9,098円
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■イメージM <7793> 1,351円 (+300円、+28.5%) ストップ高
イメージ・マジック <7793> [東証G]がストップ高。同社は14日取引終了後、23年12月期第1四半期(5-7月)の単独決算を発表。今期から決算期を変更したため前年同期との単純比較はできないが、営業利益は1億6400万円となり、通期計画の7200万円を超過していることが好感されたようだ。売上高は15億8400万円となった。自社ECサイトの「オリジナルプリント.jp」が好調に推移したほか、オンデマンド転写プリンター「Trans Jet」の消耗品の売り上げが大幅に増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■エコナビスタ <5585> 2,566円 (+410円、+19.0%)
エコナビスタ <5585> [東証G]が3日ぶり急反騰。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年11月-23年7月)単独決算が売上高9億8700万円、営業利益4億2300万円、純利益2億8600万円となり、前年は四半期決算を開示していないため前年同期との比較はないものの、通期予想の営業利益を上回って着地したことが好感された。主力のSaaS型見守りシステム「ライフリズムナビ」の受注が好調だった。また、受託研究開発事業で「ライフリズムナビ+HOME」の受託開発案件も増加した。なお、23年10月期通期業績予想は、売上高10億6500万円(前期比19.2%増)、営業利益3億8500万円(同27.2%増)、純利益2億6000万円(同31.4%増)の従来見通しを据え置いている。
■イントループ <9556> 6,820円 (+1,000円、+17.2%) ストップ高
INTLOOP <9556> [東証G]がストップ高。14日の取引終了後に発表した24年7月期単独業績予想で、売上高233億8200万円(前期比31.2%増)、営業利益16億300万円(同45.0%増)、純利益10億7000万円(同34.8%増)と大幅増収増益を見込むことが好感された。プロフェッショナル人材ソリューションサービス、コンサルティングサービスで稼働人員の増加を見込む。なお、23年7月期決算は、売上高178億2300万円(前の期比35.8%増)、営業利益11億500万円(同39.4%増)、純利益7億9400万円(同53.6%増)だった。同時に、システム開発やIT人材サービス会社を傘下に持つディクスホールディングス(東京都港区)の株式の58.3%を9月29日の予定で取得し子会社化すると発表したことも好材料視された。グループの相互送客に加えて、アップストリームからダウンストリームにおける戦略的なケイパビリティを形成することで、付加価値の高い事業運営基盤の構築を図ることが狙い。なお、24年7月期業績予想には織り込み済みとしている。
■DVx <3079> 1,028円 (+123円、+13.6%) 一時ストップ高
ディーブイエックス <3079> [東証S]が5日続急騰、一時ストップ高となった。14日の取引終了後、24年3月期の配当予想を期末一括30円から50円(前期30円)へ増額修正した。DOE(株主資本配当率)5.0%以上をメドとする配当方針を新たに採用したことが要因としている。
■アシロ <7378> 900円 (+100円、+12.5%)
アシロ <7378> [東証G]が急反騰。14日の取引終了後に23年10月期第3四半期累計(22年11月-23年7月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比72.7%減の7700万円と大幅な減益となったが、通期の計画を上回って着地しており、手掛かり視されたようだ。売上収益は同47.2%増の23億3800万円だった。リーガルメディアや派生メディアの高成長が継続した。半面、積極的な投資の推進が利益を圧迫する要因となった。
■エニーカラー <5032> 3,875円 (+420円、+12.2%)
東証プライムの上昇率トップ。ANYCOLOR <5032> [東証P]が3日ぶり急反騰。14日の取引終了後に5-7月期(第1四半期)決算を発表。売上高が前年同期比50.9%増の89億4700万円、営業利益が同90.5%増の40億4300万円と大幅増収増益で着地しており、これを好感した買いが集まった。Vチューバーグループ「にじさんじ」の所属Vチューバー数が増加。にじさんじオフィシャルストアなどのサービスを利用する際に必要なID数も大きく伸びた。通期の増収増益見通しに変更はない。
■T-BASE <3415> 338円 (+33円、+10.8%)
