決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 三井住友ＦＧ、武田、三菱自 (2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　あおぞら銀 <8304>
　24年3月期の連結経常損益を従来予想の310億円の黒字→490億円の赤字(前期は73.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　ドリームＩ <4310>
　24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は11.1億円の赤字(前年同期は20億円の黒字)に転落した。

▲No.3　イーガーディ <6050>
　24年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比18.0％減の3.9億円に減り、10-3月期(上期)計画の9.5億円に対する進捗率は41.1％にとどまり、5年平均の50.9％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8304> あおぞら銀 　　東Ｐ 　 -33.99 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<4310> ドリームＩ 　　東Ｐ　　 -9.41 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<6050> イーガーディ 　東Ｐ　　 -8.96 　　2/ 1　　　1Q　　　-17.95
<6632> ＪＶＣケンウ 　東Ｐ　　 -6.92 　　2/ 1　　　3Q　　　-22.80
<7205> 日野自 　　　　東Ｐ　　 -6.04 　　2/ 1　　　3Q　　　-83.81

<7211> 三菱自 　　　　東Ｐ　　 -4.86 　　2/ 1　　　3Q　　　　7.28
<6971> 京セラ 　　　　東Ｐ　　 -4.35 　　2/ 1　　　3Q　　　-22.81
<6995> 東海理 　　　　東Ｐ　　 -3.74 　　2/ 1　　　3Q　　　208.62
<7741> ＨＯＹＡ 　　　東Ｐ　　 -3.67 　　2/ 1　　　3Q　　　　1.63
<4519> 中外薬 　　　　東Ｐ　　 -3.01 　　2/ 1　本決算　　　　　－

<2222> 寿スピリッツ 　東Ｐ　　 -2.56 　　2/ 1　　　3Q　　　 64.41
<5461> 中部鋼鈑 　　　東Ｐ　　 -2.18 　　2/ 1　　　3Q　　　-19.28
<4062> イビデン 　　　東Ｐ　　 -2.17 　　2/ 1　　　3Q　　　-37.80
<9831> ヤマダＨＤ 　　東Ｐ　　 -2.13 　　2/ 1　　　3Q　　　 -3.30
<4502> 武田 　　　　　東Ｐ　　 -1.90 　　2/ 1　　　3Q　　　-69.34

<3371> ソフトクリエ 　東Ｐ　　 -1.89 　　2/ 1　　　3Q　　　 21.16
<7250> 太平洋工 　　　東Ｐ　　 -1.80 　　2/ 1　　　3Q　　　 68.43
<8344> 山形銀 　　　　東Ｐ　　 -1.43 　　2/ 1　　　3Q　　　-34.80
<8316> 三井住友ＦＧ 　東Ｐ　　 -1.04 　　2/ 1　　　3Q　　　 15.89
<6806> ヒロセ電 　　　東Ｐ　　 -0.32 　　2/ 1　　　3Q　　　-25.25

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース