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古河電気工業のニュース

古河電気工業のニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/07/10 05:30

エデュラボ <4427>  358円 (+80円、+28.8%) ストップ高

 EduLab <4427> [東証G]がストップ高。全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のオンライン化を巡り文部科学省が8日、2027年度から全面的に実施する案を有識者会議に示したことが伝わっている。教育関連サービス会社のエデュラボはテスト運営・受託事業を手掛け、全国学力テストを受託した実績があることから、思惑的な物色が向かったようだ。

リベルタ <4935>  630円 (+100円、+18.9%) ストップ高

 リベルタ <4935> [東証S]がストップ高。全国各地で猛暑が続いており、8日には最高気温が35度以上の猛暑日を記録した地点が4日連続で100を超えるなどしたことから、塗るタイプの冷感アイテムブランド「クーリスト」を展開する同社に新たな猛暑対策関連として関心が高まっているもよう。「クーリスト」ブランドは、前期の販売実績が好調であったことから、24年12月期は第1四半期では取り扱い店舗数が約5000店舗増加したとしており、今期も業績への貢献が期待されている。

アスカネット <2438>  700円 (+100円、+16.7%) ストップ高

 アスカネット <2438> [東証G]がストップ高。9日付の日刊工業新聞で「2024年度中にも、独自の光学プレートを介して空中に映像を投影する技術『空中ディスプレイ』の海外量産車への採用を目指す」と報じられており、好材料視された。記事によると、中国新興メーカーの電気自動車(EV)における車載ディスプレイやインフォテインメント(情報・娯楽)システムなどでの利用を想定しているという。EVの普及が急速に進む中国では、車載インフォテインメントの新技術に関心が高いとされ、量産車に採用されれば業績へのインパクトが期待できることから、これが買いにつながったようだ。

バリューC <9238>  1,275円 (+179円、+16.3%) 一時ストップ高

 バリュークリエーション <9238> [東証G]が3日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。8日取引終了後に株主優待制度の拡充を発表しており、これを好感した買いが膨らんだ。毎年2月末を基準日とする通常の株主優待について、現行では保有株数や期間に応じてQUOカード500~2000円分を贈呈したが、変更後は1500~6000円分とする。また、今年8月末を基準日とする上場1周年記念株主優待(100株以上保有が対象、保有期間の条件なし)についてはQUOカード1000円分から3000円分へ増額する。

WNIウェザ <4825>  5,360円 (+620円、+13.1%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。ウェザーニューズ <4825> [東証P]が3日続急騰、一時ストップ高となった。民間の気象情報会社として世界首位級の実力を有するが、業績も20年5月期以降は毎期増収増益を続けるなど高い収益成長力をいかんなく発揮している。そうしたなか、同社が8日取引終了後に発表した25年5月期の業績予想は、営業利益が前期比16%増の38億円と2ケタ増益を見込み、9期ぶりの過去最高利益更新となる。有料会員からの課金収入が順調に拡大基調にあり、収益の押し上げが続く。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は前期実績から10円増配となる130円を計画している。これらを評価する形で投資資金を呼び込んだ。

フジクラ <5803>  3,439円 (+351円、+11.4%)

 東証プライムの上昇率2位。フジクラ <5803> [東証P]が急反騰。生成AI市場の拡大を背景にデータセンターの建設需要が世界的に高まりをみせている。大容量の情報をやりとりする上で、そのインフラとして光ファイバーなどの光学製品需要も押し上げられており、同製品で高い実績を持つ同社株に物色の矛先が向いた。前日8日の米国株市場でディスプレー用ガラス基板や光ファイバーを手掛けるコーニング が業績の上方修正を受け急騰を演じたことで、その連想買いを誘導した格好だ。また、7日の東京都知事選で小池百合子氏が3選を果たしたが、小池氏が掲げる政策の「電線地中化」では同社や古河電気工業 <5801> [東証P]など電線メーカーの商機が高まるとの見方があり、株価の押し上げ材料となった。

ステムリム <4599>  460円 (+39円、+9.3%)

 ステムリム <4599> [東証G]が急伸。8日の取引終了後、大阪大学大学院医学系研究科・幹細胞遺伝子治療学共同研究講座と共同研究を行っているPJ5:幹細胞遺伝子治療について、栄養障害型表皮水疱症を対象とした治療薬としての用途特許が日本において登録されることになったと発表しており、これを好感した買いが流入した。同特許は、栄養障害型表皮水疱症の根治治療を目的とした遺伝子治療技術を保護するもので、特許成立により日本国内における同遺伝子治療の事業化の独占性を担保することが可能になる。なお、同件による24年7月期業績への影響はないとしている。

