大同特鋼が３日ぶり反発、国内大手証券は「オーバーウエート」へ引き上げ

　大同特殊鋼<5471.T>が３日ぶりに反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は６日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は６２００円から８３００円に見直した。同証券では、電気自動車（ＥＶ）化の加速は特殊鋼業界にとっては逆風だが、ＥＶが本格普及するまでには時間を要し、それまでは「エンジンのダウンサイジング＋ガソリンターボ化」が主力と予想。また、新興国での数量拡大も期待でき、同社はこのガソリンエンジン革命の恩恵を享受し、ステンレスや高合金を中心に収益が拡大することで、企業価値創造プロセスに構造的な変化が生じるとみている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）