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城南進学研究社---3Qは売上高が52.72億円、スポーツ事業の売上が増加

配信元:フィスコ
投稿:2020/02/12 17:01
城南進学研究社<4720>は7日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%減の52.72億円、営業損失が2.86億円(前年同期は0.23億円の損失)、経常損失が2.70億円(同0.02億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.99億円(同0.24億円の損失)となった。

教育事業の売上高は前年同期比1.5%減の49.95億円となった。「城南予備校」の「城南予備校DUO」への移行を進めたことにより、予備校部門の売上高が減少している。一方で、城南予備校DUO溝の口校が2019年11月に開校し、生徒数が増加するなど、各校舎で堅調な売上を確保している。

個別指導部門では、個別指導教室「城南コベッツ」にもAIによる個別最適化学習を導入した。この結果、受講者数が伸び、直営・フランチャイズ教室とも安定した売上を確保している。

映像授業部門では、映像授業のニーズ拡大を背景に「河合塾マナビス」がこれまで培ったノウハウを生かして規模を拡大しており、校舎のリニューアルや設備の充実などの投資を行った。

児童教育部門は、積極的なM&Aにより事業の拡大を進めた。2019年11月には連結子会社である株式会社ジー・イー・エヌを吸収合併し、経営管理の一元化、業務の合理化、事業運営の拡大を推進した。

また、“経済産業省「未来の教室」実証事業”に採択された、WEB学習システム「デキタス」を用いた授業を横浜市の中学校で10月に開始した。

スポーツ事業の売上高は前年同期比4.5%増の2.76億円となった。子会社である「株式会社久ケ原スポーツクラブ」には、約3,000人が在籍しており、同クラブが運営する学童保育やWEB学習システム「デキタス」を利用する会員が増加している。この結果、スポーツと勉強の両立が可能となり、スポーツクラブの定着率が向上している。

2020年3月期通期については、売上高が前期比2.3%減の67.83億円、営業損失が6.41億円、経常損失が6.26億円、親会社株主に帰属する当期純損失が6.67億円と連結業績予想を修正した。


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配信元: フィスコ
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