5,062円
三井金属のニュース
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:バリューシフトを意識した流れに向かいやすい
■三井金、21/3上方修正 営業利益470億円←385億円
■前場の注目材料:トヨタ、いすゞと資本提携—商用車CASEで新会社、日野も参画
■バリューシフトを意識した流れに向かいやすい
25日の日本株市場は、直近の下落に対する自律反発を意識しつつも、神経質な相場展開になりそうだ。24日の米国市場ではNYダウが3ドル安と小幅な下げとなる一方で、ナスダックは265ポイント安と大幅に下落。ドイツが復活祭前後のロックダウン強化計画を撤回し欧州の回復遅延への懸念が後退したほか、原油価格の上昇が好感され買い先行となった。しかし、イエレン財務長官がバイデン政権の増税計画を再確認したほか民主党内で保守寄り議員が増税計画支持を表明すると、引けにかけて下落に転じた。また、ハイテク株から景気循環株への移行が続いた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の28335円。円相場は1ドル108円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から自律反発が意識されやすいところである。前日までの調整で日経平均は75日線レベルまで下げており、同線を支持線にテクニカル面でもいったんは反発を意識させやすい。ただし、米国同様、バリューシフトの流れが強まるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株などは手掛けづらくさせるため、日経平均の重しになりそうだ。そのため、シカゴ先物にサヤ寄せした後は、次第にこう着感が強まりやすく、75日線レベルでの強弱感が対立しそうである。
とはいえ、昨日は全面安商状のなかでも東エレク<8035>など半導体関連の一角が堅調となるなど、材料のある銘柄への物色はみられていた。VIX指数は続伸ながらも依然としてボトム圏での推移が続いていることからリスクオフの流れにはなりづらいだろう。昨日の大幅な下落については直近で一気にバリューシフトを強めたことによる需給面の歪みによる影響もあったと考えられる。年度末接近により積極的な参加者は限られるなか、リバランス中心の売買であり、そのなかで短期のヘッジファンドによる仕掛け的な売買に振らされた格好だろう。
物色の流れとしては米国同様、バリューシフトを意識した流れに向かいやすく、ワクチン接種による経済活動の正常化で恩恵を受けるであろう銘柄への押し目狙いのスタンス。また、ハイテク株など成長が見込まれるグロース株についても直近のバリューシフトの流れから大きく調整をみせている銘柄など、割高感が解消された銘柄については押し目狙いとなろう。
■三井金、21/3上方修正 営業利益470億円←385億円
三井金<5706>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は385億円から470億円に上方修正している。コジャワシ銅鉱山の権益譲渡に伴う特別利益95億円および子会社の補償費用による特別損失30億円に加え、金属価格が想定を上回って推移していることに伴う在庫要因の好転、貴金属価格の上昇による触媒事業の好転、極薄銅箔マイクロシンおよび電解銅箔の販売量増加などを織り込んだ結果、売上高、各利益いずれも前回予想を上回る見込み。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(28335、大阪比+145)
・1ドル108円70-80銭
・米原油先物は上昇(61.18、+3.42)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>いすゞと資本提携—商用車CASEで新会社、日野も参画
・パナソニック<6752>船舶用衛星通信撤退、米子会社売却
・中部電<9502>戦略、50年「CO2ゼロ」、火力、徐々に減
・新生銀<8303>台湾金融株35%売却
・ホンダ<7267>北米5拠点6工場、29日以降も生産調整
・スズキ<7269>新中計、電動化に集中、役員体制を一新
・アイシン精機<7259>道路補修、「パックマン」と連携、アイシン精機など
・島津製<7701>50年めど100%再エネ電力、製品の環境対応も加速
・横河電機<6841>バイオマス材料の製販子会社設立
・TDK<6762>25年に車向けセンシング本格生産、走行状況を即時検知
・ソニー<6758>ドコモと5Gで車両の遠隔操作、東京—グアム実証
・コーセル<6905>AC—DC電源に新シリーズ、最大50%小型化
・中外薬<4519>がん遺伝子パネル検査で承認取得、組織・血液検体で解析
・武田薬<4502>大塚製薬と「タケキャブ」追加申請、服薬率向上狙う
・大正薬HD<4581>リウマチ薬の承認申請
・東洋紡<3101>岩国にPP不織布の開発・製造拠点、年産1200トン安定供給
・宇部興産<4208>ナイロン66樹脂をキロ115円値上げ、来月出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:バリューシフトを意識した流れに向かいやすい
■三井金、21/3上方修正 営業利益470億円←385億円
■前場の注目材料:トヨタ、いすゞと資本提携—商用車CASEで新会社、日野も参画
■バリューシフトを意識した流れに向かいやすい
