決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 日電産、栄研化、ＪＣＲファ (10月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月23日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＨｙＡＳ＆Ｃ <6192>
　21年4月期の連結最終損益を従来予想の1億2900万円の黒字→2億2000万円の赤字(前期は1700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.2　栄研化 <4549>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.9％減の27.9億円に減った。

▲No.3　東エレデバ <2760>
　21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.9％減の12.6億円に減り、通期計画の41億円に対する進捗率は30.8％にとどまり、5年平均の36.5％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6192> ＨｙＡＳ＆Ｃ 　東１　　 -5.75 　 10/26　　　1Q　　　　黒転
<4549> 栄研化 　　　　東１　　 -4.46 　 10/26　　上期　　　 -9.90
<2760> 東エレデバ 　　東１　　 -4.46 　 10/26　　上期　　　 -5.90
<3157> ジューテック 　東１　　 -3.59 　 10/26　　上期　　　-40.44
<6594> 日電産 　　　　東１　　 -1.37 　 10/26　　上期　　　　4.22

<7466> ＳＰＫ 　　　　東１　　 -0.79 　 10/26　　上期　　　-19.64
<4552> ＪＣＲファ 　　東１　　 -0.44 　 10/26　　上期　　　 37.72

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース