東京都での新型コロナ新規感染者数が3カ月ぶりに1000人を上回るなど、感染拡大への警戒も根強く、ポジションを持ち越すよりは圧縮する方向に向かいやすい。
物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での循環物色となろう。28日発表の決算ではソニーG<6758>の動向に市場の関心が集まりやすいところ。PTSでは3%を超える下落とはなっているが、ポジティブとみる向きもあることから、売り先行後の底堅さを見極めたいところであり、反対の押し目買い意欲の強さが窺える状況下においては相場全体のセンチメントにも影響を与えることになりそうだ。
また、28日の決算では引け後発表は200社超あったが、そのうち50社程度が上方修正などポジティブな内容であり、全体的にコロナ禍で慎重に見ていた予想を修正している。主力大型株などでは国内外の機関投資家の売買による影響が大きく材料出尽くしになる可能性はあるものの、個人主体の中小型株については大きく反応しやすいだろう。
■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地
ソニーG<6758>が発表した2021年3月期業績は、売上高が前期比9.0%増の8兆9993.60億円、営業利益は同15.0%増の9718.65億円だった。従来計画(9400億円)およびコンセンサス(9630億円程度)を上回っての着地。22/3期は国際会計基準に変更し売上高9兆7000億円、営業利益9300億円を見込んでいる。あわせて2000億円、2500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.02%)を上限とする自社株買いを発表。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29053.97、+62.08)
・NYダウは上昇(34060.36、+239.98)
・ナスダック総合指数は上昇(14082.55、+31.52)
・シカゴ日経225先物は上昇(29075、大阪比+25)
・1ドル108円90-00銭
・SOX指数は上昇(3202.50、+24.01)
・米原油先物は上昇(65.01、+1.15)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野
・ホンダ<7267>国内3工場の稼働一時停止、半導体不足
・トヨタ<7203>北米工場に870億円投資、新型SUV2車種生産
・井関農機<6310>菊苗植え付け7割時短、スマート農業開花、秋田で実証
・IHI<7013>食品賞味期限を自動読み取り、段ボール文字認識技術
・アンリツ<6754>23年度に売上高1000億円、計測事業、5G取り込む
・日電波<6779>5Gスマホ向け超小型水晶振動子の生産能力増強
・エーザイ<4523>MSDと抗がん剤併用で適応追加申請
・第一三共<4568>高コレステロール血症治療剤で独占販売権契約
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月有効求人倍率(予想:1.09倍、2月:1.09倍)
・08:30 3月失業率(予想:2.9%、2月:2.9%)
・08:30 4月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、3月:-0.1%)
・08:50 3月鉱工業生産速報値(前月比予想:-2.0%、2月:-1.3%)
<海外>
・10:00 中・4月製造業PMI(予想:51.8、3月:51.9)
・10:00 中・4月非製造業PMI(予想:56.1、3月:56.3) <ST>
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