ローム、今期経常を9％下方修正

　ローム <6963> [東証Ｐ] が2月1日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.6％減の601億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の700億円→640億円(前期は1095億円)に8.6％下方修正し、減益率が36.1％減→41.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の199億円→139億円(前年同期は386億円)に30.1％減額し、減益率が48.5％減→64.0％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比48.9％減の100億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.2％→9.3％に急低下した。

株探ニュース