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川崎重工業のニュース
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~金融セクターの動向に関心が集まる~
7月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■金融セクターの動向に関心が集まる
■高島屋、25/2上方修正 営業利益550億円←500億円
■前場の注目材料:リコー、出向起業2例目、管理職向け支援ツール
■金融セクターの動向に関心が集まる
7月1日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。6月28日の米国市場は、NYダウが45ドル安、ナスダックは126ポイント安だった。5月のPCEコア価格指数の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が強まり相場を支えた。しかし、NYダウは決算が失望されたナイキの下落が重荷となった。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比170円高の39790円。円相場は1ドル160円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39960円まで買われる場面も見られた。先週の上昇に対する過熱感は意識されてくる可能性があるものの、4万円の大台回復が意識されてきており、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。また、米国市場では主要な株価指数は下落したものの、月末と四半期末による持ち高調整の売りが影響した可能性があるだろう。そのため、米株安の東京市場に対する影響は限られそうだ。
日経平均株価は先週の上昇により、4月半ばの急落以降、上値を抑えられていた13週線を明確に上放れてきた。26週線までの調整を経ての切り返しであり、シグナルが好転している。今週は米国で独立記念日の祝日を挟むほか、週末には雇用統計の発表を控えていることから、週半ば以降は海外勢のフローが限られる可能性がある。そのため、大きなトレンドは出にくくなる可能性はありそうだが、売り方の買い戻しなどが底堅さにつながりそうである。
また、米国ではJPモルガンやゴールドマンサックスで先行きの慎重見通しを示しており、積極的な上値追いの流れは期待しづらいところではある。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。一方で、日銀の利上げ思惑から長期金利が上昇傾向にあるなか、メガバンクなど金融セクターへの物色が意識されやすい。米国ではFRBによる今年のストレステスト合格で米銀各社が増配を発表するなか、28日の米国市場で銀行株が買われており、金融セクターへの手掛かり材料になりそうだ。
■高島屋、25/2上方修正 営業利益550億円←500億円
高島屋<8233>は2025年2月期業績予想の修正を発表。営業収益は4970億円から5114億円、営業利益を500億円から550億円に上方修正した。国内百貨店のインバウンド売上高が好調なことを反映した。なお、2025年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比13.8%増の1201.25億円、営業利益は同56.7%増の172.95億円だった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39583.08、+241.54)
・SOX指数は上昇(5472.26、+51.17)
・シカゴ日経先物は上昇(39790、大阪比+170)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・リコー<7752>出向起業2例目、管理職向け支援ツール
・トヨタ自<7203>カスタマイジング&ディベロップメントが下請法違反、金型無償保管
・住友商事<8053>米で分散型電力、64億円出資・6案件対象
・ソニーG<6758>宮城拠点、250人削減、ブルーレイ生産縮小
・小林製薬<4967>紅麹被害状況、死亡と関連性の対象76件、厚労省に報告
・トヨタ自<7203>事故データと車両データ連携本格化、トヨタ基金など産学官
・三菱重<7011>「亜鉛空気電池」の商用化支援、カナダ新興に出資
・精工技研<6834>社長・上野淳氏、中国でEV部品量産も
・川崎重工<7012>LPG推進のLPG/アンモニア混載運搬船引き渡し
・ローツェ<6323>米ナノバース買収、先端パッケージ製造装置を開発
・日立建機<6305>超大型フル電動ダンプ実証、ザンビア鉱山で開始
・アマダ<6113>欧州を拓く、レーザー技術で差別化
・トラスコ中山<9830>DCモーター採用「工場扇」発売、電気代を半減
・ソフトバンク<9434>ヌルフォーミング実証成功
・清水建設<1803>有機フッ素化合物を99%除去、米で汚染土壌浄化
・大東建託<1878>施工体制台帳を電子化、中小規模建設向け
・鹿島<1812>複合施設で自動運転バス運行、レベル4実現
・新日本電工<5563>中央電気を吸収合併、焼却灰資源化を拡大
・ENEOS HD<5020>グループのJX金属、林陽一社長「薄膜材で差別化」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+11、3月:+11)
・08:50 6月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+33、3月:+34)
・08:50 6月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+13.8%、3月:+4.0%)
