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日本航空電子工業のニュース

日本航空電子工業のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/10/25 05:30

フルッタ <2586>  153円 (+39円、+34.2%) 一時ストップ高

 フルッタフルッタ <2586> [東証G]が3日続急騰、一時ストップ高となった。アサイーをはじめフルーツ関連飲料や冷凍食品の加工販売を手掛けている。業績は営業赤字が続いているものの、アマゾンフルーツの需要拡大や飲食業界及び食品メーカー向け業務用製品が好調でトップラインの伸びが顕著となっている。同社がコンビニ向けに販売する「果肉を楽しむ」シリーズが消費者ニーズを捉えており、今月中旬からは新たなラインアップとして「ブルーベリーミルク」を同シリーズに加え、需要獲得を図る。また、きょうからジューススタンドの「ベジテリア」で同社のアサイー使用のジュースが販売開始(期間限定品)しており、株価上昇の手掛かり材料となった。株式需給面では複数の外資系証券経由の貸株調達による空売りが高水準に溜まっており、この買い戻しが株価を押し上げた。

アスコット <3264>  234円 (+50円、+27.2%) ストップ高

 アスコット <3264> [東証S]がストップ高。同社は東京23区を中心に賃貸・分譲マンションの開発を主力に手掛ける。自社開発不動産及びバリューアップ不動産の売却が会社側の想定を大きく上回り、足もとの業績は絶好調。23日取引終了後、24年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の30億円から58億7600万円(前の期比2.9倍)に大幅増額修正し、17期ぶりに過去最高利益更新の見込みとなった。これまで同社の営業ピーク利益は07年9月期の27億8800万円で、この2倍以上の水準となる見込みでポジティブサプライズとなった。また、未定だった年間配当は前の期実績に2円増配となる5円を計画、これも物色人気を増幅させたようだ。

Ine <4933>  1,971円 (+329円、+20.0%)

 東証プライムの上昇率トップ。I-ne <4933> [東証P]が3日ぶり急反騰。23日取引終了後、化粧品メーカーのトゥヴェール(大阪府箕面市)の株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は10月31日。これを材料視した買いが入った。あわせて、生活雑貨などの卸・小売りを展開する東亜産業(東京都千代田区)の子会社で、美容家電の開発販売などを手掛けるTTradingを子会社化することも明らかにした。株式譲渡実行日は同じく10月31日。業績への影響は現在精査中とした。

レボリュー <8894>  498円 (+80円、+19.1%) ストップ高

 REVOLUTION <8894> [東証S]がストップ高。23日取引終了後、25年4月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが集まった。毎年4月末及び10月末時点で20単元(2000株)以上、かつ6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、6万円分のQUOカードPayを年2回贈呈する。

ベースフード <2936>  414円 (+59円、+16.6%)

 ベースフード <2936> [東証G]が続急騰。23日の取引終了後、メルコホールディングス <6676> [東証S]の社長である牧寛之氏が同社株を買い増ししたことが判明しており、これを思惑視する買いが向かったようだ。同日、関東財務局に提出された大量保有報告書によると、牧氏の保有比率は前回の14.03%から15.88%に増加した。報告義務発生日は10月23日。5%ルール報告書の提出は今回で4度目となる。

プロディ <5580>  1,071円 (+150円、+16.3%) ストップ高

 プロディライト <5580> [東証G]がストップ高。23日の取引終了後、NNコミュニケーションズ(東京都渋谷区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これを好感する買いが入った。NNコミュニケーションズは、「ドコモ光」や「auひかり」などのブロードバンド代理店事業を主力とするほか、移動体通信基地局の設計・施工・コンサルティング、ネットワーク関連の設計・施工を行う通信設備事業を展開している。買収を通じて、Webマーケティングでの販売網強化によるクラウドPBX(電話交換機)「INNOVERA」の販路拡大などを目指すという。取得価額は1億1320万円。

セレンHD <7318>  1,547円 (+197円、+14.6%)

