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堀場製作所のニュース
13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:内需物色ピークで外需へのシフトを意識
■決算チェック:安川電の19年2月期純利益は市場予想と同水準も、株価には見直し余地残る
■前場の注目材料:日野自、独VWと提携へ 電動化・自動運転で協力 商用車
■内需物色ピークで外需へのシフトを意識
13日の日本株市場は買い先行の展開となり、直近2日間の下落部分を埋めてくることが期待される。12日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに上昇。シリア情勢への警戒感が交代したほか、トランプ大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したことが材料視された。また、本格化する決算への期待感から見直し買いが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の21810円となり、これにサヤ寄せする格好となろう。
また、ファーストリテ<9983>は前日に2Q決算と併せて、通期業績予想の上方修正を発表した。営業利益計画はコンセンサスを若干上回っているほか、年間配当予想は400円と、従来予想(年間350円)から上積みした。これを評価する流れから日経平均の押し上げ要因になろう。また、安川電機<6506>の18年2月期決算は売上高・利益とも過去最高を更新。19年2月期は概ねコンセンサスの範囲であるが、減速を警戒する向きもあっただけに、ポジティブ視されそうだ。
ファーストリテの決算で内需物色がピークとなり、安川電機の決算をきっかけとしたハイテク企業の見直しから、日経平均は下値固めからの反発を意識したトレンド形成が期待されてこよう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■安川電の19年2月期純利益は市場予想と同水準も、株価には見直し余地残る
産業用メカトロニクス製品のメーカーである安川電機<6506>の19年2月期純利益は、500億円となる見通しが発表された。決算期変更で11カ月決算となった前期と単純比較できないが、実質的に2期連続の過去最高益を達成できる見通しとなった。また、売上高は5100億円が見込まれている。収益の牽引役は中国事業で、18年2月期には1033億円と連結売上高の2割超を占め、単純比較で前期比約3割増を達成した。中国では人件費高騰などで製造現場の自動化・機械化が加速しており、同社の収益の柱であるサーボモーターを組み込んだ半導体製造装置・工作機械といった産業機械の需要が旺盛だ。また、このサーボモーターを搭載している同社製の産業用ロボットの需要も急伸している。19年2月期は前期に好調であったスマホ向けが落ち着いてくるが、代わって電気自動車(EV)や太陽光など環境エネルギー関連向けが急成長する見通しだという。19年2月期見通しは、市場コンセンサスの503億円とほぼ同水準を確保する格好となっており、サプライズはない。しかし、足元の同社株価は、米中貿易摩擦への警戒感から1月の高値6120円をピークに下押している。今期の会社側予想一株当たり利益に基づくベースで株価収益率は25倍であり、堅調な業績見通しを考慮すると、株価の割安感は強いことから、見直し買いが入る可能性もあると考えられる。
■前場の注目材料
・トランプ米大統領がTPP復帰検討を指示
・NYダウは上昇(24483.05、+293.60)
・ナスダックは上昇(7140.25、+71.22)
・米原油先物は上昇(66.82、+1.31)
・VIX指数は低下(18.49、-1.75)
・SOX指数は上昇(1339.66、+24.60)
・米長期金利は低下
・海外投資家、現物/先物合算で13週ぶり買い越し
・日銀が大規模緩和継続
・好業績銘柄に買い
・ドル円、1ドル=107円20-30銭
・日野自<7205>、独VWと提携へ 電動化・自動運転で協力 商用車
・堀場製<6856>、室内で実路走行再現、車開発期間大幅に短縮、設備を外販
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:10 国債買い入れオペ(残存期間1年超5年以下と10年超)(日本銀行)
<海外>
・特になし
<FA>
■株式見通し:内需物色ピークで外需へのシフトを意識
■決算チェック:安川電の19年2月期純利益は市場予想と同水準も、株価には見直し余地残る
■前場の注目材料:日野自、独VWと提携へ 電動化・自動運転で協力 商用車
■内需物色ピークで外需へのシフトを意識
13日の日本株市場は買い先行の展開となり、直近2日間の下落部分を埋めてくることが期待される。12日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに上昇。シリア情勢への警戒感が交代したほか、トランプ大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したことが材料視された。また、本格化する決算への期待感から見直し買いが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の21810円となり、これにサヤ寄せする格好となろう。
また、ファーストリテ<9983>は前日に2Q決算と併せて、通期業績予想の上方修正を発表した。営業利益計画はコンセンサスを若干上回っているほか、年間配当予想は400円と、従来予想(年間350円)から上積みした。これを評価する流れから日経平均の押し上げ要因になろう。また、安川電機<6506>の18年2月期決算は売上高・利益とも過去最高を更新。19年2月期は概ねコンセンサスの範囲であるが、減速を警戒する向きもあっただけに、ポジティブ視されそうだ。
ファーストリテの決算で内需物色がピークとなり、安川電機の決算をきっかけとしたハイテク企業の見直しから、日経平均は下値固めからの反発を意識したトレンド形成が期待されてこよう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■安川電の19年2月期純利益は市場予想と同水準も、株価には見直し余地残る
産業用メカトロニクス製品のメーカーである安川電機<6506>の19年2月期純利益は、500億円となる見通しが発表された。決算期変更で11カ月決算となった前期と単純比較できないが、実質的に2期連続の過去最高益を達成できる見通しとなった。また、売上高は5100億円が見込まれている。収益の牽引役は中国事業で、18年2月期には1033億円と連結売上高の2割超を占め、単純比較で前期比約3割増を達成した。中国では人件費高騰などで製造現場の自動化・機械化が加速しており、同社の収益の柱であるサーボモーターを組み込んだ半導体製造装置・工作機械といった産業機械の需要が旺盛だ。また、このサーボモーターを搭載している同社製の産業用ロボットの需要も急伸している。19年2月期は前期に好調であったスマホ向けが落ち着いてくるが、代わって電気自動車(EV)や太陽光など環境エネルギー関連向けが急成長する見通しだという。19年2月期見通しは、市場コンセンサスの503億円とほぼ同水準を確保する格好となっており、サプライズはない。しかし、足元の同社株価は、米中貿易摩擦への警戒感から1月の高値6120円をピークに下押している。今期の会社側予想一株当たり利益に基づくベースで株価収益率は25倍であり、堅調な業績見通しを考慮すると、株価の割安感は強いことから、見直し買いが入る可能性もあると考えられる。
■前場の注目材料
・トランプ米大統領がTPP復帰検討を指示
・NYダウは上昇(24483.05、+293.60)
・ナスダックは上昇(7140.25、+71.22)
・米原油先物は上昇(66.82、+1.31)
・VIX指数は低下(18.49、-1.75)
・SOX指数は上昇(1339.66、+24.60)
・米長期金利は低下
・海外投資家、現物/先物合算で13週ぶり買い越し
・日銀が大規模緩和継続
・好業績銘柄に買い
・ドル円、1ドル=107円20-30銭
・日野自<7205>、独VWと提携へ 電動化・自動運転で協力 商用車
・堀場製<6856>、室内で実路走行再現、車開発期間大幅に短縮、設備を外販
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:10 国債買い入れオペ(残存期間1年超5年以下と10年超)(日本銀行)
<海外>
・特になし
<FA>
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