<海外>
・10:45 中・6月財新製造業PMI(予想:51.5、5月:51.7) <ST>
■金融セクターの動向に関心が集まる
■高島屋、25/2上方修正 営業利益550億円←500億円
■前場の注目材料:リコー、出向起業2例目、管理職向け支援ツール
■金融セクターの動向に関心が集まる
7月1日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。6月28日の米国市場は、NYダウが45ドル安、ナスダックは126ポイント安だった。5月のPCEコア価格指数の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が強まり相場を支えた。しかし、NYダウは決算が失望されたナイキの下落が重荷となった。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比170円高の39790円。円相場は1ドル160円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39960円まで買われる場面も見られた。先週の上昇に対する過熱感は意識されてくる可能性があるものの、4万円の大台回復が意識されてきており、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。また、米国市場では主要な株価指数は下落したものの、月末と四半期末による持ち高調整の売りが影響した可能性があるだろう。そのため、米株安の東京市場に対する影響は限られそうだ。
日経平均株価は先週の上昇により、4月半ばの急落以降、上値を抑えられていた13週線を明確に上放れてきた。26週線までの調整を経ての切り返しであり、シグナルが好転している。今週は米国で独立記念日の祝日を挟むほか、週末には雇用統計の発表を控えていることから、週半ば以降は海外勢のフローが限られる可能性がある。そのため、大きなトレンドは出にくくなる可能性はありそうだが、売り方の買い戻しなどが底堅さにつながりそうである。
また、米国ではJPモルガンやゴールドマンサックスで先行きの慎重見通しを示しており、積極的な上値追いの流れは期待しづらいところではある。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。一方で、日銀の利上げ思惑から長期金利が上昇傾向にあるなか、メガバンクなど金融セクターへの物色が意識されやすい。米国ではFRBによる今年のストレステスト合格で米銀各社が増配を発表するなか、28日の米国市場で銀行株が買われており、金融セクターへの手掛かり材料になりそうだ。
■高島屋、25/2上方修正 営業利益550億円←500億円
高島屋<8233>は2025年2月期業績予想の修正を発表。営業収益は4970億円から5114億円、営業利益を500億円から550億円に上方修正した。国内百貨店のインバウンド売上高が好調なことを反映した。なお、2025年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比13.8%増の1201.25億円、営業利益は同56.7%増の172.95億円だった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39583.08、+241.54)
・SOX指数は上昇(5472.26、+51.17)
・シカゴ日経先物は上昇(39790、大阪比+170)
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・リコー<7752>出向起業2例目、管理職向け支援ツール
・トヨタ自<7203>カスタマイジング&ディベロップメントが下請法違反、金型無償保管
・住友商事<8053>米で分散型電力、64億円出資・6案件対象
・ソニーG<6758>宮城拠点、250人削減、ブルーレイ生産縮小
・小林製薬<4967>紅麹被害状況、死亡と関連性の対象76件、厚労省に報告
・トヨタ自<7203>事故データと車両データ連携本格化、トヨタ基金など産学官
・三菱重<7011>「亜鉛空気電池」の商用化支援、カナダ新興に出資
・精工技研<6834>社長・上野淳氏、中国でEV部品量産も
・川崎重工<7012>LPG推進のLPG/アンモニア混載運搬船引き渡し
・ローツェ<6323>米ナノバース買収、先端パッケージ製造装置を開発
・日立建機<6305>超大型フル電動ダンプ実証、ザンビア鉱山で開始
・アマダ<6113>欧州を拓く、レーザー技術で差別化
・トラスコ中山<9830>DCモーター採用「工場扇」発売、電気代を半減
・ソフトバンク<9434>ヌルフォーミング実証成功
・清水建設<1803>有機フッ素化合物を99%除去、米で汚染土壌浄化
・大東建託<1878>施工体制台帳を電子化、中小規模建設向け
・鹿島<1812>複合施設で自動運転バス運行、レベル4実現
・新日本電工<5563>中央電気を吸収合併、焼却灰資源化を拡大
・ENEOS HD<5020>グループのJX金属、林陽一社長「薄膜材で差別化」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+11、3月:+11)
・08:50 6月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+33、3月:+34)
・08:50 6月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+13.8%、3月:+4.0%)
<海外>
・10:45 中・6月財新製造業PMI(予想:51.5、5月:51.7) <ST>
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