158円
カイオム・バイオサイエンスのニュース
■Jエスコム <3779> 152円 (+50円、+49.0%) ストップ高
ジェイ・エスコムホールディングス <3779> [東証S]がストップ高。前週末2日取引終了後、投資業を手掛けるBSPアセットマネジメント(東京都千代田区)などとの業務提携契約の締結と、資産管理会社のKJCインター(同港区)などへの第三者割当増資による約1億743万円(手取り概算)の資金調達を発表した。これらを材料視した買いが入ったようだ。BSPグループと事業再生案件を中心とした共同投資や共同ファンドの組成などを検討するほか、Jエスコムの投資に対する支援や、同社グループ各社の企業価値向上に向けた支援を受ける。第三者割当増資により資金は、連結子会社のマフィンホールディングスが発行する無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)の一部取得などに投じる予定。
■プロルート <8256> 107円 (+30円、+39.0%) ストップ高
プロルート丸光 <8256> [東証S]がストップ高。衣料品問屋の大手だが業績は低迷している。株価は全体相場にやや手詰まり感が生じるなか、超低位株の一角に短期筋の物色の矛先が向いており、同社株もその流れに乗る形となったようだ。市場では「11月末に第三者割当による新株予約権付き社債の発行を完了したことを発表している。転換価額の下方修正条項がついたいわゆるMSCBと言われるものだが、それに絡む需給思惑が買いの材料となっているようだ。ただ、売買高が膨らむことが主目的のようにもみえ、一過性の急騰で終わる可能性もある」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。
■INC <7078> 1,171円 (+123円、+11.7%)
INCLUSIVE <7078> [東証G]が続急騰。ZOZO <3092> [東証P]創業者の前澤友作氏が5日、イーロン・マスク氏とのオンラインミーティングを終え、日本時間9日朝ごろに宇宙に関する重大な発表ができるようになったと自身のツイッターで表明した。これを受け、宇宙関連銘柄を物色しようとする投資家の姿勢が強まり、宇宙関連事業の開発を目的とする企業を設立したINC株に短期資金が集中したようだ。
■Aiming <3911> 424円 (+37円、+9.6%)
Aiming <3911> [東証G]が急反発。前週末2日の取引終了後、UUUM <3990> [東証G]子会社のLiTMUS、講談社(東京都文京区)と共同開発するスマートフォン向けゲーム「かみながしじま ~輪廻の巫女~」について、今月1日に開催した制作発表会の内容を開示した。同ゲームの概要のほか、コミックスでの漫画連載をマンガアプリ「マガジンポケット」で開始することや、講談社の全漫画雑誌による「新連載スタート特別プロモーション」などを展開するという。同ゲームを共同開発中であることは11月28日に発表していたものの今回、制作発表会の内容が明らかとなったことで改めて同ゲームへの期待が高まったようだ。
■ASB機械 <6284> 4,755円 (+295円、+6.6%)
東証プライムの上昇率2位。日精エー・エス・ビー機械 <6284> [東証P]が4日続急伸、年初来高値を更新した。大和証券が2日、投資判断を「3」から「2」とし、目標株価を3300円から5100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、22年9月期第4四半期の連結受注高が97億円(前年同期比49%増)となったことに注目。日本で飲料容器向けの大型機の受注が入ったことや、米州で顧客が地産地消へシフトしていることで投資が増えていること、インドでは消費回復で日用品容器向けなどが増えていることなどが要因としている。この受注好調を織り込み、23年9月期の同証券の営業利益予想を62億円から70億円へ引き上げている。
■JDSC <4418> 924円 (+54円、+6.2%)
JDSC <4418> [東証G]が急反発。5日、AI・データを用いた高齢者見守りサービスが静岡銀行(静岡市葵区)が主催する「第2回しずぎんアイデアコンペティション『ジョイントLAB.』」の連携事業アイデアに選出されたと発表しており、好材料視された。「しずぎんアイデアコンペティション『ジョイントLAB.』」は、地方創生の取り組みの一環として、静岡銀行が持つさまざまなリソースを活用した事業創出を通じて、同行及び地域の課題の解決に取り組む協業プログラム。JDSCは今後、静岡銀行とともに連携事業の具体的な検討を行い、持続可能な社会の実現につながる事業構築を進めるとしている。
■エーザイ <4523> 10,050円 (+495円、+5.2%)
