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上海市場の再開を前に、カバーの動きも意識

配信元:フィスコ
投稿:2020/01/31 08:20
 31日の日本株市場は、米株高の流れから買いが先行するだろうが、その後はテクニカルポイントでの攻防が続きそうである。30日の米国市場は、NYダウ、ナスダックともに上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大が中国経済への重しになるとの見方から、売りが先行した。世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことから軟調推移が続いていたが、移動や貿易は制限しなかったことで、引けにかけて切り返す展開だった。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の23195円と上昇。
円相場は1ドル108円80銭台で推移している。

 まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、自律反発狙いの買いが先行しよう。ただし、米テスラなど決算評価の動きがみられてはいるが、半導体株の戻りの鈍さも意識されている。そのため、自律反発の域は脱せず、日経平均は75日線レベルなどテクニカルポイントでの攻防になりそうである。

 昨日の決算では、アンリツ<6754>の好決算が確認されている。足元では米ザイリンクスの決算が嫌気される格好から利益確定の流れが強まったが、改めて見直しの流れに向かえるかが注目されるところ。また、米国では取引終了後にアマゾン・ドット・コムが四半期決算を発表。配送時間の短縮やプライム会員の増加を背景に、年末商戦時期の売上高が大幅に増加し、利益がアナリスト予想を上回った。時間外で上昇しており、好感した動きがみられるかも関心が集まりやすい。

 新型コロナウイルスの感染者数の拡大からリスクオンには向かいづらいところであるが、テクノロジー企業への決算評価の流れがみられてくるようだと、次第にマーケットは正常化に向かう可能性が出てくる。昨日利食いが強まっていたアドバンテスト<
6857>などの動向も意識されてくるだろう。

 もっとも、旧正月明けの上海市場の動向を見極めたいとのムードもあり、週末要因も相俟って積極的なポジションを取りに行く流れにはなりづらい。一方で、新型肺炎関連の材料株については、バブル的な値動きをみせている。新興市場の値がさの中小型株等を損切りし、新型肺炎関連への値幅取りに資金を向かわせる動きも意識されており、全体としてはパニックとバブルが混在した相場展開といったところであろう。
ただ、これまでの流れから少なからずショートも積み上がっていると考えられるため、上海市場の再開を前に、カバーの動きも意識されそうだ。
<AK>
配信元: フィスコ
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