マブチモーターが大幅反発、期末の円安傾向など寄与し１６年１２月期業績は計画上振れ着地

　マブチモーター<6592.T>が大幅反発。７日の取引終了後、集計中の１６年１２月期連結業績について、売上高が従来予想の１３５０億円から１４０６億９０００万円（前の期比１．７％減）へ、営業利益が２１８億円から２４２億２０００万円（同５．５％増）へ、純利益が１３５億円から２０５億９０００万円（同１１．０％増）へ上振れたようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　自動車電装機器市場が堅調に推移したことに加えて、期末に円安傾向となったことなどが寄与した。また、この修正に伴い、従来４５円を予定していた期末配当を７６円に引き上げるとあわせて発表しており、年間配当は１２０円（従来予想８９円、前期１１０円）となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）