東証プライムの上昇率3位。TOKYO BASE <3415> [東証P]が3日続急騰。14日の取引終了後、24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結決算を発表し、営業損益は3億1600万円の黒字(前年同期は1500万円の赤字)となった。直近3ヵ月の5-7月期でも営業黒字を確保しており、業況の回復基調を好感した投資家の買いが集まったようだ。売上高は前年同期比8.6%増の96億5600万円だった。コロナ禍を経て人流が回復し、インバウンド客数が増加するなかにあって、国内では衣料品店の「A+ TOKYO」や「THE TOKYO」が伸長した。一方、中国市場は経済市況の悪化や品ぞろえの鮮度を欠いたことなどを背景に苦戦したという。
■サンバイオ <4592> 705円 (+58円、+9.0%)
サンバイオ <4592> [東証G]が急反発。14日の取引終了後に24年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結決算を発表。最終損益は17億8700万円の赤字となった。前年同期(21億5400万円の赤字)から赤字幅は縮小。これまでの計画(23億4400万円の赤字)に対しても赤字幅を縮めており、株価を支援する材料となったようだ。営業損益は30億8400万円の赤字(前年同期は46億2100万円の赤字)となった。計画(23億9800万円の赤字)に対しては、営業赤字幅は拡大した。米国子会社で人員削減など合理化に伴う費用が発生。再生細胞薬「SB623」の慢性期外傷性脳損傷プログラムの承認取得に向けた製造関連の費用もかさんだ。半面、円安の進行で子会社に対する貸付金や関連する債権で為替差益が発生。新株予約権戻入益の計上などもあって、最終赤字幅の縮小に寄与した。
■豊田織 <6201> 12,430円 (+930円、+8.1%)
東証プライムの上昇率5位。豊田自動織機 <6201> [東証P]が5日続急伸。14日の取引時間中にアイシン <7259> [東証P]が中期経営計画を公表し、政策保有株式をゼロにする目標を掲げた。トヨタ自動車 <7203> [東証P]を主要取引先とする大手サプライヤーの大胆な決断に対し、株式市場はポジティブサプライズと受け止めた。資本効率の向上につながる施策を、他のトヨタ関連の企業も強化するとの思惑が続き、豊田織への買いを誘発した。デンソー <6902> [東証P]も買われ、ジェイテクト <6473> [東証P]、豊田通商 <8015> [東証P]が堅調推移。フタバ産業 <7241> [東証P]、愛三工業 <7283> [東証P]も高かった。
■カバー <5253> 2,732円 (+188円、+7.4%)
カバー <5253> [東証G]が続急伸。14日の取引終了後にANYCOLOR <5032> [東証P]が第1四半期(5-7月)決算を発表。営業利益が40億4300万円(前年同期比90.5%増)と大幅増益となっており、同業であるエニーカラーの好決算が刺激材料となったようだ。
■クロスフォー <7810> 222円 (+14円、+6.7%)
クロスフォー <7810> [東証S]が4日ぶり急反発。14日の取引終了後に発表した24年7月期連結業績予想で、営業利益5000万円(前期2億300万円の赤字)と黒字転換を見込むことが好感された。売上高は34億円(前期比13.1%増)を見込む。国内市場は行動制限の撤廃や雇用者所得の改善などにより消費者マインドが向上しつつあることに加えて、海外事業へ重点的に経営リソースを投入することで売上高の拡大を見込んでいる。
■ニーズウェル <3992> 726円 (+45円、+6.6%)
東証プライムの上昇率10位。ニーズウェル <3992> [東証P]が3日ぶり急反発。14日の取引終了後、23年9月期の連結業績予想を見直したと発表した。最終利益の見通しは従来の6億7900万円から7億4800万円に引き上げており、好感されたようだ。売上高の見通しは90億5900万円で据え置いた。ITアウトソーシングビジネスの拡大で収益性が向上したことなどを背景に、利益が想定を上回る見込みとなった。同社は今期から連結決算に移行している。
■B&P <7804> 1,555円 (+79円、+5.4%)
ビーアンドピー <7804> [東証S]が4日続急伸。14日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を1万5000株(発行済み株数の0.65%)、または2400万円としており、取得期間は9月15日から来年1月31日まで。譲渡制限付株式報酬として、取締役及び執行役員に対して交付する譲渡制限付株式に充当するためとしている。
■DDグループ <3073> 1,755円 (+88円、+5.3%)
DDグループ <3073> [東証P]が続急伸。同社は14日取引終了後、8月度の月次売上高を公表。既存店売上高は前年同月比43.2%増となり、伸び率が7月度の29.4%から拡大したことが好感されたようだ。既存店の客数が同30.4%増となったほか、客単価が同9.8%増となったことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同38.1%増となった。
