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日本電波工業のニュース
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:FOMCは想定内で売り仕掛けなら押し目狙いのスタンス
■コーセル、21/5上方修正 営業利益30.2億円←24.2億円
■前場の注目材料:日本製紙、地域で古紙再生、市町村と連携、第1弾熊本・八代市
■FOMCは想定内で売り仕掛けなら押し目狙いのスタンス
17日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。16日の米国市場ではNYダウが265ドル安だった。連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えた警戒感に売り優勢の展開から始まった。結果は市場の予想通り、大規模な金融緩和が据え置かれたが、同時に発表されたスタッフ予測において、成長やインフレ見通しが引き上げられ、さらに利上げの時期の予想が前倒しされたため早期の金融引き締め警戒感が一段と強まり、相場を一段と押し下げた。ただ、パウエル議長が緩和縮小を急ぐ姿勢を見せなかったため引けにかけて下げ幅を縮小している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の29330円。円相場は1ドル110円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小じっかりで始まることになりそうだが、米国市場の下落影響から断続的に売りが出やすいだろう。出来高の薄い状況が続いていることもあり、断続的なインデックス売りにより値幅が出やすい面もある。ただし、足元で日経平均は29000円~29500円のレンジに移行していることもあり、レンジ下限水準に接近する局面においては押し目買いの動きも出やすい。また、FOMCの内容については想定されていた範囲内であり、改めてネガティブ視する動きも考えづらいところであり、短期的に売り仕掛けてくる動きがあるようなら、押し目買いのスタンスで対応か。
米国では長期金利の上昇が嫌気されたが、足元での長期金利低下に対するリバウンドの範囲内であり、VIX指数についてもボトム圏からの上昇といったところ。売り圧力が強まる状況ではないことから、市場は冷静であると考えられる。物色の流れとしては長期金利の上昇を受けてハイテク株へは利益確定の動きが先行すると考えられるが、スタンスとしては押し目買いとなる。米国では景気敏感株への利益確定の動きが継続しているものの、国内においてはワクチン接種が加速していることからアフターコロナを意識した物色は継続するだろう。中小型株については、昨日のマザーズ指数は反落ながらも陽線を形成しており、75日線を支持線として機能させていることから地合いは悪くない。
また、円相場は1ドル110円70銭台と円安傾向にあることから、引き続きトヨタ<7203>の動向にも関心が集まりやすいほか、昨日の日経平均の重荷となったファーストリテ<9983>の下げ止まりも見極めたいところである。
■コーセル、21/5上方修正 営業利益30.2億円←24.2億円
コーセル<6905>は2021年5月期業績予想の修正を発表。売上高は260.0億円から270.2億円、営業利益は24.2億円から30.2億円に上方修正した。前年第4四半期からの新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した先行発注により売上が増加。経費節減活動や経費支出の先送りがあり、営業利益、経常利益では、計画を大幅に上回る見込み。ただし、営業利益はコンセンサス予想(31.3億円程度)には届かず。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(29330、大阪比+80)
・1ドル110円60-70銭
・米原油先物は上昇(72.15、+0.03)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・日本製紙<3863>地域で古紙再生、市町村と連携、第1弾熊本・八代市
・住友化学<4005>窒化ガリ基板で100億円、5年後売上高
・ルネサス<6723>INCJ、ルネサス株一部売却、出資比率2割に
・日本エアーテック<6291>群馬にフィルター工場、半導体向け増産
・日電波<6779>車向け水晶振動子増産、中国・蘇州拠点で月8800万個
・NTT<9432>NTT×東京センチュリー、印DCの資産共同保有
・三菱ケミHD<4188>廃プラで化学品原料、英社と技術ライセンス契約
・第一三共<4568>コロナ治療吸入製剤の開発中止
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(18日まで)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+0.9%、10-12月期:-0.9%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:5.5%、4月:5.5%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+3.00万人、4月:-3.06万人) <ST>