 セレンディップ・ホールディングス <7318> [東証G]が急反騰。23日の取引終了後、自動車部品ダクトなどの樹脂成型品の開発・製造を手掛けるエクセル・グループ(東京都中央区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これが好感された。エクセルは、連結売上高111億円、連結営業利益8億円、総資産134億円、純資産104億円と同社最大のM&Aとなるという。取得対価は非開示。今回の買収によって、エクセルの北米やタイを中心とするグローバル生産体制基盤を活用した自動車内外装品の需要の更なる取り込みを狙うほか、エクセルが得意とするトラックやピックアップトラックメーカーへの自動車内外装部品の拡販などを通じて事業拡大につなげる構えだ。

航空電子 <6807>  2,704円 (+151円、+5.9%)

 東証プライムの上昇率2位。日本航空電子工業 <6807> [東証P]が続急伸。同社は23日の取引終了後に25年3月期上期(4-9月)の連結業績を発表。売上高1134億5100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益92億1800万円(同36.1%増)となり、これを好感する買いが向かったようだ。携帯機器向けでの特定製品や産業機械・インフラ向けでの減収があったものの、コネクタ事業の自動車市場向けや航空・宇宙向けでの成長によって増収を確保した。自動車部門の成長を牽引しているハーネス製品の収益性改善に加え、コストダウンや売価適正化、為替影響などもあって大幅増益を達成した。なお、為替差損を計上したことが響き、最終利益は前年同期比1.2%減の66億3100万円だった。

フューチャー <4722>  1,811円 (+87円、+5.1%)

 東証プライムの上昇率5位。フューチャー <4722> [東証P]が3日ぶり急反発。23日取引終了後に1-9月期連結決算を発表。売上高は前年同期比17.4%増の519億1600万円、営業利益は同11.7%増の115億9900万円だった。今後の銀行サービスの基盤となる「次世代バンキングシステム」の1行目の銀行における導入が完了するなど、中長期的な成長に資する大型プロジェクトが順調に進行した。これが好感された。

三重交HD <3232>  509円 (+24円、+5.0%)

 東証プライムの上昇率7位。三重交通グループホールディングス <3232> [東証P]が3日ぶり大幅反発。近鉄系のバス大手で、不動産分野やレジャー関連など幅広く事業展開を図っている。同社が23日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の48億円から52億円(前期比10%増)に大幅増額した。連続での過去最高利益更新となる。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の12円から14円(前期実績は12円)に2円増配することも併せて発表、これをうけて水準訂正を見込んだ投資資金を誘導した。

キヤノン電 <7739>  2,368円 (+111円、+4.9%)

 東証プライムの上昇率8位。キヤノン電子 <7739> [東証P]が3日ぶり大幅反発。23日取引終了後に1-9月期連結決算を発表。売上高が前年同期比2.0%増の728億700万円、営業利益が同78.8%増の82億4800万円で着地しており、これが好感された。レーザープリンター・複合機向けのレーザースキャナーユニットがアジア圏を中心に需要が増加したことが寄与した。なお、通期の小幅な増収・営業増益見通しは据え置いた。

巴川コーポ <3878>  712円 (+30円、+4.4%)

 巴川コーポレーション <3878> [東証S]が4日ぶり大幅反発。同社は24日午後2時、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績に関し、経常利益が計画を1億5000万円上回る10億円(前年同期比0.4%増)で着地したようだと発表した。減益予想から一転、微増益で着地する格好となり、これを好感した買いが入ったようだ。売上高は174億円(同5.5%増)と、計画に対し4億円上振れして着地する格好となったという。想定よりも為替相場が円安方向で推移し、収益改善につながった。また、上期に実施予定だった工事の一部が下期にずれ込むことになり、関連する特別損失費用も下期に繰り延べられることとなった。

エヌエフHD <6864>  899円 (+33円、+3.8%)

