3,858円
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■クシム <2345> 500円 (+80円、+19.1%) ストップ高
クシム <2345> [東証2]が連日のストップ高。22日の取引終了後、連結子会社チューリンガムが開発を支援した、暗号資産コスプレトークン(COT)を使って応援ができる新NFTサービス「Curecos(キュアコス)」β版の「Curecos β」が一般公開されたと発表しており、これが好感された。「Curecos」は、世界180ヵ国から約100万人の会員が登録しているコスプレフォトシェアリングサイト「World Cosplay」と連携して、COTが世界中で利用できるサービス。「Curecos β」は、コスプレイヤーやカメラマンがコスプレ作品をかんたんにNFT化することができ、世界中のファンが誰でもコスプレイヤーやカメラマンを手軽に応援できる場所を実現したサービスで、仮想通貨に馴染みのないユーザーでも利用できるように、一部の支援システムはクレジットカードでも利用可能としている。
■マネックスG <8698> 728円 (+100円、+15.9%) ストップ高
東証1部の上昇率トップ。マネックスグループ <8698> がストップ高。22日の取引終了後、連結子会社のCoincheck Group(オランダ)について、特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて年内をメドに米ナスダック市場への上場を目指すことを発表。このオランダ子会社は、同じくマネックスG傘下の暗号資産子会社コインチェックをぶら下げる中間持ち株会社となる予定。これによりコインチェックの世界展開を加速させ、更なる企業価値の向上を図る狙い。
■プレイド <4165> 1,273円 (+122円、+10.6%)
プレイド <4165> [東証M]が急反騰。同社は23日正午に、パートナー企業によるKARTEなど同社製品を用いたCX(顧客体験)向上を支援するパートナープログラムとして、「KARTE Partner Accelerate Program」の提供を開始すると発表した。「KARTE」は15年に提供を開始したCXプラットフォーム。新プログラムの提供を通じて、プレイドがこれまで培ってきたノウハウやナレッジ、プロダクトの技術や活用方法など体系的な学習コンテンツをパートナー企業に展開する。これにより、パートナー企業における取引先企業のCX向上を目的とした事業支援を加速し、共創していけることを目指しているとした。
■レーザーテク <6920> 20,695円 (+1,910円、+10.2%)
東証1部の上昇率7位。レーザーテック <6920> が急反騰。投資資金が集中し、10%を超える上昇で2万円大台を大きく回復した。前日22日の米国株市場では長期金利が急上昇したにもかかわらずハイテク株が買われたが、半導体関連株は高安まちまちの状況だった。ところが、東京市場では同社株をはじめ半導体製造装置の主力株が軒並み大幅高に買われる展開となった。レーザーテックはこれまでPERの高さが嫌気されて上値の重い展開を強いられがちだったが、23日は寄り後も次第高の展開で上値追いが加速した。23日は大陽線で25日移動平均線を上回り、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも目前に迫っており、大底圏離脱の動きを明示した。
■三井ハイテク <6966> 10,950円 (+950円、+9.5%)
東証1部の上昇率10位。三井ハイテック <6966> が急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日、同社株のレーティングの「バイ」を継続するとともに目標株価を1万1000円から1万3000円に引き上げた。「超精密加工で半導体と自動車分野での更なる高みを目指す」と指摘。車載、ICT関連向けなどの半導体市場拡大を背景にリードフレームは安定成長し、電動車、省エネ家電などの拡大を背景にモーターコアは拡大成長するとみている。23年1月期の連結営業利益は会社予想204億円に対し206億円(前期比37.7%増)を予想し、24年1月期の同利益は234億円を見込んでいる。
■SBG <9984> 5,421円 (+365円、+7.2%)
ソフトバンクグループ <9984> が5日続急伸、一気に5500円台まで駆け上がる場面があった。売買代金は全上場企業のなかで第2位。3月に入ってからの急落局面で個人投資家は信用取引を活用して買い下がる動きを続けていたが、これが日の目を見る形となった。ここ空売り筋のショートカバーによる効果もあって戻り足を強めていたが、23日はマドを開けて一時9%超の上昇をみせた。前日22日の米国株市場(ADR)で、出資先のアリババ集団
■日経レバ <1570> 14,650円 (+835円、+6.0%)
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が7日続急伸。日経平均株価に連動するように組成されたETFで価格変動率が2倍に基本設定されており、ボラティリティの高さに特徴がある。全体相場が世界的な株価上昇局面で上げ足を強めるなか、日経レバの上値追いも加速。23日は中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を日経平均とともに上回り、大勢トレンド転換を示唆した。信用買い残は3月上旬の下落局面で減少傾向にあり、整理進捗に伴い需給面も軽くなっている。
■インソース <6200> 2,232円 (+117円、+5.5%)
インソース <6200> が急反発。23日の午前中、サッポロホールディングス <2501> が実施する「DX・IT人財育成プログラム」でパートナーに選定されたと発表しており、これが好材料視された。サッポロHDの「DX・IT人財育成プログラム」は、 デジタルトランスフォーメーション(DX)・IT推進リーダー層の約150人を対象にした教育研修を、述べ78日間実施し、DX・IT案件を自律して推進する人財の養成を目指すもの。これにより、サッポロHDのDX推進を支援するとしている。
