日化薬、今期経常を一転微増益に上方修正

　日本化薬 <4272> が10月30日大引け後(16:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の195億円→225億円(前期は224億円)に15.4％上方修正し、一転して0.1％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の84億円→110億円(前年同期は121億円)に31.0％上方修正し、減益率が30.6％減→9.2％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．第２四半期累計期間の業績予想　　売上高につきましては、機能化学品事業が堅調に推移したことにより前回予想数値を上回る見込みです。　営業利益につきましては、売上高の増加に加え販管費の節減により前回予想数値を上回る見込みです。経　常利益、四半期純利益につきましては、営業利益の増加に加え、為替の影響等により前回予想数値を上回　る見込みです。２．通期の業績予想　　売上高につきましては、年初予想に対して事業別に増減があるものの、前回予想数値となる見込みです。　営業利益につきましては、原価率の改善により前回予想数値を上回る見込みです。経常利益、当期純利益　につきましては、主に営業利益の増加により前回予想数値を上回る見込みです。※上記予想の内容は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しており今後の市況動向等により変動する可能性があります。