 エヌエフホールディングス <6864> [東証S]が5日ぶり大幅反発。24日午前10時30分に業績修正を発表。25年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の1億1000万円から3億500万円(前年同期は3億1300万円)に大幅上方修正したことが好感された。環境エネルギー分野での家庭用蓄電システム商品が低調で売上高は計画を下回ったものの、生産性向上や事業再構成などによる利益率向上に加え、投資有価証券売却に伴う特別利益を計上したことが利益を押し上げた。なお、通期の最終利益は従来予想の3億6000万円(前期は3億2300万円)を据え置いている。

カナデビア <7004>  1,024円 (+35円、+3.5%)

 カナデビア <7004> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社は23日の取引終了後、米国の土木建設会社との損害賠償請求訴訟を巡り、和解時の条件に基づいて約29億円を受け取り、特別利益として計上すると発表した。これに伴い、25年3月期の連結業績予想を修正。最終利益の見通しをこれまでの160億円から180億円(前期比5.3%減)に引き上げた。最終減益幅の見通しが縮小したことを好感した買いが入ったようだ。売上高と営業・経常利益の見通しは据え置いた。

バンナムHD <7832>  3,197円 (+103円、+3.3%)

 バンダイナムコホールディングス <7832> [東証P]が4日ぶり大幅反発。23日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を1兆800億円から1兆1500億円(前期比9.5%増)へ、営業利益を1150億円から1600億円(同76.4%増)へ上方修正すると発表。これが好感された。上期業績が想定より大きく伸長したことが要因。加えて、足もとの市場環境や商品・サービスの販売動向、第3四半期以降の販売計画などを踏まえた。

セブン&アイ <3382>  2,266円 (+64.5円、+2.9%)

 セブン&アイ・ホールディングス <3382> [東証P]が3日ぶり反発。同社は24日、「IRデー」として投資家向けの事業説明会を開催。この内容が伝わっている。同社がホームページ上に掲載した資料によると、グループの成長ビジョンとして、グローバルCVS事業を中心に成長を加速し、2030年度にグループの売上高を30兆円以上(23年度は11兆4717億5300万円)に伸ばす姿勢を明らかにした。同社を巡ってはカナダのアリマンタシォン・クシュタールが買収提案を行っている。今回の企業価値の向上策の公表をポジティブ視した投資家の買いが株価を押し上げたようだ。

ツカダGHD <2418>  391円 (+10円、+2.6%)

 ツカダ・グローバルホールディング <2418> [東証S]が3日ぶり反発。23日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これが好感されたようだ。既存の株主優待に加え、新たに5000株以上を保有する株主に対し、自社運営ホテル(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ及びストリングスホテル名古屋)で利用できる優待券(保有期間3年未満で5000円分、3年以上で1万円分)を贈呈する。また、1万株以上を保有する株主には、宿泊招待券(保有期間3年未満で1枚、3年以上で2枚)を追加で贈呈するという。

コロナ <5909>  969円 (+13円、+1.4%)

 コロナ <5909> [東証S]が3日ぶり反発。23日の取引終了後、25年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の3億円の赤字から2億円の黒字(前年同期は2300万円の黒字)に上方修正すると発表。従来の赤字予想から一転して黒字に浮上し、8.7倍増益見通しとなったことが好感された。気温が平年より高く推移したこともあってウインドタイプを含むルームエアコンの販売が増加したほか、政府の補助金制度を活用した販売活動に積極的に取り組んだエコキュートも伸びた。また、経費削減に加え、建設系をはじめとした子会社の業績が好調に推移したことも上振れにつながったという。なお、通期の経常利益予想は従来の16億円(前期は17億6700万円)を据え置いた。

東エレク <8035>  23,025円 (+255円、+1.1%)

 東京エレクトロン <8035> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、アドバンテスト <6857> [東証P]が堅調に推移した。米半導体製造装置メーカーのラムリサーチ が現地時間23日の通常取引終了後に発表した7-9月期の決算は、売上高が前年同期比19.7%増の41億6797万ドル、営業利益は同23.6%増の12億6419万ドル、1株利益は0.86ドル(前年同期は0.67ドル)となった。好決算との受け止めから同社株は時間外取引で急伸。日本の半導体関連株への買い戻しを誘う要因となったようだ。レーザーテック <6920> [東証P]も上伸した。

※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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