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「全固体電池」が22位、日本ケミコンが次世代電池材料の量産技術開発へ<注目テーマ>
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1 パワー半導体
2 半導体
3 2021年のIPO
4 半導体製造装置
5 旅行
6 ポストコロナ
7 脱炭素
8 量子コンピューター
9 デジタルトランスフォーメーション
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「全固体電池」が22位となっている。
日本ケミコン<6997.T>はきょう、ブリヂストングループの旭カーボンとリチウムイオン電池用導電助剤「NHカーボン」の量産技術開発に向けて協業すると発表した。NHカーボンは日ケミコンが開発した次世代蓄電デバイス用材料で、リチウムイオン電池や全固体電池の正負極に用いることにより充放電サイクル寿命を従来比2~3倍に向上させる効果がある。
全固体電池は、従来のリチウムイオン電池に比べて液漏れによる発火リスクが低いほか、構造がシンプルなことから積層化が容易で小型化しやすいといった特徴を持つ。また、電気の貯蔵能力やエネルギー効率が高く、電気自動車(EV)や再生可能エネルギー分野での活躍が期待されており、トヨタ自動車<7203.T>など大手自動車メーカーをはじめ、村田製作所<6981.T>、TDK<6762.T>、パナソニック<6752.T>などが実用化に向けた開発を進めている。
関連銘柄としては、今年3月に世界初となるセラミックパッケージ型の硫化物系小型全固体電池を開発したと発表したマクセルホールディングス<6810.T>に注目。前述のNHカーボンは、この硫化物系小型全固体電池へ採用されることが決定している。
また、マーケットの注目度が高い三櫻工業<6584.T>やFDK<6955.T>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、武蔵精密工業<7220.T>、日立造船<7004.T>のほか、東邦チタニウム<5727.T>、ホソカワミクロン<6277.T>、オハラ<5218.T>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>などもマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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