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梱包資材ごみを約50%削減~ヘルスケアの一部製品で、店舗への納品時に新しい梱包方法を導入~

配信元:PR TIMES
投稿:2023/03/22 13:47
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林章浩、以下「当社」)は、ヘルスケアカテゴリーの什器一体型製品の一部において、販売店舗へ納品する際の梱包方法を変更いたしました。これにより、梱包資材ごみを重量比換算で現行品から約50%削減できます。本取り組みはヘルスケア業界において先駆けとなる活動であり、今後社内で水平展開を行い、一層のごみ削減を目指してまいります。



取り組み概要

店舗の陳列棚に設置する什器一体型製品の一部において、当社初となるシュリンクフィルムとエアクッションを梱包資材に採用いたしました。多品種でサイズや形状が様々な当社製品に対し、これまではダンボールの緩衝材を組み合わせて対応していましたが、本取り組みを行なうことでより少ない資材での梱包が可能となります。今回導入したいずれの製品も、梱包資材の総使用量を重量比換算で約50%削減できます。






取り組みの背景

当社ではマテリアリティ(重要課題)の一つに「気候変動課題への挑戦」を掲げ、サプライチェーン全体でのGHG排出量の削減に取り組んでいます。什器一体型製品の梱包資材ごみの多さについては、兼ねてより社内で課題意識を持っており、販売店様からもご指摘をいただいていましたので、2021年に改善の検討を開始し本取り組みに至りました。今後もESGを経営基盤と捉え、本取り組みを社内で水平展開する他、環境負荷を低減する取り組みを進めてまいります。


担当者コメント



大きさや形の種類が豊富な什器一体型製品は、梱包のために多くの資材が必要であり、店舗で開封した後に大量のごみがでるムダの多さが問題となっていました。新入社員としてこれら製品の設計を任された際に、通販の梱包のようにシュリンクフィルムを使用できないか…とグループメンバーに相談したことが今回の取り組みのきっかけです。
取り組みの中で特に苦労したのは、開けやすさとフィルム強度のバランスです。店舗では開封時にカッターナイフなどを使えないこともあるため、「手で開けやすい」かつ「輸送時に製品をしっかり保護できる」フィルムの選定が必要でした。そのため、何種類ものフィルムで試作品を作成し、半年の検証期間をかけて最適なフィルムや梱包仕様を決定いたしました。
設計した製品がお客さまの元へ届き、使用を終えて廃棄されるまでのサイクルに対し責任を持つことで、今後もお客さまにも環境にも配慮した製品開発をしてまいります。
配信元: PR TIMES
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