レゾナック <4004>  3,854円 (+307円、+8.7%)

 東証プライムの上昇率3位。レゾナック・ホールディングス <4004> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は8日に、次世代半導体パッケージ分野において日米10社の企業連合を設立することを発表した。半導体材料メーカーなどが連携し、後工程の技術開発に向け米IT大手などと円滑な協業体制を構築する。関連企業が集まるシリコンバレーに拠点を設け、情報収集や開発などを迅速化させる狙いだ。同社は化学メーカー大手として半導体材料分野にも積極展開しており、後工程での材料供給で高い実績を持っている。今回の企業連合設立で、その強みが更に発揮できる可能性があり、足もとの株価を刺激する格好となった。

鈴茂器工 <6405>  1,594円 (+106円、+7.1%)

 鈴茂器工 <6405> [東証S]が3日続急伸。9日午前11時ごろ、従来製品に比べてコンパクト化を図ったコンパクトシャリ玉ロボット「S-Cube(エスキューブ)」を7月23日に発売すると発表しており、好材料視された。回転寿司業態や小売業で普及している最もベーシックなシャリ玉ロボットと比較して、高さで約37%、重量で約46%のダウンを図り、さまざまな調理器具や食材が置かれるキッチン・厨房の中の小さなスペースでも設置ができるようにしたという。また、既存製品に比べ費用面からも導入しやすく、これまでよりさらに幅広い業態の飲食店での需要に対応したとしており、需要拡大が期待されている。

ガンホー <3765>  2,928円 (+100円、+3.5%)

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> [東証P]が大幅反発。8日の取引終了後、ウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都港区)協力のもとに開発を進めているスマートフォン向け完全新作RPG「ディズニー ピクセルRPG」を、日本をはじめとした世界18の国と地域で年内にサービスを開始すると発表しており、好材料視された。「ディズニー ピクセルRPG」は、可愛らしいドット絵で描かれたディズニーキャラクターたちと一緒に冒険するRPG。8日にはストア予約をスタートしており、それにあわせて公式サイトと、X、インスタグラムなどの各SNSの公式アカウントを開設した。

ネクソン <3659>  3,235円 (+108円、+3.5%)

 ネクソン <3659> [東証P]が大幅高で3日続伸。8日、同社が配信を開始した2タイトルがゲームランキングで1位を獲得したと発表。株価の支援材料となったようだ。「The First Descendant」は2日にグローバルで配信を始めた後、わずか24時間でSteamの売り上げランキングで1位を獲得した。また、5月21日に中国で配信を開始した「アラド戦記モバイル」に関しては、iOSの売り上げランキングで1位を獲得し、その後6週連続で上位圏内を維持しているという。

プロト <4298>  1,447円 (+47円、+3.4%)

 プロトコーポレーション <4298> [東証P]が8日ぶり大幅反発。8日の取引終了後に、米運用会社のカナメキャピタルがプロトの株式の買い増しに動いたことが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、カナメキャピタルの保有割合は5.21%から6.32%に上昇した。報告義務発生日は6月24日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。

プレイド <4165>  1,060円 (+34円、+3.3%)

 プレイド <4165> [東証G]が大幅反発。9日の午前中に、提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」シリーズの「KARTE for App」「KARTE Datahub」「KARTE Message」がWOWOW <4839> [東証P]に採用されたと発表しており、好材料視された。WOWOWが衛星有料放送サービス及び動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」の新規会員の拡大や、既存会員のロイヤルティー向上のための顧客コミュニケーション基盤をKARTEシリーズのプロダクト群で刷新したという。KARTEを統合的なコミュニケーション基盤とすることで、ファーストパーティー・カスタマーデータの活用により、あらゆる顧客接点で、一貫性あるCXの実現とツール統合による運用コストの削減を図るとしている。

コナミG <9766>  11,850円 (+290円、+2.5%)

 コナミグループ <9766> [東証P]が反発。コナミアミューズメントは8日、新作メダルゲーム「パワフルプロ野球 開幕メダルシリーズ!」を全国のアミューズメント施設で順次稼働を開始したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。

ディスコ <6146>  64,680円 (+1,560円、+2.5%)

