アップル関連の電子部品株が総蜂起、ＪＤＩのアップル新工場建設報道で人気集中

　フォスター電機<6794.T>、アルプス電気<6770.T>、村田製作所<6981.T>、日本写真印刷<7915.T>、日本航空電子工業<6807.T>、セイコーエプソン<6724.T>など米アップルのサプライヤーリストに指定されている電子部品メーカーが総蜂起。前日もフォスター電などが大幅高で目を引いたが、きょうは物色対象が大きく横に広がりをみせている。
　アップルが期待を寄せるウエアラブル端末アップルウォッチの発売を４月に控え周辺銘柄への思惑が高まっているが、「きょうはジャパンディスプレイ<6740.T>が米アップルの要請を受けて、スマートフォンなどに搭載する中小型液晶パネルの新工場を建設する検討を進めていると伝わったことで、短期の値幅取りを狙った個人投資家を中心とする投機資金が集中する格好となった」（国内ネット証券大手）という。また、ここにきて海外投資家資金の東京市場回帰の動きが観測されており、業績変化率の大きく流動性も担保されている電子部品大手はその有力対象として急浮上しているようだ。

フォスター電の株価は１２時４８分現在２８９１円（△８７円）
アルプス電気の株価は１２時４８分現在２６０２円（△１０５円）
エプソンの株価は１２時４８分現在４４０５円（△１０５円）
日写印の株価は１２時４８分現在２３５３円（△７３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）