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*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる~
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる
■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円
■前場の注目材料:日立建機、インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調
■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる
20日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まる場面もありそうだが、押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。19日の米国市場はNYダウが522ドル高、ナスダックは440ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)は、18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。先回り的な動きも強かったこともあり、昨日は利益確定の売りが優勢となったが、大幅利下げによって改めてソフトランディング期待が高まった。
また、新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退したことも材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円高の37530円。円相場は1ドル142円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで、37200円辺りで推移していた25日、200日線を突破し、一時37700円まで買われた。これにより朝方はインデックスに絡んだ買いが集中することから、日経平均株価においても25日、200日線を突破してくるだろう。次のターゲットとして75日線が位置する38310円辺りが意識されてくる。また、4日の下落局面で空けたマド(38080円-38581円)埋めを意識したセンチメントに向かわせそうだ。
3連休前で積極的な売買は手控えられやすいものの、日銀の金融政策決定会合では前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低い。結果判明後のアク抜けが意識されやすいなかでは、早い段階で売り方の買い戻しの動きが強まることが見込まれる。そのため、先物市場ではショートカバーを誘う動きも強まる可能性があるため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの資金流入が強まることが期待される。
買い一巡後は日銀会合待ちからこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均株価はマドを空けての上昇から25日、200日線を突破してくると考えられるが、膠着において両線が支持線として機能するようだと、センチメントを明るくさせそうだ。また、昨日はグロース250が3%超の上昇となった。抵抗線として意識されている200日線を窺う展開が見込まれるなか、個人主体の中小型株物色も活発になりそうだ。
■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円
SANKYO<6417>は未公表としていた第2四半期業績予想を発表。売上高は前年同期比22.5%減の900億円、営業利益は同23%減の350億円とした。中間配当金については、1株当たり40円とする予定。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(37155.33、+775.16)
・NYダウは上昇(42025.19、+522.09)
・ナスダック総合指数は上昇(18013.98、+440.68)
・1ドル=142.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(37530、大阪日中比+640)
・SOX指数は上昇(5066.65、+207.36)
・VIX指数は下落(16.33、-1.90)
・米原油先物は上昇(71.95、+1.04)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日立建機<6305>インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調
・大日本印刷<7912>28年度までに養殖飼料用の幼虫飼育工場、粉末年産1200トン
・セイコーエプソン<6724>米ファイアリー買収、デジタル印刷拡充
・オリックス<8591>米グーグルとPPA締結、3.7万kW供給
・村田製作所<6981>世界最小MLCC開発、スマホ採用狙う
・住友商事<8053>米初のアンモニア供給船の基本設計承認取得
・京王電鉄<9008>子会社、不正車軸1786本納入、圧入作業データ改ざん
・JR東日本<9020>東北新幹線の連結外れ、72本運休4.5万人に影響
・豊田合成<7282>インドに新工場、エアバッグ・内外装部品生産
・マツダ<7261>取締役専務執行役員兼CTO・広瀬氏、内燃機関、電動化技術で進化
・住友理工<5191>国内協力会社の金型に遮熱塗料
・日立建機<6305>丸紅とブラジルに鉱山機械販社、保守・サービス強化
・クボタ<6326>東京大学と、ゼオライト原料の固体吸着剤など研究
・NEC<6701>キオスク端末を18億円で受注、入国用情報を事前登録
・三菱電機<6503>独で新型鉄道車両向け空調装置受注
・野村総合研究所<4307>NRIセキュア、サイバー対策基盤に委託先専用プラン追加
・住江織物<3501>車内装拡大、メキシコで合皮増産へ
・住友大阪セメント<5232>半たわみ性舗装のCO2排出削減、人工石灰石を活用
・JFEシステムズ<4832>仮想空間で保全向上、コグナイト製品投入
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
