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日本トムソンのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年11月21日12時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
消費者物価指数に関して日本は欧米程ではないにしても、企業物価指数は高い水準で推移してきました。日本の文化として値上げへ踏み切るのは勇気が要る事ですが、価格転嫁が成功したか否かで決算の明暗が分かれているようにも思えます。特に鋼材価格の高騰は深刻で、交渉力の弱い下請け企業の利益が圧迫されているようです。
これから円高が進行すると予想すれば、海外から原材料を輸入する点においてはコストが改善するかもしれません。しかし、あくまでも業績の一部分である事は認識しておく必要がありそうです。
外部環境が不透明な相場では、テーマ性で買われている銘柄も見逃したくないですねぇ。半導体だけでなく、有事を想定した国防関連への思惑もあります。同業他社を比較検討する際にも、将来を見越した想定為替レートや原材料の調達先まで、しっかりと把握しておきたいところです。
ウクライナ侵攻や中国ロックダウンなど、今年は製造業にとって厳しい環境が続いてきました。もしかすると、来年も新たな問題が勃発する可能性があります。どれだけ苦しい環境であっても利益を出せている銘柄は評価したいですな。
11月4日の決算発表が堅調に推移したヘリオステクノHD<6927>は、露光装置用光源ユニット用ランプなどを手掛けており幅広い産業分野で需要が拡大しているようです。直近のチャート(日足)は高値圏ながらもPBRは割安水準であり、監視を強めております。
NEC系コネクター大手である日本航空電子工業<6807>は、10月26日の決算発表が好感されると底値から動意しました。その後も下値を切り上げており、トレンドに乗るか監視中です。半導体不足やサプライチェーンの混乱が改善していくとの見方が強まり、物色されている模様。
半導体の供給不足の影響を受けても11月4日の決算で上方修正を発表したイリソ電子工業<6908>は、EV需要や円安メリットで業績拡大しております。直近で年初来高値を更新すると25日・75日線から大きく上放れしました。5GやEV市場の拡大で、同社製品への需要は高まるか…。
半導体製造装置向けが堅調に推移したCKD<6407>は、11月11日の決算で上方修正・増配を発表しました。チャート(日足)は窓を空けて動意すると、今年2月の株価水準まで戻しています。業績の成長率は半導体ブームに湧いた昨年からは鈍化したものの、しっかりと増益で2期連続となる最高益予想の見通しです。
液晶向け洗浄装置で世界トップの芝浦メカトロニクス<6590>は、11月9日の決算発表後に75日線を上抜くと下値を切り上げています。さらに上方修正と併せて期末一括配当を従来の350円から390円へ増配しました。22年6月8日の上場来高値を更新できるか監視中。
最後は、ニードルベアリングや直動案内機器を手掛ける日本トムソン<6480>です。11月14日の決算で上方修正すると、16期ぶりに最高益予想となりました。PER・PBRは割安水準で、まだ上振れ余地はあるか…と監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログやLINE公式ではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年11月21日12時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
消費者物価指数に関して日本は欧米程ではないにしても、企業物価指数は高い水準で推移してきました。日本の文化として値上げへ踏み切るのは勇気が要る事ですが、価格転嫁が成功したか否かで決算の明暗が分かれているようにも思えます。特に鋼材価格の高騰は深刻で、交渉力の弱い下請け企業の利益が圧迫されているようです。
これから円高が進行すると予想すれば、海外から原材料を輸入する点においてはコストが改善するかもしれません。しかし、あくまでも業績の一部分である事は認識しておく必要がありそうです。
外部環境が不透明な相場では、テーマ性で買われている銘柄も見逃したくないですねぇ。半導体だけでなく、有事を想定した国防関連への思惑もあります。同業他社を比較検討する際にも、将来を見越した想定為替レートや原材料の調達先まで、しっかりと把握しておきたいところです。
ウクライナ侵攻や中国ロックダウンなど、今年は製造業にとって厳しい環境が続いてきました。もしかすると、来年も新たな問題が勃発する可能性があります。どれだけ苦しい環境であっても利益を出せている銘柄は評価したいですな。
11月4日の決算発表が堅調に推移したヘリオステクノHD<6927>は、露光装置用光源ユニット用ランプなどを手掛けており幅広い産業分野で需要が拡大しているようです。直近のチャート(日足)は高値圏ながらもPBRは割安水準であり、監視を強めております。
NEC系コネクター大手である日本航空電子工業<6807>は、10月26日の決算発表が好感されると底値から動意しました。その後も下値を切り上げており、トレンドに乗るか監視中です。半導体不足やサプライチェーンの混乱が改善していくとの見方が強まり、物色されている模様。
半導体の供給不足の影響を受けても11月4日の決算で上方修正を発表したイリソ電子工業<6908>は、EV需要や円安メリットで業績拡大しております。直近で年初来高値を更新すると25日・75日線から大きく上放れしました。5GやEV市場の拡大で、同社製品への需要は高まるか…。
半導体製造装置向けが堅調に推移したCKD<6407>は、11月11日の決算で上方修正・増配を発表しました。チャート(日足)は窓を空けて動意すると、今年2月の株価水準まで戻しています。業績の成長率は半導体ブームに湧いた昨年からは鈍化したものの、しっかりと増益で2期連続となる最高益予想の見通しです。
液晶向け洗浄装置で世界トップの芝浦メカトロニクス<6590>は、11月9日の決算発表後に75日線を上抜くと下値を切り上げています。さらに上方修正と併せて期末一括配当を従来の350円から390円へ増配しました。22年6月8日の上場来高値を更新できるか監視中。
最後は、ニードルベアリングや直動案内機器を手掛ける日本トムソン<6480>です。11月14日の決算で上方修正すると、16期ぶりに最高益予想となりました。PER・PBRは割安水準で、まだ上振れ余地はあるか…と監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログやLINE公式ではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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