2,280円
大倉工業のニュース
日経平均株価
始値 23366.36
高値 23389.53(11:29)
安値 23244.93(10:07)
大引け 23292.65(前日比 -124.11 、 -0.53% )
売買高 12億0408万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9674億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、前場後半に戻り足みせるも後場売り直される
2.米国株最高値も上値重く、為替市場での円高が嫌気され主力輸出株中心に軟調
3.政情不安の香港はハンセン指数が強い動きで安心感、一方で国内政局に影も
4.機械、電機、自動車など景気敏感株が売られる一方、医薬品株に買いが入る
5.終盤に手仕舞い売りで日経平均は一段安、全体売買代金は2兆円台に届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは31ドル高と続伸し過去最高値を更新した。動画配信サービスを始めたディズニーが買われたほか、医療費を巡る規制の懸念後退でユナイテッドヘルスが上昇し指数を押し上げた。
東京市場では、米中協議の先行き不透明感などが重荷となり日経平均株価は利益確定売りに押された。ドル・円相場がやや円高に振れたことも手控えムードにつながった。
19日の東京市場は、下値では買いが入るものの総じて様子見ムード、後場終盤に手仕舞い売りが出て日経平均は前日上げた分を帳消しにする形で引けた。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに続伸し、連日で過去最高値を更新したが上値の重さが意識されたことや、外国為替市場で1ドル=108円台半ばまで円高方向に振れ、これが主力輸出株に逆風となった。香港の政情不安は香港ハンセン指数が強い動きを示していることで影響は限定的だったが、これに代わって「桜を見る会」への批判の高まりが国内政局につながるとしてネガティブ視する動きもあった。業種別では非鉄や機械、自動車、電機など景気敏感株が売られ、一方で医薬品株が買われ全体を支える形となった。日経平均は前場に急速に下げ渋る動きをみせたものの、後場売り直される展開で、東証1部の売買代金は2兆円に届かなかった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も下落。東京エレクトロン<8035>が軟調、太陽誘電<6976>が大きく下げたほか、SMC<6273>も売られた。Zホールディングス<4689>が値下がり率トップに売られ、曙ブレーキ工業<7238>、TOWA<6315>なども大幅安、サイバーエージェント<4751>の下げも目立った。
半面、任天堂<7974>がしっかり、武田薬品工業<4502>、小野薬品工業<4528>なども買いが優勢だった。エーザイ<4523>の上げ足も目立つ。資生堂<4911>、オリエンタルランド<4661>も堅調。日本通信<9424>がストップ高に買われる人気となり、澤藤電機<6901>、田辺三菱製薬<4508>、木村化工機<6378>も値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。オルトプラス<3672>も物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、第一三共 <4568> 、資生堂 <4911> 、大日本住友 <4506> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約30円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、信越化 <4063> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約80円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)不動産業、(3)その他金融業、(4)証券商品先物、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)ゴム製品、(3)鉱業、(4)機械、(5)電気機器。
■個別材料株
△日本調剤 <3341>
中小薬局3社を子会社化。
△ユーザーロカ <3984> [東証M]
東証1部指定が決定。
△SIG <4386> [東証2]
3.46%を上限に自社株買いを実施。
△田辺三菱 <4508>
三菱ケミHDがTOBで完全子会社化。
△トーソー <5956> [東証2]
7.49%を上限に自社株買いを実施。
△弁護士COM <6027> [東証M]
飲食店向け予約サービスなどを手掛けるトレタと業務提携。
△ピアズ <7066> [東証M]
eスポーツイベント企画運営受託事業を開始。
△アドヴァン <7463>
1.1%を上限に自社株買いを実施。
△栄電子 <7567> [JQ]
東証が信用規制解除。
△いであ <9768>
今期の期末一括配当を10円増額。
▼SMC <6273> 、安川電 <6506>
米中協議に米メディアがネガティブな見方。
▼太陽誘電 <6976>
SMBC日興証券が投資判断を「1→2」に格下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)日本通信 <9424> 、(2)沢藤電 <6901> 、(3)田辺三菱 <4508> 、(4)木村化 <6378> 、(5)阿波製紙 <3896> 、(6)オルトP <3672> 、(7)星光PMC <4963> 、(8)サニックス <4651> 、(9)三桜工 <6584> 、(10)大日本住友 <4506> 。
値下がり率上位10傑は(1)ZHD <4689> 、(2)ブレーキ <7238> 、(3)ランド <8918> 、(4)TOWA <6315> 、(5)北恵 <9872> 、(6)大倉工 <4221> 、(7)ファインデ <3649> 、(8)四国電 <9507> 、(9)太陽誘電 <6976> 、(10)トムソン <6480> 。
【大引け】
日経平均は前日比124.11円(0.53%)安の2万3292.65円。TOPIXは前日比3.99(0.23%)安の1696.73。出来高は概算で12億0408万株。東証1部の値上がり銘柄数は888、値下がり銘柄数は1163となった。日経ジャスダック平均は3593.03円(9.69円高)。
[2019年11月19日]
株探ニュース
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