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川崎重工業のニュース
【↓】日経平均 大引け| 7日続落、米株安や円高が嫌気され今年最大の下げ幅 (7月25日)
日経平均株価
始値 38524.20
高値 38557.79(09:00)
安値 37825.58(14:56)
大引け 37869.51(前日比 -1285.34 、 -3.28% )
売買高 21億1519万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆1999億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅安で7日続落、下げ加速局面に
2.ナスダック急落と急激な円高進行でリスクオフ
3.日経平均は1300円近い暴落で3万8000円台割れ
4.先物への売りが全体の下げ助長、安値圏で着地
5.値下がり銘柄は全体の8割、売買代金は5兆円超
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比504ドル安と続落した。米IT大手などの決算が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、主力株中心にリスクオフの流れが加速、日経平均株価は今年最大の下げ幅で3万8000円台を一気に割り込んだ。
25日の東京市場は、前日の米国株市場でハイテク株への売りが噴出し、ナスダック総合株価指数が1年9ヵ月ぶりとなる下落率となったことで投資家心理が大きく弱気に傾いた。更に外国為替市場で1ドル=152円台まで急速に円高が進んだこともリスク回避ムードを助長している。225先物への大口売りも裁定解消売りを通じて全体相場を押し下げる格好となり、日経平均は引け際に1300円を超える下げをみせる場面もあった。大引けもこの日の安値圏で引けている。7日続落となったが、これは2021年9月から10月にかけて8日続落を記録して以来、約2年10ヵ月ぶり。ただ、値下がり銘柄数はプライム市場全体の80%を占めたものの、ディフェンシブストックの一角が買われ、全面安とはならなかった。また、売買代金は5兆円を上回るなど大きく膨らんだ。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたディスコ<6146>が大幅安、売買代金2位の東京エレクトロン<8035>、同3位のレーザーテック<6920>などの下げもきつい。ソフトバンクグループ<9984>も大きく下値を探る展開が続く。ルネサスエレクトロニクス<6723>は一時ストップ安をつけた。三菱重工業<7011>が売られ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも安い。ファーストリテイリング<9983>が軟調、リクルートホールディングス<6098>への売りも目立った。サンケン電気<6707>、日立製作所<6501>なども大きく水準を切り下げた。
半面、ニトリホールディングス<9843>が頑強ぶりを発揮、オリエンタルランド<4661>もしっかり。オービック<4684>が買いを集め値上がり率トップとなった。小林製薬<4967>は空売りの買い戻しで高く、山崎製パン<2212>、サッポロホールディングス<2501>、ニチレイ<2871>なども堅調。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はバンナムHD <7832>、エーザイ <4523>、ニチレイ <2871>、味の素 <2802>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約11円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約579円。
東証33業種のうち上昇は空運業、陸運業、水産・農林業の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)食料品、(3)繊維製品、(4)ゴム製品、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の大きかった5業種は(1)電気機器、(2)証券商品先物、(3)保険業、(4)機械、(5)銀行業。
■個別材料株
△シンカ <149A> [東証G]
大塚商会 <4768> と業務提携を開始。
△東北新社 <2329> [東証S]
1株600~650円の非公開化提案は「事実」。
△オープンドア <3926> [東証P]
一段の円高進行による海外旅行者の増加を期待。
△カイノス <4556> [東証S]
第1四半期営業利益27%増。
△オービック <4684> [東証P]
9月末を基準日として1株を5株に株式分割へ。
△小林製薬 <4967> [東証P]
オアシスによる5%超保有判明を思惑視。
△プライムスト <5250> [東証S]
戦略AI「David」に関する国内特許を取得。
△エコナビスタ <5585> [東証G]
エーザイ <4523> と協業開始。
△シーユーシー <9158> [東証G]
25年3月期第1四半期の業績を発表。
△大栄環境 <9336> [東証P]
SBI証券が新規に「買い」、目標株価4100円に設定。
▼ディスコ <6146> [東証P]
全面安の中でも半導体関連の下げ目立つ。
▼ルネサス <6723> [東証P]
1~6月期減収減益で。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)オービック <4684>、(2)石原ケミ <4462>、(3)大栄環境 <9336>、(4)小林製薬 <4967>、(5)山パン <2212>、(6)コスモス薬品 <3349>、(7)オープンドア <3926>、(8)サッポロHD <2501>、(9)UNEXT <9418>、(10)学研HD <9470>。
値下がり率上位10傑は(1)ルネサス <6723>、(2)コクサイエレ <6525>、(3)サンケン <6707>、(4)日立 <6501>、(5)SBG <9984>、(6)川重 <7012>、(7)OBC <4733>、(8)日本マイクロ <6871>、(9)ヤマシン―F <6240>、(10)東京精 <7729>。
【大引け】
日経平均は前日比1285.34円(3.28%)安の3万7869.51円。TOPIXは前日比83.26(2.98%)安の2709.86。出来高は概算で21億1519万株。東証プライムの値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1326となった。東証グロース250指数は640.56ポイント(7.65ポイント安)。
[2024年7月25日]
株探ニュース
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