旭精機、今期経常を48％下方修正

　旭精機工業 <6111> [名証Ｍ] が10月31日大引け後(16:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比56.4％減の1億0300万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億9000万円→1億5000万円(前期は4億2800万円)に48.3％下方修正し、減益率が32.2％減→65.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比75.5％減の4700万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比56.6％減の5600万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.6％→1.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　今後の客先需要動向を勘案した結果、主に精密金属加工品及びばね機械等の売上が当初予想より下回る見込みとなるため、業績予想を修正いたします。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。