■株式見通し:FOMCは想定内で売り仕掛けなら押し目狙いのスタンス
■コーセル、21/5上方修正 営業利益30.2億円←24.2億円
■前場の注目材料:日本製紙、地域で古紙再生、市町村と連携、第1弾熊本・八代市
■FOMCは想定内で売り仕掛けなら押し目狙いのスタンス
17日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。16日の米国市場ではNYダウが265ドル安だった。連邦準備制度理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えた警戒感に売り優勢の展開から始まった。結果は市場の予想通り、大規模な金融緩和が据え置かれたが、同時に発表されたスタッフ予測において、成長やインフレ見通しが引き上げられ、さらに利上げの時期の予想が前倒しされたため早期の金融引き締め警戒感が一段と強まり、相場を一段と押し下げた。ただ、パウエル議長が緩和縮小を急ぐ姿勢を見せなかったため引けにかけて下げ幅を縮小している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の29330円。円相場は1ドル110円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小じっかりで始まることになりそうだが、米国市場の下落影響から断続的に売りが出やすいだろう。出来高の薄い状況が続いていることもあり、断続的なインデックス売りにより値幅が出やすい面もある。ただし、足元で日経平均は29000円~29500円のレンジに移行していることもあり、レンジ下限水準に接近する局面においては押し目買いの動きも出やすい。また、FOMCの内容については想定されていた範囲内であり、改めてネガティブ視する動きも考えづらいところであり、短期的に売り仕掛けてくる動きがあるようなら、押し目買いのスタンスで対応か。
米国では長期金利の上昇が嫌気されたが、足元での長期金利低下に対するリバウンドの範囲内であり、VIX指数についてもボトム圏からの上昇といったところ。売り圧力が強まる状況ではないことから、市場は冷静であると考えられる。物色の流れとしては長期金利の上昇を受けてハイテク株へは利益確定の動きが先行すると考えられるが、スタンスとしては押し目買いとなる。米国では景気敏感株への利益確定の動きが継続しているものの、国内においてはワクチン接種が加速していることからアフターコロナを意識した物色は継続するだろう。中小型株については、昨日のマザーズ指数は反落ながらも陽線を形成しており、75日線を支持線として機能させていることから地合いは悪くない。
また、円相場は1ドル110円70銭台と円安傾向にあることから、引き続きトヨタ<7203>の動向にも関心が集まりやすいほか、昨日の日経平均の重荷となったファーストリテ<9983>の下げ止まりも見極めたいところである。
■コーセル、21/5上方修正 営業利益30.2億円←24.2億円
コーセル<6905>は2021年5月期業績予想の修正を発表。売上高は260.0億円から270.2億円、営業利益は24.2億円から30.2億円に上方修正した。前年第4四半期からの新型コロナウイルス感染症の拡大を見越した先行発注により売上が増加。経費節減活動や経費支出の先送りがあり、営業利益、経常利益では、計画を大幅に上回る見込み。ただし、営業利益はコンセンサス予想(31.3億円程度)には届かず。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(29330、大阪比+80)
・1ドル110円60-70銭
・米原油先物は上昇(72.15、+0.03)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・日本製紙<3863>地域で古紙再生、市町村と連携、第1弾熊本・八代市
・住友化学<4005>窒化ガリ基板で100億円、5年後売上高
・ルネサス<6723>INCJ、ルネサス株一部売却、出資比率2割に
・日本エアーテック<6291>群馬にフィルター工場、半導体向け増産
・日電波<6779>車向け水晶振動子増産、中国・蘇州拠点で月8800万個
・NTT<9432>NTT×東京センチュリー、印DCの資産共同保有
・三菱ケミHD<4188>廃プラで化学品原料、英社と技術ライセンス契約
・第一三共<4568>コロナ治療吸入製剤の開発中止
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(18日まで)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+0.9%、10-12月期:-0.9%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:5.5%、4月:5.5%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+3.00万人、4月:-3.06万人) <ST>
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