• 通期経常予想は一転8000万円の赤字に…
• 売上高の減少止まらず、2Q累計は16％の大幅減…
• 2Q累計は再び最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　旭精機工業 <6111> [名証Ｍ] が10月30日大引け後(16:20)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は600万円の赤字(前年同期は1億0300万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億2000万円の黒字→8000万円の赤字(前期はトントン)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は7400万円の赤字(前年同期は1億0300万円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の70円→60～70円(前期は70円)に修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比8.9％減の5100万円に減り、売上営業利益率は前年同期の1.5％→1.5％とほぼ横ばいだった。