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黒崎播磨のニュース
【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、半導体関連が買われ3万9000円台回復 (10月30日)
日経平均株価
始値 39102.89
高値 39417.88(12:31)
安値 39094.30(09:01)
大引け 39277.39(前日比 +373.71 、 +0.96% )
売買高 34億3300万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆9645億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、3万9000円台を回復
2.米ハイテク株高を受け、海外投資家の買い波及
3.SOX指数上昇、東京市場でも半導体株買われる
4.ディスコが5000億円超の売買代金で急騰演じる
5.TOPIXリバランス、売買代金は8兆円弱と急増
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比154ドル安と反落した。米長期金利の高止まりや米労働市場が減速しているとの懸念から消費関連や景気敏感株が売られた。
東京市場では、買い優勢で始まった後も頑強な値動きで、日経平均株価は次第高の展開に。後場終盤伸び悩むもフシ目の3万9000円台に乗せて取引を終えた。
30日の東京市場は、リスク選好の地合いを継続。日経平均は3連騰で3万9000円台を終値で10営業日ぶりに回復した。前日の米国株市場ではNYダウが反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が4連騰でついに史上最高値を更新した。東京市場では米ハイテク株高を受け、リスク許容度の高まった海外投資家の買いが全体指数を押し上げる格好に。特に米株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅に上昇しており、これが東京市場でも半導体製造装置の主力株を中心に投資資金を誘導する材料となった。これ以外にも、プライム市場の売買代金上位の銘柄にまとまった買いが入ったほか、TOPIX構成銘柄のリバランスに伴う売買も反映され、全体売買代金は8兆円近くまで大きく膨らんでいる。
個別では、5000億円を超える断トツの売買代金をこなしたディスコ<6146>が大幅高となり、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>なども活況高の様相をみせた。ソフトバンクグループ<9984>が上昇、日立製作所<6501>も商いを膨らませ高い。フジクラ<5803>が値を飛ばし、キーエンス<6861>、IHI<7013>なども上値を追った。リクルートホールディングス<6098>も値を上げている。コムチュア<3844>に投資資金が集中し一本値のストップ高。エレマテック<2715>もザラ場に寄らず、ストップ高配分で大量の買い物を残した。
半面、さくらインターネット<3778>がやや売りに押されたほか、NEC<6701>が下値を探る展開に。コマツ<6301>、任天堂<7974>も値を下げた。中外製薬<4519>が大きく利食われた。エス・エム・エス<2175>、住友ファーマ<4506>が急落。日野自動車<7205>、M&A総研ホールディングス<9552>も大幅安となった。大同特殊鋼<5471>、グッドコムアセット<3475>なども大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、ディスコ <6146>、テルモ <4543>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約194円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、ニトリHD <9843>、住友ファーマ <4506>、村田製 <6981>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約49円。うち37円は中外薬1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)非鉄金属、(3)機械、(4)精密機器、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)証券商品先物、(3)その他製品、(4)医薬品、(5)小売業。
■個別材料株
△山パン <2212> [東証P]
第3四半期大幅増益と来年1月1日出荷分からの値上げ発表を好感。
△ROXX <241A> [東証G]
パーソルキャリアと販売代理店契約。
△エレマテック <2715> [東証P]
豊田通商 <8015> によるTOB価格にサヤ寄せ。
△ハウスコム <3275> [東証S]
大東建 <1878> が株式交換により完全子会社化へ。
△四国化HD <4099> [東証P]
1-9月期営業23%増益で通期計画進捗率92%。
△黒崎播磨 <5352> [東証P]
今期純利益と配当予想を上方修正。
△KIMOTO <7908> [東証S]
上期営業利益は従来予想を大きく上回り着地。
△ヴィアHD <7918> [東証S]
上期営業利益を2.6倍に上方修正。
△四国電 <9507> [東証P]
今期経常を54%上方修正。
△ジェコス <9991> [東証P]
上期経常は4%減益で着地、今期配当を11円増額修正。
▼グリーンエナ <1436> [東証G]
中間優待の権利落ちで処分売り。
▼エスエムエス <2175> [東証P]
上期営業利益24%減。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エレマテック <2715>、(2)コムチュア <3844>、(3)山パン <2212>、(4)四国電 <9507>、(5)ジェコス <9991>、(6)ディスコ <6146>、(7)四国化HD <4099>、(8)フジテック <6406>、(9)黒崎播磨 <5352>、(10)東ガス <9531>。
値下がり率上位10傑は(1)エスエムエス <2175>、(2)住友ファーマ <4506>、(3)日野自 <7205>、(4)M&A総研 <9552>、(5)大同特鋼 <5471>、(6)グッドコムA <3475>、(7)オークネット <3964>、(8)日本ハウス <1873>、(9)メドレー <4480>、(10)メディアス <3154>。
【大引け】
日経平均は前日比373.71円(0.96%)高の3万9277.39円。TOPIXは前日比21.70(0.81%)高の2703.72。出来高は概算で34億3300万株。東証プライムの値上がり銘柄数は907、値下がり銘柄数は677となった。東証グロース250指数は625.76ポイント(3.22ポイント高)。
[2024年10月30日]
株探ニュース
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