ＴＯＲＥＸ、前期経常を一転3％減益に下方修正

　トレックス・セミコンダクター <6616> [東証Ｐ] が5月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円→39.8億円(前の期は41.2億円)に20.4％下方修正し、一転して3.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.6億円→4.5億円(前年同期は22.9億円)に69.4％減額し、減益率が36.0％減→80.4％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、当社グループが属する半導体市場の急激な変化に伴う顧客の納期調整により減少、営業利益及び経常利益は、売上高の減少に加え、原材料価格の高騰などの影響を受け減少を見込み、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記減損損失の計上により、それぞれ前回発表予想を下回る見込みです。なお、本業績修正に伴う 2023年３月期の配当予想に変更はありません。