■Pアンチエイ <4934> 1,208円 (+61円、+5.3%)
プレミアアンチエイジング <4934> [東証G]が3日ぶり急反発。同社は14日取引終了後、24年7月期通期の連結業績予想を公表。営業損益の見通しを1億円の黒字(前期は6億1100万円の赤字)としていることが評価材料となったようだ。売上高は前期比1.5%減の260億円となる見通し。主力の「デュオ」ブランドについて、クレンジングカテゴリーの売り上げナンバーワンの地位を維持するとともに、新規顧客向けには美容家・インフルエンサー施策の強化や定期顧客向けのさまざまな施策展開、既存顧客向けには継続率向上施策の刷新などを通じて売り上げの反転を目指すとしている。また、4ヵ年の中期経営計画「2024-2027 +Beyond」もあわせて発表。27年7月期の数値目標として連結売上高400億円を掲げている。
■ビジョナル <4194> 7,700円 (+380円、+5.2%)
ビジョナル <4194> [東証G]が続急伸。14日の取引終了後に24年7月期業績予想を発表。売上高を前期比18.0%増の664億円、営業利益を同21.0%増の160億円としており、前期に続き成長路線を継続する見通しを示したことが好感された。企業のプロフェッショナル人材に対する需要の高まりを背景に、主力のビズリーチ事業が拡大すると予想。人事・採用支援システムを手掛けるHRMOS事業も大きく伸びると見込む。同時に発表した23年7月期決算は、売上高が前の期比28.0%増の562億7300万円、営業利益が同59.7%増の132億2500万円だった。あわせて、東証プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行う方針を明らかにした。今年中に申請を行うことを目標とするという。
■アイシン <7259> 5,729円 (+277円、+5.1%)
アイシン <7259> [東証P]が4日続急伸。14日の取引時間中に、中期経営計画の策定を発表。26年3月期までの経営目標を示すとともに、バッテリー式電気自動車(BEV)など成長領域への事業シフトの一環として、部品点数の大幅な削減につながる新技術「ギガキャスト」を導入することを明らかにした。更に、成長投資の資金を確保するため、将来的に政策保有株式をゼロとする方針を明示した。資本効率の向上に向けた取り組みへの評価も相まって、15日も幅広い投資家の資金の流入が継続した。ギガキャストはテスラ
■アクシージア <4936> 1,207円 (+48円、+4.1%)
アクシージア <4936> [東証P]が大幅反発。14日の取引終了後、23年7月期の連結決算とともに、24年7月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比22.9%増の16億3500万円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する計画を示したほか、年間配当予想は同6円増配の20円を予定しており、これらを好感した買いが集まった。今期の売上高は同14.6%増の130億円となる見通し。化粧品の製造・販売を手掛ける同社は、中国のEC事業の拡大を軸としつつ、中国以外の地域への展開を強化する方針。売上高広告宣伝費率については23%前後まで引き上げるなど投資を強化する一方で、原価低減も進め収益性の向上につなげる。また、同社は26年7月期に売上高175億円、営業利益33億5000万円(24年7月期見通しは24億円)に伸ばす目標も掲げた。
■UACJ <5741> 3,265円 (+115円、+3.7%)
UACJ <5741> [東証P]が大幅続伸。そのほか、DOWAホールディングス <5714> [東証P]、三菱マテリアル <5711> [東証P]など非鉄株が堅調に推移した。14日のロンドン金属取引所(LME)で銅相場は中国での景気刺激策による効果への期待を背景に上昇。更に15日に発表された8月の中国鉱工業生産指数や小売売上高は堅調な内容となり、足もとで中国経済の減速懸念が後退しつつある。非鉄株に対しては、銅相場の更なる回復による業績への好影響を期待した買いが入ったようだ。
■東エレク <8035> 21,895円 (+660円、+3.1%)
東京エレクトロン <8035> [東証P]が大幅続伸。そのほか、レーザーテック <6920> [東証P]、SCREENホールディングス <7735> [東証P]といった 半導体関連株が堅調となった。前日14日の米ナスダック市場にソフトバンクグループ <9984> 傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス
※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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