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三菱マテリアルのニュース
【↑】日経平均 大引け| 続急伸、円安を受けハイテク株中心に買い優勢 (4月9日)
日経平均株価
始値 39496.95
高値 39773.13(15:00)
安値 39476.13(11:07)
大引け 39773.13(前日比 +426.09 、 +1.08% )
売買高 15億5143万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆9596億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急伸、後場に入り上げ足強める
2.10日の米CPI発表を前に米株市場は高安まちまち
3.米長期金利上昇も為替市場の円安が追い風材料に
4.半導体関連株高く、非鉄株なども買い人気集める
5.値上がり銘柄が全体の7割、売買代金は4兆円割れ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比11ドル安と小幅に反落した。米CPIなど重要インフレ指標控え、様子見ムードが広がった。
東京市場では、前日に続き買い優勢の地合いだった。前日の米国株市場が高安まちまちだったことを受け前場は模様眺めムードだったが、後場に入ると売り物薄のなか日経平均株価は次第高の展開となった。
9日の東京市場は、買い優勢のなかも前場は気迷いムードが漂っていた。前日の米国株市場では3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、様子見のなかNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに小幅な値動きに終始しており、東京市場でも方向感がつかみにくかった。ただ、米長期金利の上昇を背景に外国為替市場でドル高・円安が進んだことはハイテク株を中心に追い風材料に。後場に入ると先物主導で日経平均は次第高の展開に変わった。金や銅などコモディティ価格の上昇を背景に非鉄株などにも買いが目立った。個別株ベースではプライム市場の値上がり銘柄数が全体の70%を占めた。ただ、売買代金は3兆9000億円台にとどまり、1月30日以来約2カ月半ぶりに4兆円台を割り込んだ。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が買われ、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>なども値を上げた。信越化学工業<4063>も上昇した。前日に続き売買代金首位のソシオネクスト<6526>は小幅ながらプラス圏で着地。野村マイクロ・サイエンス<6254>はストップ高人気。このほか、安川電機<6506>が値を飛ばし、さくらインターネット<3778>が商いを膨らませ値を飛ばした。株価低位のリソー教育<4714>も値幅制限いっぱいに買われた。ジャステック<9717>、RS Technologies<3445>も急騰した。
半面、ルネサスエレクトロニクス<6723>が売りに押され、ローム<6963>は大幅安、キーエンス<6861>も軟調だった。ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ニトリホールディングス<9843>もマイナス圏で引けた。ヤクルト本社<2267>が安く、マニー<7730>、朝日インテック<7747>、ウエルシアホールディングス<3141>なども値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、信越化 <4063>、レーザーテク <6920>、アドテスト <6857>、安川電 <6506>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約225円。うち130円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、第一三共 <4568>、ニトリHD <9843>、ZOZO <3092>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約15円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)卸売業、(3)空運業、(4)不動産業、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)医薬品、(3)海運業、(4)建設業、(5)精密機器。
■個別材料株
△マーチャント <3121> [東証S]
業績好調に加え追加の株主優待発表。
△クリエイトS <3148> [東証P]
24年5月期業績及び配当予想を上方修正。
△デュアルT <3469> [東証S]
24年6月末株主から株主優待制度を新設へ。
△WHDC <3823> [東証S]
長期売電事業に関する基本合意契約締結と発表。
△信越化 <4063> [東証P]
「群馬県に半導体素材の新工場新設」との報道。
△デルタフライ <4598> [東証G]
DFP-10917とVTX併用療法の臨床第1/2相試験に実施許可。
△リソー教育 <4714> [東証P]
ヒューリック <3003> が子会社化目指してTOB実施。
△三菱マ <5711> [東証P]
金市況に追随し銅も1年3ヵ月ぶり高値。
△ERIHD <6083> [東証S]
光通信の大量保有で思惑買い。
△野村マイクロ <6254> [東証P]
25日線足場に成長性評価の実需買い継続。
▼ローム <6963> [東証P]
CB発行による潜在的な希薄化を嫌気。
▼ジャパニアス <9558> [東証G]
エンジニア積極採用で12~2月期最終22%減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)リソー教育 <4714>、(2)野村マイクロ <6254>、(3)ジャステック <9717>、(4)さくらネット <3778>、(5)RSテクノ <3445>、(6)安川電 <6506>、(7)T&Gニーズ <4331>、(8)三菱マ <5711>、(9)ロードスター <3482>、(10)カチタス <8919>。
値下がり率上位10傑は(1)ローム <6963>、(2)マニー <7730>、(3)北越コーポ <3865>、(4)朝日インテク <7747>、(5)Mラインズ <3901>、(6)ウエルシア <3141>、(7)PI <4290>、(8)プロレド <7034>、(9)WNIウェザ <4825>、(10)エニーカラー <5032>。
【大引け】
日経平均は前日比426.09円(1.08%)高の3万9773.13円。TOPIXは前日比26.37(0.97%)高の2754.69。出来高は概算で15億5143万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1155、値下がり銘柄数は441となった。東証グロース250指数は701.55ポイント(4.29ポイント高)。
[2024年4月9日]
株探ニュース
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