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ツバキ・ナカシマのニュース
<動意株・11日>(大引け)=山善、ロート、OATアグリなど
山善<8051.T>=後場急上昇。午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を4850億円から4900億円へ、営業利益を115億円から130億円へ、純利益を78億円から90億円へ上方修正したことが好感されている。生産財関連事業が、国内外を問わず総じてコロナ禍からの回復傾向にあることに加えて、消費財関連事業も引き続き好調に推移する見込みであり、上期業績が計画を上回る見通しであることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1165億6900万円、営業利益34億8000万円、純利益24億8200万円だった。なお、会計基準の変更に伴い前期及び前年同期との比較はない。
ロート製薬<4527.T>=上げ足早め7連騰。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高423億1500万円、営業利益60億800万円、純利益47億3100万円となり、会計基準の変更に伴い前年同期との比較はないものの、実質15.4%増収、67.6%営業増益と大幅増収増益となったことが材料視されている。新型コロナウイルス感染症の影響が一巡し、日焼け止めやコンタクトレンズ及びコンタクトレンズ用剤が増収となったことに加え、「メラノCC」「デオコ」など話題の商品が引き続き好調に推移した。また、「ロートV5粒」や漢方・生薬ブランド「和漢箋」も堅調だった。
OATアグリオ<4979.T>=急動意。一時20%を超える急騰で1620円まで買われる場面があり、3月23日の年初来高値1579円を上回り約4カ月半ぶりに新高値をつけた。農薬大手で肥料の開発製造も手掛ける。北米を筆頭に海外向けで高水準の需要を獲得し、足もとの業績は会社側想定を上回って好調に推移している。10日取引終了後に21年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の15億9400万円から17億9000万円(前期比18.4%増)に増額修正した。年間配当も従来計画の40円から45円に5円増額、前期実績比でも5円の増配となる。更に、発行済み株式数の4.60%にあたる25万株、3億円を上限とする自社株買いを実施することもあわせて発表しており、これが株価を押し上げる材料となった。
デジタルハーツホールディングス<3676.T>=中段もみ合い上放れ。5月12日につけた高値1709円をブレークし約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。同社はモバイル向けゲームソフトの不具合検査(デバッグ)を主要業務とするが、コロナ禍でゲーム需要が高まるなか収益機会が広がっており、業績拡大に反映させている。10日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比4倍の6億3600万円と急増、これを評価する形で投資資金が流入している。株式需給面でも信用取組は買い長ながら買い残が14万株程度と少なく、戻り売り圧力は限定的で上値が軽い。
東邦亜鉛<5707.T>=マドを開け急伸。15.4%高の2155円まで上値を伸ばした。株価は1800~1900円を軸とした底値もみ合いが続いていたが、一気に上放れる展開となった。同社は10日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の54億円から81億円(前期比37.4%増)に大幅増額した。減益予想が一転して4割近い増益見通しに変わり、これが株価を強く刺激する格好となった。また同日、アサカ理研<5724.T>と使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル抽出・精製にかかる前処理プロセスの確立を目的とした共同研究開発契約を締結したことも、株高を後押しする材料となっている。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>=大幅続伸。10日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を608億円から690億円(前期比32.6%増)へ、営業利益を61億円から71億円(同96.6%増)へ、純利益を37億円から46億円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて従来年46円としていた配当予想を中間28円・期末29円の年57円にすると発表したことが好感されている。中国・欧州を中心に各市場で自動車向け及び工作機械向け需要が想定以上に回復していることが要因。また、成長戦略に据えた「セラミックボール」「メディカルデバイス」「アジア地域での拡販」の売り上げが順調に推移する見通しであることも寄与する。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高347億3800万円(前年同期比44.6%増)、営業利益36億2500万円(同2.7倍)、純利益26億8000万円(同3.9倍)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ロート製薬<4527.T>=上げ足早め7連騰。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高423億1500万円、営業利益60億800万円、純利益47億3100万円となり、会計基準の変更に伴い前年同期との比較はないものの、実質15.4%増収、67.6%営業増益と大幅増収増益となったことが材料視されている。新型コロナウイルス感染症の影響が一巡し、日焼け止めやコンタクトレンズ及びコンタクトレンズ用剤が増収となったことに加え、「メラノCC」「デオコ」など話題の商品が引き続き好調に推移した。また、「ロートV5粒」や漢方・生薬ブランド「和漢箋」も堅調だった。
OATアグリオ<4979.T>=急動意。一時20%を超える急騰で1620円まで買われる場面があり、3月23日の年初来高値1579円を上回り約4カ月半ぶりに新高値をつけた。農薬大手で肥料の開発製造も手掛ける。北米を筆頭に海外向けで高水準の需要を獲得し、足もとの業績は会社側想定を上回って好調に推移している。10日取引終了後に21年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の15億9400万円から17億9000万円(前期比18.4%増)に増額修正した。年間配当も従来計画の40円から45円に5円増額、前期実績比でも5円の増配となる。更に、発行済み株式数の4.60%にあたる25万株、3億円を上限とする自社株買いを実施することもあわせて発表しており、これが株価を押し上げる材料となった。
デジタルハーツホールディングス<3676.T>=中段もみ合い上放れ。5月12日につけた高値1709円をブレークし約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。同社はモバイル向けゲームソフトの不具合検査(デバッグ)を主要業務とするが、コロナ禍でゲーム需要が高まるなか収益機会が広がっており、業績拡大に反映させている。10日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比4倍の6億3600万円と急増、これを評価する形で投資資金が流入している。株式需給面でも信用取組は買い長ながら買い残が14万株程度と少なく、戻り売り圧力は限定的で上値が軽い。
東邦亜鉛<5707.T>=マドを開け急伸。15.4%高の2155円まで上値を伸ばした。株価は1800~1900円を軸とした底値もみ合いが続いていたが、一気に上放れる展開となった。同社は10日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の54億円から81億円(前期比37.4%増)に大幅増額した。減益予想が一転して4割近い増益見通しに変わり、これが株価を強く刺激する格好となった。また同日、アサカ理研<5724.T>と使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル抽出・精製にかかる前処理プロセスの確立を目的とした共同研究開発契約を締結したことも、株高を後押しする材料となっている。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>=大幅続伸。10日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を608億円から690億円(前期比32.6%増)へ、営業利益を61億円から71億円(同96.6%増)へ、純利益を37億円から46億円(同2.5倍)へ上方修正し、あわせて従来年46円としていた配当予想を中間28円・期末29円の年57円にすると発表したことが好感されている。中国・欧州を中心に各市場で自動車向け及び工作機械向け需要が想定以上に回復していることが要因。また、成長戦略に据えた「セラミックボール」「メディカルデバイス」「アジア地域での拡販」の売り上げが順調に推移する見通しであることも寄与する。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高347億3800万円(前年同期比44.6%増)、営業利益36億2500万円(同2.7倍)、純利益26億8000万円(同3.9倍)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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