クボタ [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比36.4％増の1823億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2000億円→2050億円(前期は1561億円)に2.5％上方修正し、増益率が28.1％増→31.3％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の711億円→761億円(前年同期は646億円)に7.0％増額し、増益率が10.1％増→17.8％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は48円(前期は44円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比27.0％増の535億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.8％→10.1％に改善した。