・08:30 8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.8%、7月:+2.7%)
<海外>
・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%) <ST>
■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる
■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円
■前場の注目材料:日立建機、インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調
■日銀結果判明前に買い戻しの動きが強まる
20日の日本株市場は、買い先行で始まった後はこう着感が強まる場面もありそうだが、押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。19日の米国市場はNYダウが522ドル高、ナスダックは440ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)は、18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定した。先回り的な動きも強かったこともあり、昨日は利益確定の売りが優勢となったが、大幅利下げによって改めてソフトランディング期待が高まった。
また、新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退したことも材料視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円高の37530円。円相場は1ドル142円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで、37200円辺りで推移していた25日、200日線を突破し、一時37700円まで買われた。これにより朝方はインデックスに絡んだ買いが集中することから、日経平均株価においても25日、200日線を突破してくるだろう。次のターゲットとして75日線が位置する38310円辺りが意識されてくる。また、4日の下落局面で空けたマド(38080円-38581円)埋めを意識したセンチメントに向かわせそうだ。
3連休前で積極的な売買は手控えられやすいものの、日銀の金融政策決定会合では前回の利上げが波乱展開のトリガーになったこともあり、2会合連続での利上げの可能性は低い。結果判明後のアク抜けが意識されやすいなかでは、早い段階で売り方の買い戻しの動きが強まることが見込まれる。そのため、先物市場ではショートカバーを誘う動きも強まる可能性があるため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの資金流入が強まることが期待される。
買い一巡後は日銀会合待ちからこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均株価はマドを空けての上昇から25日、200日線を突破してくると考えられるが、膠着において両線が支持線として機能するようだと、センチメントを明るくさせそうだ。また、昨日はグロース250が3%超の上昇となった。抵抗線として意識されている200日線を窺う展開が見込まれるなか、個人主体の中小型株物色も活発になりそうだ。
■SANKYO、2Q業績予想 営業利益 350億円
SANKYO<6417>は未公表としていた第2四半期業績予想を発表。売上高は前年同期比22.5%減の900億円、営業利益は同23%減の350億円とした。中間配当金については、1株当たり40円とする予定。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(37155.33、+775.16)
・NYダウは上昇(42025.19、+522.09)
・ナスダック総合指数は上昇(18013.98、+440.68)
・1ドル=142.50-60円
・シカゴ日経先物は上昇(37530、大阪日中比+640)
・SOX指数は上昇(5066.65、+207.36)
・VIX指数は下落(16.33、-1.90)
・米原油先物は上昇(71.95、+1.04)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日立建機<6305>インドネシアで超大型ショベル量産、鉱山向け堅調
・大日本印刷<7912>28年度までに養殖飼料用の幼虫飼育工場、粉末年産1200トン
・セイコーエプソン<6724>米ファイアリー買収、デジタル印刷拡充
・オリックス<8591>米グーグルとPPA締結、3.7万kW供給
・村田製作所<6981>世界最小MLCC開発、スマホ採用狙う
・住友商事<8053>米初のアンモニア供給船の基本設計承認取得
・京王電鉄<9008>子会社、不正車軸1786本納入、圧入作業データ改ざん
・JR東日本<9020>東北新幹線の連結外れ、72本運休4.5万人に影響
・豊田合成<7282>インドに新工場、エアバッグ・内外装部品生産
・マツダ<7261>取締役専務執行役員兼CTO・広瀬氏、内燃機関、電動化技術で進化
・住友理工<5191>国内協力会社の金型に遮熱塗料
・日立建機<6305>丸紅とブラジルに鉱山機械販社、保守・サービス強化
・クボタ<6326>東京大学と、ゼオライト原料の固体吸着剤など研究
・NEC<6701>キオスク端末を18億円で受注、入国用情報を事前登録
・三菱電機<6503>独で新型鉄道車両向け空調装置受注
・野村総合研究所<4307>NRIセキュア、サイバー対策基盤に委託先専用プラン追加
・住江織物<3501>車内装拡大、メキシコで合皮増産へ
・住友大阪セメント<5232>半たわみ性舗装のCO2排出削減、人工石灰石を活用
・JFEシステムズ<4832>仮想空間で保全向上、コグナイト製品投入
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(最終日)
・08:30 8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.8%、7月:+2.7%)
<海外>
・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%) <ST>
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