東証プライムの上昇率6位。エーザイ <4523> [東証P]が急反発。認知症治療薬候補「レカネマブ」を巡る期待感が継続する形となり、目先の利益を確定する目的の売りをこなして切り返した。株価は再び1万円台に乗せ、1日につけた年初来高値を回復した。一方、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は2日、エーザイの投資判断について「アンダーウエイト」を継続した。レカネマブの売り上げ貢献を織り込む形で、目標株価は3700円から6500円に引き上げたが、「現在の株価は割高」としている。
■ADプラズマ <6668> 2,003円 (+86円、+4.5%)
アドテック プラズマ テクノロジー <6668> [東証S]が大幅高で3日続伸。異彩の上げ足で、約半年ぶりにフシ目の2000円大台を回復してきた。半導体向けを主力とするプラズマ用高周波電源装置の専業大手メーカーで、ロジックやメモリーのほかパワー半導体向けなど幅広く業界ニーズを取り込むことに成功している。同社の高周波電源装置は最新CPUを搭載し、高耐久性などに優れており抜群の商品競争力を誇り、22年8月期営業利益は前の期比2.5倍の27億3500万円を達成。続く23年8月期は31億円予想と2ケタ増益基調を確保する見通しにある。中期的な成長期待も強く、マスクブランクス検査装置でグローバル・ニッチトップ銘柄として株価を変貌させたレーザーテック <6920> [東証P]を想起させる存在となっている。
■内田洋 <8057> 4,685円 (+195円、+4.3%)
東証プライムの上昇率7位。内田洋行 <8057> [東証P]が大幅高で7日ぶりに反発。前週末2日の取引終了後に発表した第1四半期(7月21日-10月20日)連結決算は、売上高467億1100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益19億9400万円(同22.2%減)、純利益14億1200万円(同6.3%減)と減益で着地したが、前週末まで6日続落していただけに、アク抜け感から買われたようだ。大手民間企業ICTビジネスでソフトウェアライセンスを中心に成長を維持したほか、遅れていた中堅中小企業のICT投資が急速に回復しつつあることや、東名阪のオフィス案件が大幅に伸長したことで売上高は伸長した。ただ、コロナ禍で停止していた顧客接点強化のための活動を再開したことで販管費が想定通り増加し、減益を余儀なくされた。なお、23年7月期通期業績予想は、売上高2300億円(前期比3.7%増)、営業利益64億円(同18.9%減)、純利益45億5000万円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いている。
■サイゼリヤ <7581> 2,914円 (+101円、+3.6%)
サイゼリヤ <7581> [東証P]が大幅反発。前週末2日の取引終了後に発表した11月度の月次報告で、既存店売上高が前年同月比10.0%増と13ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同7.3%増、客単価が同2.5%増とともに増加。なお、全店売上高は同10.4%増だった。
■カイオム <4583> 156円 (+5円、+3.3%)
カイオム・バイオサイエンス <4583> [東証G]が大幅高で4日ぶりに反発。11月初旬を境に底離れの動きをみせていたが、目先75日移動平均線を足場に上値指向を強めている。理化学研究所初の創薬ベンチャーで抗体作製に独自技術を有する。前週末2日取引終了後に、同社が開発した抗体作製技術ADLibシステムに関連する特許(抗体可変領域の多様化を促進する方法に関する特許)出願について、米国における特許査定通知を受領したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。
■ファストリ <9983> 83,890円 (+2,530円、+3.1%)
ファーストリテイリング <9983> [東証P]が大幅反発。前週末2日の取引終了後に発表した11月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比3.8%減と5ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強い。客数は9.7%減だった半面、客単価は6.5%上昇した。月を通して気温が高く推移し、防寒衣料の需要が伸び悩んだことに加えて、前年にあった+Jなどのコラボ商品が今年はなかったことが響いた。
■ギガプライズ <3830> 1,260円 (+35円、+2.9%)