25日の日本株市場は、直近の下落に対する自律反発を意識しつつも、神経質な相場展開になりそうだ。24日の米国市場ではNYダウが3ドル安と小幅な下げとなる一方で、ナスダックは265ポイント安と大幅に下落。ドイツが復活祭前後のロックダウン強化計画を撤回し欧州の回復遅延への懸念が後退したほか、原油価格の上昇が好感され買い先行となった。しかし、イエレン財務長官がバイデン政権の増税計画を再確認したほか民主党内で保守寄り議員が増税計画支持を表明すると、引けにかけて下落に転じた。また、ハイテク株から景気循環株への移行が続いた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の28335円。円相場は1ドル108円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から自律反発が意識されやすいところである。前日までの調整で日経平均は75日線レベルまで下げており、同線を支持線にテクニカル面でもいったんは反発を意識させやすい。ただし、米国同様、バリューシフトの流れが強まるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株などは手掛けづらくさせるため、日経平均の重しになりそうだ。そのため、シカゴ先物にサヤ寄せした後は、次第にこう着感が強まりやすく、75日線レベルでの強弱感が対立しそうである。
とはいえ、昨日は全面安商状のなかでも東エレク<8035>など半導体関連の一角が堅調となるなど、材料のある銘柄への物色はみられていた。VIX指数は続伸ながらも依然としてボトム圏での推移が続いていることからリスクオフの流れにはなりづらいだろう。昨日の大幅な下落については直近で一気にバリューシフトを強めたことによる需給面の歪みによる影響もあったと考えられる。年度末接近により積極的な参加者は限られるなか、リバランス中心の売買であり、そのなかで短期のヘッジファンドによる仕掛け的な売買に振らされた格好だろう。
物色の流れとしては米国同様、バリューシフトを意識した流れに向かいやすく、ワクチン接種による経済活動の正常化で恩恵を受けるであろう銘柄への押し目狙いのスタンス。また、ハイテク株など成長が見込まれるグロース株についても直近のバリューシフトの流れから大きく調整をみせている銘柄など、割高感が解消された銘柄については押し目狙いとなろう。
■三井金、21/3上方修正 営業利益470億円←385億円
三井金<5706>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は385億円から470億円に上方修正している。コジャワシ銅鉱山の権益譲渡に伴う特別利益95億円および子会社の補償費用による特別損失30億円に加え、金属価格が想定を上回って推移していることに伴う在庫要因の好転、貴金属価格の上昇による触媒事業の好転、極薄銅箔マイクロシンおよび電解銅箔の販売量増加などを織り込んだ結果、売上高、各利益いずれも前回予想を上回る見込み。
■前場の注目材料
・シカゴ日経225先物は上昇(28335、大阪比+145)
・1ドル108円70-80銭
・米原油先物は上昇(61.18、+3.42)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>いすゞと資本提携—商用車CASEで新会社、日野も参画
・パナソニック<6752>船舶用衛星通信撤退、米子会社売却
・中部電<9502>戦略、50年「CO2ゼロ」、火力、徐々に減
・新生銀<8303>台湾金融株35%売却
・ホンダ<7267>北米5拠点6工場、29日以降も生産調整
・スズキ<7269>新中計、電動化に集中、役員体制を一新
・アイシン精機<7259>道路補修、「パックマン」と連携、アイシン精機など
・島津製<7701>50年めど100%再エネ電力、製品の環境対応も加速
・横河電機<6841>バイオマス材料の製販子会社設立
・TDK<6762>25年に車向けセンシング本格生産、走行状況を即時検知
・ソニー<6758>ドコモと5Gで車両の遠隔操作、東京—グアム実証
・コーセル<6905>AC—DC電源に新シリーズ、最大50%小型化
・中外薬<4519>がん遺伝子パネル検査で承認取得、組織・血液検体で解析
・武田薬<4502>大塚製薬と「タケキャブ」追加申請、服薬率向上狙う
・大正薬HD<4581>リウマチ薬の承認申請
・東洋紡<3101>岩国にPP不織布の開発・製造拠点、年産1200トン安定供給
・宇部興産<4208>ナイロン66樹脂をキロ115円値上げ、来月出荷分から
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
この銘柄の最新ニュース
三井金のニュース一覧- 日経平均は3日続落、アドバンテスト大幅安が重しに 2024/12/17
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反発、ソフトバンクGが1銘柄で約71円分押し上げ 2024/12/17
- 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGがけん引も上値重い 2024/12/17
- 日経平均は3日ぶりに反発、ソフトバンクGがけん引も上値重い 2024/12/17
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1300銘柄・下落1048銘柄(東証終値比) 2024/12/10
マーケットニュース
- 交通空白解消の切り札、普及加速に向かう「ライドシェア」関連を追う <株探トップ特集> (12/24)
- 明日の株式相場に向けて=「ホンダ・日産」サプライズ統合で化ける株 (12/24)
- 住信SBIネット銀、三菱紙、ホンダなど (12/24)
- 24日香港・ハンセン指数=終値20098.29(+215.16) (12/24)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
三井金属の取引履歴を振り返りませんか?
三井金属の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。