決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … Ｓａｎｓａｎ、ＳＨＩＦＴ、東宝 (7月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ウイングアク <4432>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終利益は前年同期比27.0％増の18.3億円に伸び、通期計画の46億円に対する進捗率は39.9％に達し、3年平均の30.0％も上回った。

★No.2　ＳＨＩＦＴ <3697>
　23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の連結経常利益は前年同期比48.3％増の86.3億円に拡大し、通期計画の95億円に対する進捗率は90.9％に達し、5年平均の68.9％も上回った。

★No.3　ビーウィズ <9216>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比12.4％減の22.6億円になったが、24年5月期は前期比27.8％増の29億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4432> ウイングアク 　東Ｐ 　 +25.00 　　7/13　　　1Q　　　 33.70
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東Ｐ 　 +24.27 　　7/13　　　3Q　　　 48.31
<9216> ビーウィズ 　　東Ｐ 　 +14.76 　　7/13　本決算　　　 27.81
<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ 　 +13.19 　　7/13　　　1Q　　　148.61
<4439> 東名 　　　　　東Ｐ　　 +9.80 　　7/13　　　3Q　　 3454.29

<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ　　 +9.74 　　7/13　　　1Q　　　-19.67
<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +8.74 　　7/13　本決算　　　　3.53
<7730> マニー 　　　　東Ｐ　　 +6.90 　　7/13　　　3Q　　　　4.65
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +6.11 　　7/13　　上期　　　-17.23
<9602> 東宝 　　　　　東Ｐ　　 +4.68 　　7/13　　　1Q　　　 18.78

<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｐ　　 +3.06 　　7/13　本決算　　　　　－
<6432> 竹内製作所 　　東Ｐ　　 +2.31 　　7/13　　　1Q　　　 45.14
<9601> 松竹 　　　　　東Ｐ　　 +2.25 　　7/13　　　1Q　　　132.57
<9837> モリト 　　　　東Ｐ　　 +1.21 　　7/13　　上期　　　 19.69

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース