久光薬が半月ぶり高値、主力の外用鎮痛消炎剤伸び１６年２月期は営業３３％増益を予想

　久光製薬<4530.T>が３日続伸し、約半月ぶりに年初来高値を更新した。
　前日取引終了後に発表した１６年２月期の連結業績は、売上高１６４３億円（前期比４．８％増）、営業利益２７４億円（同３３．５％増）を予想。ＦＤＡ（米国食品医薬品局）が承認した世界最小の経皮吸収型エストラジオール製剤など、重点商品の外用鎮痛消炎剤が伸び、増収で大幅営業増益を確保できるとみている。
　なお、１５年２月期連結決算は、売上高１５６７億４３００万円（前の期比４．１％増）、営業利益２０５億２７００万円（同７．３％増）だった。期末配当は前回予想の３７円５０銭から４２円５０銭に引き上げた。年間配当は８０円となり、前の期の７５円から５円の増配となる。

久光薬の株価は１３時１１分現在５２２０円（△２３５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）