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<注目銘柄>=フジミインコ、半導体ニッチトップ銘柄の成長シナリオは不変
フジミインコーポレーテッド<5384.T>は、半導体向け研磨材で世界首位のグローバルニッチトップ銘柄で成長期待が強く、25日移動平均線を下回った足もとの局面は押し目買いの好機と捉えたい。
同社は24年3月期の業績について、上半期に半導体の生産・在庫調整の影響を受けるとみて、売上高は前期比微増の585億円、最終利益は同9.4%減の96億円を見込む。業績面では踊り場を迎える格好となるが、下半期以降は半導体市場の回復を想定する。5月に発表した中期経営計画では、30年3月期に連結売上高を1000億円とする目標を掲げるとともに、26年3月期に売上高を770億円、営業利益率を20%などとする計画を示した。更に、連結配当性向を55%以上とする方針も公表し、株主還元の強化も図った。
同社の研磨材なしにパワー半導体市場の成長は困難と考えられており、株式の流動性が備わったグロース銘柄を渇望する国内外の機関投資家からの関心は高い。株式分割考慮後ベースで7月4日につけた上場来高値3785円近辺で想定される一時的な戻り売りをこなし、再び新値街道をまい進する展開が見込めそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
同社は24年3月期の業績について、上半期に半導体の生産・在庫調整の影響を受けるとみて、売上高は前期比微増の585億円、最終利益は同9.4%減の96億円を見込む。業績面では踊り場を迎える格好となるが、下半期以降は半導体市場の回復を想定する。5月に発表した中期経営計画では、30年3月期に連結売上高を1000億円とする目標を掲げるとともに、26年3月期に売上高を770億円、営業利益率を20%などとする計画を示した。更に、連結配当性向を55%以上とする方針も公表し、株主還元の強化も図った。
同社の研磨材なしにパワー半導体市場の成長は困難と考えられており、株式の流動性が備わったグロース銘柄を渇望する国内外の機関投資家からの関心は高い。株式分割考慮後ベースで7月4日につけた上場来高値3785円近辺で想定される一時的な戻り売りをこなし、再び新値街道をまい進する展開が見込めそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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