■ファストリ <9983> 63,810円 (+3,160円、+5.2%)
ファーストリテイリング <9983> が5日続急伸。3000円を超える上昇をみせ25日移動平均線を上に抜けてきた。ここ日経平均は先物主導で急速な上昇局面にあり、日経平均寄与度の高い値がさ株は裁定買いの流入で株価に浮揚力が働いている。そのなか、同社株は日経平均を111円押し上げ、日経225採用銘柄のなかで寄与度トップとなった。同社株は値がさ株ということもあって個人投資家のロットを利かせた短期売買の対象となりにくい面があり、信用買い残が少ない。また、日証金では貸借倍率が0.27倍と売り長状態で、時価総額6兆6000億円強の大型株ながら株式需給面では軽く、指数売買の影響を受けやすい。
■メルカリ <4385> 3,280円 (+160円、+5.1%)
メルカリ <4385> [東証M]が急反発。そのほか、ビジョナル <4194> [東証M]、フリー <4478> [東証M]、JTOWER <4485> [東証M]、弁護士ドットコム <6027> [東証M]などマザーズ市場に上場する時価総額上位銘柄への買いが顕著となった。世界的に株式市場が戻り相場に突入するなか、東京市場では日経平均が連日の大幅高で2万7000円台後半まで一気に水準を切り上げている。相対的に出遅れていたマザーズ市場も足もと上昇基調を強めている。そのなか、同市場で時価総額トップのメルカリを筆頭にマザーズ指数への影響度が大きい主力銘柄の物色人気が目立った。
■サイボウズ <4776> 1,336円 (+61円、+4.8%)
サイボウズ <4776> が大幅反発。22日の取引終了後に発表した2月度月次の連結業績で、営業利益が前年同月比18.6%減の2億8600万円と前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。なお、売上高は同20.5%増の17億1300万円だった。
■メドピア <6095> 3,325円 (+145円、+4.6%)
メドピア <6095> が大幅反発。22日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス <2784> 傘下のアルフレッサとの間で医療機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する共同事業展開に向けた検討を開始すると発表しており、今後の展開への期待が高まったようだ。会社側では、これに伴い両社出資の合弁会社を設立する可能性があるとしている。また、事業開始は今夏ごろを予定しているという。
■メイコー <6787> 3,745円 (+160円、+4.5%)
メイコー <6787> が大幅高で6日続伸。22日の取引終了後、22年3月期の配当予想を20円から25円へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は45円となり、前期実績(20円)に対しては25円の増配となる予定だ。
■トヨタ <7203> 2,137円 (+82円、+4.0%)
トヨタ自動車 <7203> が大幅続伸。ここ戻り足が鮮明で、前日22日に25日移動平均線を上に抜けたほか、23日は5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも示現した。半導体不足に伴う生産計画の下方修正などをネガティブ材料視する動きもあったが、3月に入ってからの急速な円安進行が、上場企業の中でも為替感応度が際立って高い同社株に追い風材料となった。FRBのタカ派傾斜を背景に米10年債利回りが急上昇するなか、日米金利差を反映する形でドル買い・円売りの動きが加速、足もとでは約6年ぶりとなる1ドル=121円台まで円安が進行している。同社の22年3月期通期想定為替レートは1ドル=111円であり、実勢は10円以上も円安に振れている状況。今期業績への影響は限られるものの、23年3月期は為替メリットが強く意識されることになる。
■フィナHD <4419> 761円 (+27円、+3.7%)
Finatextホールディングス <4419> [東証M]が大幅反発。同社は22日取引終了後、貸金業を行う全額出資子会社として、スマートプラスクレジット(東京都千代田区)を4月1日に設立すると発表した。同社では証券及び少額短期保険分野において、同社グループが金融機関となり、生活に密接に関わるパートナー企業が仲介業者などとなって、金融サービスを共同で展開してきた。貸金分野においても金融サービスを暮らしに寄り添ったものにする必要があるとみて、貸金業への参入を決めたとしている。
■ユーグレナ <2931> 769円 (+27円、+3.6%)
ユーグレナ <2931> が大幅反発。同社は22日取引終了後、カイコを利用した発現システム「カイコ・バキュロウイルス発現システム」を用いて、新型コロナウイルス感染に重要な役割を果たす組み換えスパイクタンパク質の大量生産に成功したと発表した。また、組み換えスパイクタンパク質を抗原として接種することによるワクチン効果を高める物質としてアラムアジュバントを一緒に接種することにより、効率的な防御免疫の誘導を示す研究結果も確認したとしている。九州大学発のベンチャー企業であるKAICO(福岡市西区)、九州大学農学研究院・薬学研究院、鹿児島大学農学部、長崎大学熱帯医学研究所の研究グループと共同で進めている研究であり、この結果は早期実用化が望まれる国産ワクチン開発の加速化とワクチン生産の効率化・安全性向上に向け、非常に有効なアプローチになるものとして期待されるという。研究結果は、スイスの学術誌「Frontiers in immunology オンライン版」に掲載されたとしている。
※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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