 ディスコ <6146> [東証P]が3日ぶりに反発。そのほか、アドバンテスト <6857> [東証P]など半導体製造装置大手メーカーに買いが集まった。アドテストは直近高値を上回り、今年4月1日以来約3ヵ月ぶりの株価水準に浮上した。前日8日の米国株市場では画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア が反発したほか、半導体セクター全般に投資資金が流入した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%近い上昇で6連騰と上値追いが鮮明、史上最高値更新となった。これを受け東京市場でも半導体主力銘柄に国内外機関投資家とみられる大口の買いが観測される状況にある。

タクマ <6013>  1,792円 (+40円、+2.3%)

 タクマ <6013> [東証P]が反発。同社は9日、兵庫県尼崎市からゴミ処理施設のDBO(設計、建設、運営)事業を受注したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。この事業は既存の焼却施設を解体した跡地に、これまで分散していた焼却施設・リサイクル施設・し尿処理施設を1棟に集約して整備し、2031年4月から20年間の運営を行う計画。契約金額は725億円(税抜き)だとしている。

インフォMT <2492>  319円 (+7円、+2.2%)

 インフォマート <2492> [東証P]が反発。9日の午前中に、同社がinvox(東京都新宿区)と協業して提供する、FAXやメールで受け取った発注書をAIでデータ化する「発注書AI-OCR(invox)」が、TIS <3626> [東証P]グループのネクスウェイが提供するFAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」と連携したと発表しており、好材料視された。今回の提携により、受信するFAXを「FNX e-受信FAXサービス」で仕分けし、「発注書AI-OCR(invox)」でデータ化。その受注データを、受発注業務をデジタル化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」を介して、基幹システムに取り込むことができるようになる。これにより、受注情報の仕分け・確認・入力・基幹システムへの連携までの一連の作業をデジタル化し、ペーパーレスな受注業務フローの構築を可能にすることで、業務負荷を大幅に削減するという。

不動テトラ <1813>  2,580円 (+56円、+2.2%)

 不動テトラ <1813> [東証P]が続伸。8日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの保有割合が24.94%から26.12%に上昇したことが判明しており、思惑的な買いが入ったようだ。エフィッシモでは保有目的は純投資としており、報告義務発生日は7月1日となっている。

ノリタケ <5331>  4,155円 (+60円、+1.5%)

 ノリタケカンパニーリミテド <5331> [東証P]が続伸。同社は8日、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する多孔質部材「SUPCA(サプカ)」を開発したと発表。カーボンニュートラル化につながる部材の今後の普及拡大を期待した買いが入ったようだ。従来のビーズ材の吸着材に比べCO2の吸収速度が速く、回収に必要なエネルギーを低下できる。柔軟性があり加工も容易で、さまざまな形状で利用することが可能という。

ストライク <6196>  4,620円 (+60円、+1.3%)

 ストライク <6196> [東証P]が続伸。8日の取引終了後、出資先で未上場株式のセカンダリーマーケットを運営するFUNDINNO(東京都港区)と業務提携したと発表しており、好材料視された。今回の提携は、ベンチャー企業の多様化するEXITや成長支援を強化するのが狙い。ストライクでは、スタートアップと事業会社を結びつけることで成長を目指す「イノベーション型M&A」の促進を目指すサービス「S venture Lab.」を運営しており、提携によりFUNDINNO利用企業と事業会社とを結びつけ、M&A機会を創出するほか、M&Aやオープンイノベーションなどを目的としたイベントの共同開催、顧客を相互に紹介することによる事業連携の促進・成長支援などを行うとしている。

伊藤米久HD <2296>  4,255円 (+50円、+1.2%)

 伊藤ハム米久ホールディングス <2296> [東証P]が5日ぶり反発。同社は9日、10月1日から一部のハム・ソーセージと調理加工食品について、納品価格の改定及び商品規格の変更を実施すると発表した。改定率は米久が約2~30%、伊藤ハムが約3~20%。原材料価格の高騰が続くなか、自助努力だけではコスト上昇分の全てを吸収することは極めて困難な状況だとしている。

伊藤忠 <8001>  8,131円 (+88円、+1.1%)

 伊藤忠商事 <8001> [東証P]が3日ぶり反発。同社は9日、航空機向け水素燃料電池エンジンの開発・製造を行っている米ゼロアビアに出資したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。また、ゼロアビアとはアジアにおける販売代理店契約、及び保守整備体制、空港インフラ、水素インフラの構築を共同で推進する覚書を締結。伊藤忠は今回の件を通じて航空業界の脱炭素化に取り組むとしている。

※9日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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