決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 三社電機、宮入バ、手間いらず (5月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の5月7日から8日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　明星電 <6709>
　18年3月期の連結経常損益は2200万円の黒字(前の期は2億4500万円の赤字)に浮上し、従来予想の1000万円の黒字を上回って着地。

★No.2　太陽工機 <6164>
　18年12月期の連結経常利益を従来予想の10.4億円→11.9億円(前期は9.5億円)に14.4％上方修正し、増益率が8.8％増→24.5％増に拡大し、従来の10期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ソネットＭＮ <6185>
　18年3月期の連結経常利益は前の期比65.7％増の5.3億円に伸び、19年3月期も前期比39.7％増の7.5億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6709> 明星電 　　　　東２ 　 +18.95 　　5/ 8　本決算　　 1263.64
<6164> 太陽工機 　　　ＪＱ 　 +16.91 　　5/ 8　　　1Q　　　158.66
<6185> ソネットＭＮ 　東Ｍ 　 +14.64 　　5/ 8　本決算　　　 39.66
<3939> カナミックＮ 　東Ｍ 　 +11.38 　　5/ 8　　上期　　　 32.94
<6265> 妙徳 　　　　　ＪＱ　　 +9.47 　　5/ 8　　　1Q　　　 16.16

<2477> 手間いらず 　　東Ｍ　　 +7.95 　　5/ 8　　　3Q　　　 46.29
<7587> ＰＡＬＴＥＫ 　東２　　 +6.40 　　5/ 8　　　1Q　　　-69.48
<4642> オリジナル設 　東２　　 +4.72 　　5/ 8　　　1Q　　　 50.33
<6943> ＮＫＫ 　　　　ＪＱ　　 +4.00 　　5/ 8　本決算　　　 97.76
<6874> 協立電機 　　　ＪＱ　　 +3.39 　　5/ 8　　　3Q　　　 19.19

<2700> 木徳神糧 　　　ＪＱ　　 +3.37 　　5/ 8　　　1Q　　　204.04
<7298> 八千代工 　　　ＪＱ　　 +2.90 　　5/ 8　本決算　　　　1.92
<6882> 三社電機 　　　東２　　 +2.81 　　5/ 8　本決算　　　 14.86
<6669> シーシーエス 　ＪＱ　　 +2.60 　　5/ 8　　　1Q　　　　0.69
<9890> マキヤ 　　　　ＪＱ　　 +2.52 　　5/ 8　本決算　　　　8.40

<7564> ワークマン 　　ＪＱ　　 +2.25 　　5/ 8　本決算　　　　4.42
<2816> ダイショー 　　東２　　 +1.76 　　5/ 8　本決算　　　 20.13
<3386> コスモバイオ 　ＪＱ　　 +1.30 　　5/ 8　　　1Q　　　 18.10
<3464> プロパティＡ 　東２　　 +1.13 　　5/ 8　本決算　　　 10.82
<7963> 興研 　　　　　ＪＱ　　 +0.71 　　5/ 8　　　1Q　　　-22.30

<2122> インタスペス 　東Ｍ　　 +0.64 　　5/ 8　　上期　　　　5.59
<6495> 宮入バ 　　　　東２　　 +0.62 　　5/ 8　本決算　　　　8.91
<4792> 山田コンサル 　ＪＱ　　 +0.59 　　5/ 8　本決算　　　 12.85
<7490> 日新商 　　　　東２　　 +0.59 　　5/ 8　本決算　　　 13.40
<3951> 朝日印刷 　　　東２　　 +0.33 　　5/ 8　本決算　　　　0.81

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース