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*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい~
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい
■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円
■前場の注目材料:NTTデータG、グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速
■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい
12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが317ドル高、ナスダックは75ポイント高だった。中国政府が追加の景気対策を検討しているとの報道を受け、買い優勢の展開となった。また、消費者物価指数(CPI)の結果待ちではあるものの、インフレ改善を想定し金利が一段と低下したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比55円高の32295円、円相場は1ドル140円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで32040円まで売られる場面が見られたものの、引き続き32000円を割り込まず、同水準での底堅さは意識されていた。積極的な売買は手控えられるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。ただし、米国市場は上昇したものの、セールスフォースやスリーエムなどが個別の材料で買われてNYダウを押し上げており、全体としては模様眺めムードが強かった。
米CPIを前に、持ち高調整の流れが中心になりそうである。日経平均は7月3日に付けた33762円を戻り高値に調整を継続しているが、32000円接近での底堅さが見られるなか、買い戻しの動きは入りやすいだろう。昨日はナスダックの再配分に伴うリバランスへの警戒から売り仕掛け的な動きもあったと考えられ、引き続き警戒要因ではあるものの、CPIの発表を前に、いったんは買い戻しに向かわせそうだ。
物色では米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすく、足もとでは小売企業の決算発表が続くなか、昨夕に決算を発表したローソン<2651>などは注目されそうである。その他は、需給の軽い直近IPO銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になろう。為替市場では1ドル140円台と円高傾向を見せているなか、輸出関連などの利食いに対して、ハイテク株の買い戻す動きも意識されやすい。
■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円
ローソン<2651>が発表した2024年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比11.9%増の2641億円、税前利益が同73.4%増の240.41億円だった。国内コンビニエンスストア事業において、人流の増加に伴いカウンターファストフード、ソフトドリンク及び米飯の売上が伸長したほか、店内調理サービス「まちかど厨房」や化粧品などの売上が伸長した。カウンターファストフードは「からあげクン」の新フレーバーの売上が好調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32203.57、+13.84)
・NYダウは上昇(34261.42、+317.02)
・ナスダック総合指数は上昇(13760.70、+75.22)
・シカゴ日経先物は上昇(32295、大阪比+55)
・SOX指数は上昇(3653.53、+1.93)
・VIX指数は低下(14.84、-0.23)
・米原油先物は上昇(74.83、+1.84)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・NTTデータG<9613>グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速
・三菱電機<6503>広島大と、アルミ・ステンレス接合、積層技術で高強度
・三井住友<8316>米でデジタル金融参入、個人ローン提供
・三菱重<7011>JAXAと「H2A」47号機を来月26日打ち上げ
・リョービ<5851>「ギガキャスト」新工場、50億円投じ25年3月稼働
・日産自<7201>スペイン・アビラ工場、部品生産100万個達成
・三洋化成工業<4471>研究者目線で工程改善、収益力向上へ
・清水建設<1803>竹中工務店などと施工管理データ連携、基盤開発、業界標準に
・ホッカンHD<5902>粉乳缶とエアゾール缶、群馬工場に生産移管
・住友ベークライト<4203>スキンパック機材を一括提案、食品トレー代替
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+4.4%、5月:+5.1%)
・08:50 5月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+1.0%、4月:+5.5%)
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>
■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい
■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円
■前場の注目材料:NTTデータG、グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速
■米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすい
12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが317ドル高、ナスダックは75ポイント高だった。中国政府が追加の景気対策を検討しているとの報道を受け、買い優勢の展開となった。また、消費者物価指数(CPI)の結果待ちではあるものの、インフレ改善を想定し金利が一段と低下したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比55円高の32295円、円相場は1ドル140円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで32040円まで売られる場面が見られたものの、引き続き32000円を割り込まず、同水準での底堅さは意識されていた。積極的な売買は手控えられるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。ただし、米国市場は上昇したものの、セールスフォースやスリーエムなどが個別の材料で買われてNYダウを押し上げており、全体としては模様眺めムードが強かった。
米CPIを前に、持ち高調整の流れが中心になりそうである。日経平均は7月3日に付けた33762円を戻り高値に調整を継続しているが、32000円接近での底堅さが見られるなか、買い戻しの動きは入りやすいだろう。昨日はナスダックの再配分に伴うリバランスへの警戒から売り仕掛け的な動きもあったと考えられ、引き続き警戒要因ではあるものの、CPIの発表を前に、いったんは買い戻しに向かわせそうだ。
物色では米国同様、個別に材料の出ている銘柄に資金が向かいやすく、足もとでは小売企業の決算発表が続くなか、昨夕に決算を発表したローソン<2651>などは注目されそうである。その他は、需給の軽い直近IPO銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になろう。為替市場では1ドル140円台と円高傾向を見せているなか、輸出関連などの利食いに対して、ハイテク株の買い戻す動きも意識されやすい。
■ローソン、1Q税前利益 73.4%増 240億円、24/2予想 純利益 290億円
ローソン<2651>が発表した2024年2月期第1四半期業績は、営業収益が前年同期比11.9%増の2641億円、税前利益が同73.4%増の240.41億円だった。国内コンビニエンスストア事業において、人流の増加に伴いカウンターファストフード、ソフトドリンク及び米飯の売上が伸長したほか、店内調理サービス「まちかど厨房」や化粧品などの売上が伸長した。カウンターファストフードは「からあげクン」の新フレーバーの売上が好調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32203.57、+13.84)
・NYダウは上昇(34261.42、+317.02)
・ナスダック総合指数は上昇(13760.70、+75.22)
・シカゴ日経先物は上昇(32295、大阪比+55)
・SOX指数は上昇(3653.53、+1.93)
・VIX指数は低下(14.84、-0.23)
・米原油先物は上昇(74.83、+1.84)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・NTTデータG<9613>グループのインク傘下、インドでDC・IT拡大加速
・三菱電機<6503>広島大と、アルミ・ステンレス接合、積層技術で高強度
・三井住友<8316>米でデジタル金融参入、個人ローン提供
・三菱重<7011>JAXAと「H2A」47号機を来月26日打ち上げ
・リョービ<5851>「ギガキャスト」新工場、50億円投じ25年3月稼働
・日産自<7201>スペイン・アビラ工場、部品生産100万個達成
・三洋化成工業<4471>研究者目線で工程改善、収益力向上へ
・清水建設<1803>竹中工務店などと施工管理データ連携、基盤開発、業界標準に
・ホッカンHD<5902>粉乳缶とエアゾール缶、群馬工場に生産移管
・住友ベークライト<4203>スキンパック機材を一括提案、食品トレー代替
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+4.4%、5月:+5.1%)
・08:50 5月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+1.0%、4月:+5.5%)
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>
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