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杏林製薬のニュース
日経平均株価
始値 23881.85
高値 23950.98(15:00)
安値 23808.95(09:16)
大引け 23940.26(前日比 +70.33 、 +0.29% )
売買高 18億3554万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆3881億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は利食いこなし7日続伸、2万4000円大台が目前に
2.NYダウ180ドル安も1ドル113円近辺の円安が主力株に追い風
3.本日は権利取り最終売買日で、駆け込みの買いも株高基調を後押し
4.日米首脳会談や米中貿易摩擦、FOMC結果を見極めたいとの思惑も
5.全体の84%の銘柄が上昇、売買代金も3兆4000億円弱と高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは181ドル安と5日ぶりに反落した。米中貿易摩擦の長期化が懸念されたほか、FOMCを前に利益確定売りが優勢となった。
3連休明けの東京市場では、朝方は強弱感が対立し日経平均株価がマイナス圏で推移していたものの、徐々に買い優勢の展開となった。利益確定の売りをこなし引け際に一段高2万3900円台に歩を進めている。
25日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが180ドル強の下げをみせたこともあって、目先利益確定の動きも表面化したが、相対的な出遅れ感から物色意欲は根強く、日経平均は結局7日続伸となった。7営業日合計で日経平均は1300円以上の上昇をみせている。米中貿易摩擦問題や日米首脳会談、さらに明日までの日程で行われているFOMCなどを見極めたいとの思惑はあるものの、本日は3、9月決算企業の配当や株主優待権利取り最終日にあたり、これに絡む買いが下値を支える形となった。中国・上海株や香港株は軟調な動きをみせたが、ドル円相場が1ドル=112円90銭台まで円安に振れたことなども主力株中心に追い風となった。東証1部の84%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いで、売買代金も3兆4000億円近くと高水準だった。
個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、ソニー<6758>も買われた。東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>が高く、資生堂<4911>、リクルートホールディングス<6098>なども上昇した。アクリーティブ<8423>がストップ高で買い物を残し、TATERU<1435>は前週末に続くストップ高。イオンファンタジー<4343>が値を飛ばし、日本ライフライン<7575>、アウトソーシング<2427>なども大きく買われた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げ、安川電機<6506>が大幅安、コマツ<6301>も冴えない。JXTGホールディングス<5020>が安く、京セラ<6971>も軟調。スルガ銀行<8358>が急落したほか、ナブテスコ<6268>、ミスミグループ本社<9962>の下げも目立つ。シンフォニアテクノロジー<6507>、インテージホールディングス<4326>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、エーザイ <4523> 、資生堂 <4911> 、リクルート <6098> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約62円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、TDK <6762> 、テルモ <4543> 、安川電 <6506> 。押し下げ効果は約93円。うち53円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は石油石炭製品、海運業、機械の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)金属製品、(2)化学、(3)空運業、(4)電気・ガス業、(5)陸運業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)証券商品先物、(2)非鉄金属、(3)その他金融業、(4)不動産業、(5)銀行業。
■個別材料株
△パーソルHD <2181>
SMBC日興証券が目標株価3500円に増額。
△アウトソシン <2427>
レオスキャピタルが保有株を買い増し。
△富士紡HD <3104>
旧村上ファンド系のエフィッシモが大株主に浮上。
△クスリアオキ <3549>
いちよし経済研究所がフェアバリューを1万1000円に引き上げ。
△クレハ <4023>
東海東京調査センターが目標株価を1万0680円に引き上げ。
△イオンファン <4343>
「中間期営業利益は1割増益」との報道。
△キョーリン <4569>
過活動膀胱治療薬の製造販売承認を取得。
△日本オラクル <4716>
6-8月期(1Q)経常は11%増益で着地。
△オプトエレ <6664> [JQ]
12-8月期(3Q累計)経常は59%増益・通期計画を超過。
△アクリティブ <8423>
芙蓉リースがTOBで完全子会社化。
▼タカギセイコ <4242> [JQ]
上期経常を一転46%減益に下方修正、通期も減額。
▼スルガ銀 <8358>
日証金が21日付から貸借取引で注意喚起銘柄に。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アクリティブ <8423> 、(2)TATERU <1435> 、(3)田淵電 <6624> 、(4)イオンファン <4343> 、(5)シモジマ <7482> 、(6)カナデン <8081> 、(7)クリエート <5187> 、(8)尾家産 <7481> 、(9)メガチップス <6875> 、(10)ザ・パック <3950> 。
値下がり率上位10傑は(1)スルガ銀 <8358> 、(2)安川電 <6506> 、(3)ユーシン精機 <6482> 、(4)ナブテスコ <6268> 、(5)JBR <2453> 、(6)JXTG <5020> 、(7)島精機 <6222> 、(8)ミスミG <9962> 、(9)シンフォニア <6507> 、(10)カワタ <6292> 。
【大引け】
日経平均は前日比70.33円(0.29%)高の2万3940.26円。TOPIXは前日比18.42(1.02%)高の1822.44。出来高は概算で18億3554万株。東証1部の値上がり銘柄数は1777、値下がり銘柄数は291となった。日経ジャスダック平均は3816.38円(13.19円高)。
[2018年9月25日]
株探ニュース
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