理想科学、上期経常を一転42％増益に上方修正

　理想科学工業 <6413> [東証Ｐ] が7月29日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比44.5％増の16.6億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の15億円→22億円(前年同期は15.4億円)に46.7％上方修正し、一転して42.5％増益見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の39億円(前期は46.4億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.2％→7.9％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第１四半期連結累計期間の業績及び今後の事業環境を反映して、第２四半期（累計）の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましてそれぞれ上方修正いたしました。　当第１四半期連結累計期間において、為替レートが円安に推移したことから、売上高・各利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。　本業績予想の見通しにおける想定為替レートは、１米ドル130円、１ユーロ139円としております。　なお、通期連結業績予想数値につきましては、半導体の不足やサプライチェーンの混乱による供給制約など、先行き不透明な状況が続くものと見込まれることから、前回公表値を据え置いております。　業績予想の修正が必要となる場合には速やかに開示いたします。（注）この資料に記載されている業績などの予想数値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報に基づいて作成したものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。