ギガプライズ <3830> [名証N]が4日続伸。5日正午ごろ、オプテージ(大阪市中央区)及び美和ロック(東京都港区)と連携し、IoTサービスを活用した無人内覧システム「セルフ内覧」の提供を開始したと発表しており、材料視された。「セルフ内覧」は、オプテージ社が提供するシステムと美和ロック社製のスマートロックを活用した、物件探しに必須である部屋の内覧をスマート化するサービス。内覧希望者は、予約時に受け取ったメールから内覧用ページにログイン・操作すると、エントランスや部屋のドアを自身で解錠・施錠することができるため、時間に縛られず内覧することができるようになる。一方、管理会社は内覧予約がプラットフォーム上で一元管理できるほか、現地での立ち会いが不要となるため業務効率化につながるとしている。
■AIメカ <6227> 1,573円 (+36円、+2.3%)
AIメカテック <6227> [東証S]が3日続伸。半導体パッケージ製造装置やフラットパネルディスプレー製造装置の製造を主力とするが、足もとの業績が急改善しておりマーケットの注目が集まった。23年6月期は第1四半期(7-9月)こそ赤字ながら、豊富な受注残を武器に切り返し、通期ベースではトップラインが前期比23%の高い伸びを予想、増収効果を反映する形で営業利益は前期比92%増の14億800万円とほぼ倍増する見通しにある。
■サックスバー <9990> 798円 (+16円、+2.1%)
サックスバー ホールディングス <9990> [東証P]が4日ぶりに反発。子会社の東京デリカにおける11月の月次営業速報を前週末2日取引終了後に発表した。既存店の商品売上高は前年同月比16.5%増となり、増収基調を維持したことを評価した買いが入った。全社ベースでは同13.3%増と、同じく増収基調を継続した。同月の出店数は2店だった。
■日本製鉄 <5401> 2,220.5円 (+40.5円、+1.9%)
日本製鉄 <5401> [東証P]が反発。切り返し急、2100円台で収れんする25日・75日移動平均線を足場にマドを開けて上昇した。鉄鋼株はPER、PBRともに割安感が強い一方、配当利回りが高く、バリュー株の象徴として物色人気を集めているが、同社はそのシンボルストックとして機関投資家と思われる大口資金の買いが観測される。国内外でインフレが進むなか、同社は自動車用鋼板をはじめ高付加価値商品の競争力の高さと、先進技術の導入でも業界を先駆している。原料コストの上昇は製品への価格転嫁で相殺し、23年3月期上期(22年4-9月)の営業利益は前年同期比27%増の5417億5200万円と好調を維持した。
■良品計画 <7453> 1,435円 (+21円、+1.5%)
良品計画 <7453> [東証P]が反発。前週末2日の取引終了後に発表した11月度の国内売上高で、直営既存店売上高とオンラインストアを合わせた売上高は前年同月比8.0%減と6ヵ月連続で前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。食品はチョコレートなど新商品の投入により、売り上げの回復が見られたほか、衣服・雑貨ではアパレルが堅調だった。一方、靴下などの雑貨が伸び悩んだほか、生活雑貨は低調な売り上げが続いた。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同4.3%増だった。
■日産化 <4021> 6,690円 (+90円、+1.4%)
日産化学 <4021> [東証P]が反発。3日付の日本経済新聞朝刊で「半導体向け材料の一種の接着剤に参入する」と報じられたことが好材料視されたようだ。記事によると、半導体製造後工程に照準を合わせ、24年にチップを立体的に積み重ねて高性能にする「3次元実装」用材料の量産を始めるという。同社が後工程向け事業に乗り出すのは初めてであり、24年に3次元実装向けの材料の売上高で10億円程度にするとあることから、業績への貢献が期待されている。
■ジャムコ <7408> 1,548円 (+20円、+1.3%)
ジャムコ <7408> [東証P]が3日ぶりに反発。米航空機大手ボーイング
■川重 <7012> 2,863円 (+30円、+1.1%)
川崎重工業 <7012> [東証P]が3日ぶりに反発。前週末2日、液化水素サプライチェーンの構築に向け、関西電力 <9503> [東証P]と海上輸送などに関する協業の覚書を締結したと発表しており、これが株価の支えとなったようだ。協業を通じ、液化水素の海上輸送に加え、海外での水素の製造・液化・貯蔵、兵庫県姫路市周辺での輸入した水素の受け入れに関する調査・検討を行うという。
※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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