アミューズは続落、９月中間期は営業利益２８％増も利益確定売り先行

　アミューズ<4301.T>が続落。１３日の取引終了後に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算は、売上高２１０億７８００万円（前年同期比２７．６％増）、営業利益２５億７１００万円（同２７．６％増）、純利益は１６億７０００万円（同４０．３％増）と大幅増益だったが、株価は１１月６日に年初来高値３５２０円をつけて以降も高値圏で推移しており、材料出尽くし感からいったん利益確定の売りとなっているようだ。
　上期は、福山雅治やＰｅｒｆｕｍｅ、ｆｌｕｍｐｏｏｌのコンサートツアーやポルノグラフィティなどのスタジアムライブなど大型コンサートが寄与しイベント収入が増加したほか、それに伴うグッズ販売収入も増加。また、大ヒット映画の「永遠の０」や、福山雅治主演映画の「そして父になる」、佐藤健主演映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などのＤＶＤ販売収入も伸長し業績を押し上げたという。なお、１５年３月期通期業績予想は売上高３５４億５０００万円（前期比５．０％増）、営業利益３３億円（同９．５％減）、純利益２１億円（同４．８％減）の従来予想を据え置いている。

アミューズの株価は１０時１１分現在３２７５円（▼１６５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）